10人のハル相手に劇的逆転勝利のスパーズが2試合ぶりの白星《プレミアリーグ》
2014.11.24 03:13 Mon
▽プレミアリーグ第12節のハル・シティvsトッテナムが23日にKCスタジアムで開催され、トッテナムが2-1で逆転勝利を収めた。
▽ここ最近、立ち上がりに問題を抱えるトッテナムはこの試合でもその悪癖を見せてしまう。開始直後から緩いプレーに終始したチームは8分、DFファシオの中途半端なクリアをボックス手前のリバモアに拾われると、R・メーソンの寄せが甘くなり、ゴール左隅にミドルシュートを決められた。
▽昨シーズンまで在籍したリバモアにキツい恩返し弾を決められたトッテナムは、すぐさま反撃を開始する。だが、先制して勢い付くハル・シティのアグレッシブなプレスに苦しみ、なかなか攻撃の形を見いだせない。15分には左サイドからドリブルで切り込んだケインが強烈なミドルシュートを放つが、ここは相手GKマクレガーの冷静なセーブに阻まれた。
▽前半終盤にかけては、両サイドバックの攻め上がりとエリクセンの創造性を軸にトッテナムが攻め込む時間が続いたが、相手ゴールをこじ開けるまでには至らず。前半はホームのハル・シティの1点リードで終了した。
▽迎えた後半、1点のビハインドを追うトッテナムはウィークポイントとなっていたうえ、1枚カードをもらっていたE・ダイアーを下げてキリケシュを投入する。ハーフタイムにポチェッティーノ監督から激しい檄が飛んだのか、後半立ち上がりはアグレッシブなプレーを見せた。
▽試合展開に大きな影響を及ぼすアクシデントが起きたのは50分。競り合いで倒されたガストン・ラミレスが近くにいた関係のないヴェルトンゲンを無意味に蹴り上げた。この暴力行為に対して、主審はレッドカードを掲示した。
▽相手の退場で数的優位を手にしたトッテナムは、ここから怒涛の猛攻を仕掛ける。すると61分に同点ゴールが生まれる。ボックス手前中央でソルダードが得たFKをエリクセンが右足で直接狙う。美しい弧を描いたボールは左ポストとGKマクレガーの身体に当たってゴール前にこぼれると、これをケインが落ち着いて流し込んだ。
▽一気に逆転といきたいトッテナムは、66分にキリケシュのグラウンダーのクロスにソルダード、68分にレノンの絶妙な右クロスをファーサイドで待つケインが頭で合わせるが、いずれのシュートも枠に飛ばせない。その直後にはR・メイソンが枠を捉えた強烈なミドルシュートを放つが、今度は相手GKの好セーブに阻まれ、なかなか2点目を奪うことができない。
▽一方、防戦一方の展開が続くハル・シティは攻撃の枚数を削り、守備的MFのメイラーやDFローゼナイアーを投入し、何とか勝ち点1を死守しようと奮闘する。
▽79分に最後の交代カードであるパウリーニョをピッチに送り込んだトッテナムだったが、自陣ボックス内に堅牢な守備ブロックを構築する相手の守備をこじ開けることができない。しかし、引き分けで終了と思われた試合終了間際で逆転に成功する。
▽90分、ボックス手前でケインからパスを受けたエリクセンが狙い済ましたミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。10人のハル・シティ相手に劇的逆転勝利を掴んだトッテナムが、2試合ぶりの白星を挙げた。
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▽トッテナムは直近にホワイト・ハート・レーンで行われたストーク・シティ戦に敗れ、12位に転落。すでに4敗を喫するなど、ホームでの苦戦が続く。インターナショナルブレーク明けとなる今節は、ホームに比べて戦績の良いアウェイゲームで15位のハル・シティと対戦した。▽代表戦の疲労を抱える選手や負傷者の多いチームは、キャプテンのカブールやローズ、シャドリ、アデバヨールが先発を外れた。代わってB・デイビスやデンベレ、ソルダードなど控えメンバーが揃ってスタメンでプレーした。▽昨シーズンまで在籍したリバモアにキツい恩返し弾を決められたトッテナムは、すぐさま反撃を開始する。だが、先制して勢い付くハル・シティのアグレッシブなプレスに苦しみ、なかなか攻撃の形を見いだせない。15分には左サイドからドリブルで切り込んだケインが強烈なミドルシュートを放つが、ここは相手GKマクレガーの冷静なセーブに阻まれた。
▽攻撃でリズムをつくれないトッテナムは、守備でも後手を踏む場面が目立つ。20分にはイェラビッチの右クロスをブレイディーに、直後の21分にはゴール前で味方のシュートのこぼれ球に詰めたベン・アルファに決定的なシュートを打たれるが、ここは相手のシュートミスなどに救われた。
▽前半終盤にかけては、両サイドバックの攻め上がりとエリクセンの創造性を軸にトッテナムが攻め込む時間が続いたが、相手ゴールをこじ開けるまでには至らず。前半はホームのハル・シティの1点リードで終了した。
▽迎えた後半、1点のビハインドを追うトッテナムはウィークポイントとなっていたうえ、1枚カードをもらっていたE・ダイアーを下げてキリケシュを投入する。ハーフタイムにポチェッティーノ監督から激しい檄が飛んだのか、後半立ち上がりはアグレッシブなプレーを見せた。
▽試合展開に大きな影響を及ぼすアクシデントが起きたのは50分。競り合いで倒されたガストン・ラミレスが近くにいた関係のないヴェルトンゲンを無意味に蹴り上げた。この暴力行為に対して、主審はレッドカードを掲示した。
▽相手の退場で数的優位を手にしたトッテナムは、ここから怒涛の猛攻を仕掛ける。すると61分に同点ゴールが生まれる。ボックス手前中央でソルダードが得たFKをエリクセンが右足で直接狙う。美しい弧を描いたボールは左ポストとGKマクレガーの身体に当たってゴール前にこぼれると、これをケインが落ち着いて流し込んだ。
▽一気に逆転といきたいトッテナムは、66分にキリケシュのグラウンダーのクロスにソルダード、68分にレノンの絶妙な右クロスをファーサイドで待つケインが頭で合わせるが、いずれのシュートも枠に飛ばせない。その直後にはR・メイソンが枠を捉えた強烈なミドルシュートを放つが、今度は相手GKの好セーブに阻まれ、なかなか2点目を奪うことができない。
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▽79分に最後の交代カードであるパウリーニョをピッチに送り込んだトッテナムだったが、自陣ボックス内に堅牢な守備ブロックを構築する相手の守備をこじ開けることができない。しかし、引き分けで終了と思われた試合終了間際で逆転に成功する。
▽90分、ボックス手前でケインからパスを受けたエリクセンが狙い済ましたミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。10人のハル・シティ相手に劇的逆転勝利を掴んだトッテナムが、2試合ぶりの白星を挙げた。
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レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(23)は、1月の移籍市場でプレミアリーグクラブの補強候補として考えられているようだ。 ソシエダの攻撃を今シーズンも牽引している久保。ラ・リーガでは13試合に出場し3ゴールを記録。ヨーロッパリーグ(EL)でも3試合でプレーしている。 一方で、イマノル・アルグアシル監督が率いるソシエダは今シーズンは不調を極めている状況。なかなか結果がついてこない。 その久保に対し、イギリス『フットボール・ロンドン』があるクラブの補強候補の筆頭だと報道。それは、アンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムだ。 トッテナムは今シーズンのプレミアリーグでここまで5勝1分け5敗の10位。直近の公式戦は連敗中であり、台所事情も厳しい。 トッテナムが最も求めているとされるのが右のウインガー。その候補として久保が挙げられ、久保が完全に解決するとしている。 ウインガーはFWウィルソン・オドベールが負傷中。ソン・フンミン、ティモ・ヴェルナー、マイキー・ムーア、ブレナン・ジョンソン、デヤン・クルゼフスキがウイングのポジションでプレーが可能。ただ、どの選手も決め手にかけるという。 一方で、久保は問題視されていること全てを解決するとのこと。久保が持っているスピードと、ドリブルの能力、そして個で打開できる力、献身的な守備とポステコグルー監督の求める力を持ち合わせている。 何か具体的な動きはここまではないものの、プレミアリーグでトップを争いたいのであれば、久保クラスの大きな契約を結ぶ必要があるとの見方が強く、1月にも獲得を狙いたいと伝えられている。 2024.11.19 20:37 Tue4
シティが要塞エティハドでスパーズに4失点惨敗…ホームではPL36戦、公式戦52戦ぶり黒星で泥沼5連敗【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第12節、マンチェスター・シティvsトッテナムが23日にエティハド・スタジアムで行われ、アウェイのトッテナムが0-4で圧勝した。 インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節のブライトン戦で1-2の逆転負けを喫し、グアルディオラの監督キャリア初の公式戦4連敗を喫した2位のシティ。来週末には首位のリバプールとの頂上決戦を控えるなか、EFLカップでの公式戦初黒星で連敗のきっかけとなった因縁の相手にバウンスバックの白星を狙った。ブライトン戦からは先発3人を変更。負傷でメンバー外のコバチッチ、シンプソン=ピュゼー、マテウス・ヌネスに代えてアカンジ、ストーンズ、ベルナルド・シウバを起用した。 対する10位のトッテナムは前節イプスウィッチ相手の逆転負けによって公式戦連敗中。格下相手に今季2度目のリーグ初白星を献上するなどの痛い取りこぼしとなった。度重なる負傷者に加え、人種差別発言で7試合の出場停止を科されたベンタンクールを欠く苦しい台所事情のなかで苦手アウェイで勝ち点奪取を狙った。前節からは先発3人を変更し、負傷のロメロとサスペンションのベンタンクール代役にベン・デイビス、ビスマを起用したほか、ブレナン・ジョンソンに代えて28歳のバースデーを迎えたマディソンが起用された。 試合前にロドリのバロンドール授賞を祝う盛大なセレモニーも実施されたなか、立ち上がりからハイインテンシティの攻防が繰り広げられていく。 共に[4-2-3-1]の布陣で臨んだものの、トップ下のベルナルド・シウバやリコ・ルイス、ギュンドアンの2セントラルMFを軸にずれを生み出すホームチームは、サイドバックの背後を使いながら、うまくボックス内でフリーとなったハーランドが続けて際どいシュートを浴びせかけていく。11分にはDFと入れ替わったサヴィオのお膳立てからゴール前のハーランドが左足シュートを枠の左へ飛ばすが、ここもGKヴィカーリオの足を使ったビッグセーブに阻まれる。 一方、防戦一方の序盤をなんとか耐えたトッテナムはファーストチャンスをものの見事に先制点に繋げる。13分、ドラグシンからのフィードを右サイドで収めたクルゼフスキが内側へ運びながら左足インスウィングの絶妙なクロスを供給。長い距離を懸命にスプリントしてゴール前にフリーで飛び込んだマディソンが左足ダイレクトで合わせ、バースデーゴールとした。 この先制点によってスパーズが俄然勢いを出すと、18分にはソン・フンミンがボックス手前左からファーポストを狙ったシュートで2点目に迫る。これはGKエデルソンの好守に阻まれたが、直後の20分にはDFグヴァルディオルの軽率な中央への横パスをペナルティアーク付近で奪ったマディソンがソン・フンミンとのパス交換でゴール左へ抜け出し、窮屈な体勢ながらも左足チップキックでエデルソンとの駆け引きを制した。 よりダメージがあるミス絡みの失点でまさかの2点ビハインドとなったシティは、前半のうちに点差を縮めるべくギアを上げて攻勢を強めていく。序盤同様にフォーデンやハーランドにチャンスが巡ってくるが、連敗中の重圧もあるのか、最後の局面で精度を欠く。 前半半ばから終盤にかけてはシティが完全に押し込む展開を作り出すが、トッテナムも序盤のように守り一辺倒とはならず。要所でボールを奪いに行くアグレッシブな守備から相手を引っくり返すと、しっかりと人数をかけた攻めで際どいシーンを作り出した。 結局、アウェイチームの2点リードで折り返した試合。シティはストーンズを下げてハーフタイム明けにアケを投入した。 後半の立ち上がりは拮抗した状況が続くが、先手を奪ったのはアウェイチーム。53分、自陣中央で見事にプレス回避したクルゼフスキがソン・フンミンとのパス交換で左のスペースへ抜け出す。逆サイドで待つソランケへの折り返しはやや流れたがボックス右で収めてマイナスに落とすと、走り込んだペドロ・ポロが強烈な右足シュートをゴール左隅へ蹴り込んだ。 出ばなをくじかれる3失点目となったシティだが、60分にはビッグチャンス。ボックス右で一瞬フリーとなったハーランドが左足を振るが、これはクロスバーを掠めた。 このピンチを凌いだアウェイチームはソン・フンミンを下げてブレナン・ジョンソンを投入。66分には鮮やかなロングカウンターから4点目に迫るが、ボックス右で仕掛けたクルゼフスキのゴール至近距離からの左足シュートはGKエデルソンのビッグセーブに阻まれた。 守護神のビッグプレーでなんとか勝ち点の可能性を残したシティは残り20分を切ってデ・ブライネ、グリーリッシュの切り札2枚を同時投入。よりリスクを冒して前に出ると、ボックス内で再三の決定機を創出。しかし、ハーランドやフォーデンらのシュートはGKヴィカーリオの好守に阻まれ続けた。 一方、最終盤にスペンス、ベリヴァル、ヴェルナーの投入で逃げ切りを図ったトッテナムは後半アディショナルタイムの93分にはグリーリッシュの軽率な横パスをかっさらったショートカウンターから左サイドを突破したヴェルナーの完璧な折り返しを、ブレナン・ジョンソンが押し込んでトドメの4点目まで奪ってみせた。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、トッテナムに惨敗したシティはホームでのプレミアリーグ36戦ぶり、公式戦では52試合ぶりとなる黒星を喫し、泥沼の公式戦5連敗となった。 マンチェスター・シティ 0-4 トッテナム 【トッテナム】 ジェームズ・マディソン(前13、前20) ペドロ・ポロ(後8) ブレナン・ジョンソン(後48) <span class="paragraph-title">【動画】マディソンが28歳バースデーを祝う2ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">28歳の誕生日<br>最高のプレゼントは<br>右サイドからの完璧なクロス<br>マディソンのゴールでトッテナムが先制!<br><br>プレミアリーグ 第12節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/aDuAPMvGnk">pic.twitter.com/aDuAPMvGnk</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860381471115973097?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">最高な28歳の始まり<br>またもマディソンが<br>バーズデイゴール<br><br>トッテナムが開始20分で<br>2点をリード<br><br>プレミアリーグ 第12節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/LE8iTZpeGH">pic.twitter.com/LE8iTZpeGH</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860384097677475871?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.24 04:35 Sun5