長谷部が帰国 代表での「居場所」探す

2014.11.10 10:20 Mon
前主将が居場所を求めて、一番乗りで戻ってきた。日本代表に復帰したMF長谷部誠(30=フランクフルト)が9日、帰国した。招集された海外組9人の中で唯一の前日入り。長谷部は「(来年1月開幕の)アジア杯どうこうよりも、このチームで自分の居場所を獲得しないといけない。先のことよりも今」。2カ月ぶりに代表復帰を果たしたとはいえ、危機感を募らせた。

アギーレジャパン初陣となった9月の札幌合宿では、古傷の左膝を悪化させ途中離脱した。「あの時はしっかりした状況じゃなかった。中途半端なまま続けていたら、チーム(フランクフルト)での立場も代表での立場も両方失っていた可能性があった」。10月には招集を見送られ、ここまでの4試合出場ゼロ。9月以来の代表の場に、前主将とはいえ安住の地がないことは十分に自覚している。

「代表は常に競争がある。厳しい競争で日本サッカーを押し上げる。その中で、ポジションをつかみたい」。起用となれば4-3-3の中盤3つの位置で可能性がある。ここまでの4試合はしっかりと映像で確認。「柔軟性があるなと。戦う相手に対して自分たちの戦い方を少し変えたり。自分が入ったら違う色が出せるのを見せたい」と目の色を変えた。

後半45分までほぼフル出場し0-4の完敗を喫した8日のBミュンヘン戦後、わずか2時間半後に日本行きの便に乗り込んだのは、CM出演する航空会社に搭乗するためだけではない。誰よりも早く切り替え、再出発する。【栗田成芳】

提供:日刊スポーツ

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