【東本コラム】マグパイズの「鉄の信頼と結束」
2014.10.30 19:33 Thu
▽リーグカップ(キャプタル・ワン・カップ)4回戦最大の番狂わせは、直近の両チーム状態が如実に反映された形になったと言える。敗れたホームのマンチェスター・シティーは、チャンピオンズリーグのCSKAモスクワ戦で2点のリードを追いつかれ、続くウェスト・ハム戦はアウェイで力負けを喫していた。方やニューカッスルは、2戦前(対レスター)でようやく今シーズンの初勝利を上げた勢いをかって、アウェイのスパーズ戦を逆転で制して一時的にせよ「重圧」から解放され、ある意味で怖いもの知らず状態に入っていたようだ。「重圧」とは、イングランドきってのうるさい(つまり、熱意のある)サポーターが間断なく叫ぶ「監督アラン・パーデュー解任要求」。これには、新加入でオランダ代表のダリル・ヤンマートですら「我々は監督を信じている」と述べるほどに、マグパイズ(ニューカッスルの通称)のプレーヤーたちはパーデューの苦境を気遣い、責任を感じていた。
▽おそらくは、そんなプレーヤーたちの思いが良き化学反応を起こしたのだろう。パーデューは自軍の潜在能力を信じるがごとく、このシティー戦に事実上の“二軍”を送り出した。試合後の会見で明かしたように「次戦、ホームのリヴァプール戦を見据えて主力の大半を休ませることにした」のだ。果たして意気に感じた“彼ら”は予想以上に奮闘、ボスの信頼と期待に応えてみせた。その象徴が、実に2年と2カ月ぶりに故障が癒えてピッチに戻ってきたベテラン、ライアン・テイラーだ。「復活のゲームがずっと勝てないできたエティハドでの快勝なんて、まるで夢を見ているようだ」と感激するテイラーを、監督も当然「すばらしいの一言」と褒め称え、先発してジョヴェティッチのシュートを見事に阻む活躍をした第二キーパーのロブ・エリオットも「ある意味でライアンのための試合でライアンが創った勝利。ファンも納得してくれたはずだ」と目を潤ませた。事実、これがデビュー戦のローランド・アーロンズの先制ゴールは、テイラーのアシストから生まれている。
▽無論「復活マグパイズ」の真価が問われるのはこれから。“狙いすました”リヴァプール戦の結果次第では再びパーデューのプレッシャーがぶり返すのは必至。直後にカードが決まったリーグカップ準々決勝では、リベンジに燃えるスパーズの本拠地を再び訪れることになった。が、これで“不屈の団結と献身”の成果を噛みしめたキャプテン、コロッチーニ以下のプレーヤーたちがさらに燃えないわけがない。短気に声を荒げるサポーターたちも内心ではわかっている。この数年間、ニューカッスル飛躍の象徴となったアンディー・キャロル、あわやチャンピオンズ入りの夢を見させた大躍進のコアだったヨーアン・カバイェを漸次失ってきた重大なセットバックを。うんざりするほどのサポーターバッシングにもめげずに首を上げ、「自分のやっていることはわかっている。絶対にファンをがっかりさせない」と不敵な笑みを絶やさないパーデューの、鋼のハートと負けん気を。実際、マグパイズの監督をやるのは大変なことなのだ。今も、オーナーのマイク・アシュリーがなんとスコットランドはレインジャーズの“買収”問題で矢面に立たされているように。
▽もちろん、シティーの監督だって楽じゃない。これだけ湯水のごとくカネにあかせて作ってもらったチームで優勝できないでは済まされない。しかもそのせいで、「ごく一部の」自前のサポーターを除けばほぼ全国的な「アンチ」の対象にされる宿命・・・・。実は筆者も、いまだにマヌエル・ペジェグリーニの“構想”がよくわからないでいて、ヤヤやシルヴァ、アグエロらの個人の優れた能力でもっている印象ばかりが先立ってしまう。大勝したかと思えば、ちぐはぐな攻守で痛い星を落とす。ただ、このところジェイムズ・ミルナーが思いのほか重用されている事実は好ましい。こういう質実剛健タイプが、スター軍団で貴重なアクセント役となっているのは、スコアにとらわれずゲームをじっくり観る人ならすぐに気づくはず。フットボールの醍醐味は目立つカッコ良さなどよりもずっと、連携の機微にある。目端の利いたディフェンスワークには必ず即座に拍手が起きる所以だ。シティーの今後の課題はプレーヤーたち自身の「チームを信じる」メンタリティーの再確認だろう。
▽そして彼らが次に迎え撃つのは宿敵ユナイテッド、さらに後味の悪い思いをさせられたCSKAと続く。現状での実力比較ではともに有利だが、ここに限っては彼らもホームで戦うプレッシャーを逆に感じているかもしれない。どちらも“暗転”した日にはそれこそ事件、いや、ほぼクライシス? 特にユナイテッド戦は壮絶なねじり合いになりそうだが、カギは開幕以来、どうしてもタガの引き締まらないユナイテッドのディフェンスがどれほど“向上”しているか。劇的(?)にタイスコアで終結したチェルシー戦も“そこ”さえ改善されていれば勝っていただろう。あえて言えば、攻守の要、新戦力ブリントが“ユナイテッド流”に慣れてきた(周囲との息の合い方)分のプラスは感じないでもないが・・・・。もう一つ、個人的な関心として、「ぼくを忘れないで」と猛アピール中のジェイムズ・ウィルソンと復帰したキャリックを、ファン・ハールがこの大一番でどんな使い方をするかにも注目している。ニューカッスルは“その手”でシティーに一泡吹かせたのだから。
【東本 貢司(ひがしもと こうじ)】 1953年大阪府生まれ 青春期をイングランド、バースのパブリックスクールで送る。作家、翻訳家、コメンテイター。勝ち負け度外視、ひたすらフットボール(と音楽とミステリー)への熱いハートにこだわる。
▽おそらくは、そんなプレーヤーたちの思いが良き化学反応を起こしたのだろう。パーデューは自軍の潜在能力を信じるがごとく、このシティー戦に事実上の“二軍”を送り出した。試合後の会見で明かしたように「次戦、ホームのリヴァプール戦を見据えて主力の大半を休ませることにした」のだ。果たして意気に感じた“彼ら”は予想以上に奮闘、ボスの信頼と期待に応えてみせた。その象徴が、実に2年と2カ月ぶりに故障が癒えてピッチに戻ってきたベテラン、ライアン・テイラーだ。「復活のゲームがずっと勝てないできたエティハドでの快勝なんて、まるで夢を見ているようだ」と感激するテイラーを、監督も当然「すばらしいの一言」と褒め称え、先発してジョヴェティッチのシュートを見事に阻む活躍をした第二キーパーのロブ・エリオットも「ある意味でライアンのための試合でライアンが創った勝利。ファンも納得してくれたはずだ」と目を潤ませた。事実、これがデビュー戦のローランド・アーロンズの先制ゴールは、テイラーのアシストから生まれている。
▽無論「復活マグパイズ」の真価が問われるのはこれから。“狙いすました”リヴァプール戦の結果次第では再びパーデューのプレッシャーがぶり返すのは必至。直後にカードが決まったリーグカップ準々決勝では、リベンジに燃えるスパーズの本拠地を再び訪れることになった。が、これで“不屈の団結と献身”の成果を噛みしめたキャプテン、コロッチーニ以下のプレーヤーたちがさらに燃えないわけがない。短気に声を荒げるサポーターたちも内心ではわかっている。この数年間、ニューカッスル飛躍の象徴となったアンディー・キャロル、あわやチャンピオンズ入りの夢を見させた大躍進のコアだったヨーアン・カバイェを漸次失ってきた重大なセットバックを。うんざりするほどのサポーターバッシングにもめげずに首を上げ、「自分のやっていることはわかっている。絶対にファンをがっかりさせない」と不敵な笑みを絶やさないパーデューの、鋼のハートと負けん気を。実際、マグパイズの監督をやるのは大変なことなのだ。今も、オーナーのマイク・アシュリーがなんとスコットランドはレインジャーズの“買収”問題で矢面に立たされているように。
▽そして彼らが次に迎え撃つのは宿敵ユナイテッド、さらに後味の悪い思いをさせられたCSKAと続く。現状での実力比較ではともに有利だが、ここに限っては彼らもホームで戦うプレッシャーを逆に感じているかもしれない。どちらも“暗転”した日にはそれこそ事件、いや、ほぼクライシス? 特にユナイテッド戦は壮絶なねじり合いになりそうだが、カギは開幕以来、どうしてもタガの引き締まらないユナイテッドのディフェンスがどれほど“向上”しているか。劇的(?)にタイスコアで終結したチェルシー戦も“そこ”さえ改善されていれば勝っていただろう。あえて言えば、攻守の要、新戦力ブリントが“ユナイテッド流”に慣れてきた(周囲との息の合い方)分のプラスは感じないでもないが・・・・。もう一つ、個人的な関心として、「ぼくを忘れないで」と猛アピール中のジェイムズ・ウィルソンと復帰したキャリックを、ファン・ハールがこの大一番でどんな使い方をするかにも注目している。ニューカッスルは“その手”でシティーに一泡吹かせたのだから。
【東本 貢司(ひがしもと こうじ)】 1953年大阪府生まれ 青春期をイングランド、バースのパブリックスクールで送る。作家、翻訳家、コメンテイター。勝ち負け度外視、ひたすらフットボール(と音楽とミステリー)への熱いハートにこだわる。
ニューカッスルの関連記事
|
ニューカッスルの人気記事ランキング
1
どうやって乗ってるの!? 身長2mを超えるニューカッスルのCB、愛車は車高154cmのマイクロカー
この光景は思わず笑ってしまうしかないはずだ。 ニューカッスルに所属するイングランド人DFダン・バーンの愛車がとんでもないと話題になっている。 フルアムやバーミンガム・シティ、ウィガン、ブライトン&ホーヴ・アルビオンでもプレーしたバーン。30歳のCBは、2m1cmとプレミアリーグで最も背の高い選手として知られている。 長身を生かしたプレー、フィジカルを生かしたパフォーマンスが特徴だが、本拠地であるセント・ジェームズ・パークに到着したバーンが乗っていた愛車は、まさかの「スマート」の車だった。 マイクロカーとして有名な、メルセデス・ベンツグループの自動車メーカー「スマート」。高性能ではあるものの、その車体はかなり小さく、排気量は900ccで2人乗りだ。 価格は1万1000ポンド(約170万円)とリーズナブル。かつては「アウディ」のSUVに乗っていたバーンだったが、乗り換えたようだ。 しかし、問題はそのサイズ。プレミアリーグで最も大きい2mを超えるバーンがイギリスでは2番目に小さいと言われる車に乗っているのだから、注目せざるを得ない。同じモデルでは、車高が154.5cmと紹介されている。 スタジアムに乗り入れる姿のほか、子供たちのサインに応じる姿も目撃されているが、その車高は子供の背より低いもの。2mのバーンがどう乗り込んでいるのか気になるところだ。 「スマート」には、ラヒーム・スターリングやグラニト・ジャカなども乗っているが、2mの選手が乗るとは普通には想像し難い。残念ながら、つい笑ってしまうのも仕方ないと言えるだろう。 <span class="paragraph-title">【写真&動画】2m超えの長身CBが乗る車は車高154.5cmのマイクロカー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Hilarious moment Newcastle's 6ft 7in Dan Burn arrives for training in tiny car <a href="https://t.co/gqL62enapn">https://t.co/gqL62enapn</a></p>— Scottish Sun Sport (@scotsunsport) <a href="https://twitter.com/scotsunsport/status/1609927887720792064?ref_src=twsrc%5Etfw">January 2, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">NEVER EVER BEAT DAN BURN<a href="https://twitter.com/hashtag/NUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#NUFC</a> <a href="https://t.co/MzPrPdsvIX">pic.twitter.com/MzPrPdsvIX</a></p>— Adam Pearson (YT) (@AdamP1242) <a href="https://twitter.com/AdamP1242/status/1609173326206828546?ref_src=twsrc%5Etfw">December 31, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/NUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#NUFC</a> defender Dan Burn (6’7) arriving at St James’ Park in quite the motor. <a href="https://t.co/w4WRO3y1jN">pic.twitter.com/w4WRO3y1jN</a></p>— Adam Lackenby (@adamlackenbyy) <a href="https://twitter.com/adamlackenbyy/status/1609518328028045318?ref_src=twsrc%5Etfw">January 1, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.03 23:10 Tue2
ニューカッスルがU-23メキシコ代表FW獲得! 奇しくも映画『GOAL!』の主人公と同じサンティアゴ・ムニョス
ニューカッスルは8月31日、メキシコのサントス・ラグナからU-23メキシコ代表FWサンティアゴ・ムニョス(19)を買い取りオプション付きの18カ月のレンタル移籍で獲得したことを発表した。なお、当面の所属はU-23チームとなる。 アメリカ生まれでサントス・ラグナの下部組織出身のムニョスは、昨シーズンにトップチームデビュー。昨シーズンは公式戦19試合に出場し、3ゴール3アシストを記録した。 また、177cmのストライカーはメキシコのアンダー年代の代表チームで常に主力を担い、2019年のCONCACAF U-17選手権では5ゴールを挙げる活躍をみせて優勝に貢献。同年に行われたFIFA U-17ワールドカップでも準優勝の立役者の一人だった。 ちなみに、ニューカッスルとサンティアゴ・ムニョスの名前で思い起こされるのは、2005年に国際サッカー連盟(FIFA)公認で製作されたサッカー映画の『GOAL!』。クノ・ベッカーが演じたメキシコ生まれの主人公であるサンティアゴ・ムニョスは、ニューカッスルでプロキャリアをスタート。その後、同クラブでの活躍をキッカケに主人公はレアル・マドリーに移籍していた。 2021.09.01 00:47 Wed3
その額シティの10倍以上!ニューカッスルの新オーナーとなったサウジアラビアファンドの資産額が驚き
サウジアラビアの政府系ファンドに買収されたニューカッスルに注目の視線が向けられている。 ニューカッスルは7日、サウジアラビアの政府系ファンドであるPIFの主導の下、PCPキャピタルパートナーズとプライベート・エクイティ・ファンドの『ルーベン・ブラザーズ』による投資グループによるクラブ買収が完了したことを発表。その額は推定3億ポンド(約455億円)とされている。 PIFの会長は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子。ニューカッスルの会長にはPIF総裁のヤシール・アル=ルマイヤン氏が就任されることが決まっているが、サルマン皇太子が実質的なオーナーの立ち位置となるだろう。 イギリス『デイリー・メール』はその資産額に注目。ニューカッスルが最もリッチなクラブになるとしている。 PIFの総資産額は3200億ポンド(約48兆7500億円)相当ということで、これはプレミアリーグで最も資産を持っていたマンチェスター・シティのオーナーであるアブダビ王族のシェイク・マンスール氏の資産額233億ポンド(約3兆5500億円)の10倍以上となっている。 さらに、2011年にパリ・サンジェルマン(PSG)を買収したカタール・スポーツ・インベストメントの親会社であるカタール投資庁の総資産2200億ポンド(約33兆5050億円)すらも優に超え、サッカー界で最も裕福なクラブになるようだ。 前オーナーであるマイク・アシュリー氏は財布の紐が固かったが、新生マグパイズはどのような動きを見せるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】瞑想部屋には水族館も併設!サルマン皇太子が所有する豪華すぎる約350億円相当のフランスの家</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Mohammed Bin Salman’s stunning £230m French chateau almost worth <a href="https://twitter.com/hashtag/Newcastletakeover?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Newcastletakeover</a> fee <a href="https://twitter.com/hashtag/NUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#NUFC</a> <a href="https://t.co/6qmhG5uqn3">https://t.co/6qmhG5uqn3</a> <a href="https://t.co/B8OK4Cbve5">pic.twitter.com/B8OK4Cbve5</a></p>— Daily Star Sport (@DailyStar_Sport) <a href="https://twitter.com/DailyStar_Sport/status/1251177348323573762?ref_src=twsrc%5Etfw">April 17, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Inside Mohammed Bin Salman’s £230m French chateau called ‘world’s most expensive house’ | <a href="https://twitter.com/hashtag/NUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#NUFC</a> <a href="https://t.co/lY4prIeERB">https://t.co/lY4prIeERB</a></p>— The Sun Football (@TheSunFootball) <a href="https://twitter.com/TheSunFootball/status/1446124620642336770?ref_src=twsrc%5Etfw">October 7, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.10.09 07:05 Sat4
ニューカッスルからレンタル中のケリーがユベントスに完全移籍へ!出場基準を満たし買い取り義務が発動
ユベントスにレンタル中のイングランド人DFロイド・ケリー(26)の買い取り義務が発動する見込みとなった。 イタリア『スカイ』によれば、ケリーは買い取り義務が発生する最低限の出場基準に達したとのこと。これにより、ユベントスはレンタル料の300万ユーロ(約5億円)に加え、移籍金1450万ユーロ(約24億円)を3年間の分割払いでニューカッスルに支払うとのことだ。 ボーンマスで主力として活躍した左利きのセンターバックであるケリーは昨夏にニューカッスルに完全移籍。しかし、ニューカッスルではプレミアリーグで先発4試合のみとバックアッパーに甘んじており、今冬にセンターバックの獲得が急務となっていたユベントスへレンタル移籍。 ユベントスでは、センターバックとして公式戦13試合に出場していたが、4月27日に行われたセリエA第34節のモンツァ戦で右太ももを負傷。直近のボローニャ戦は欠場していた。 2025.05.09 10:30 Fri5