セビージャがビジャレアルに劇的逆転勝利、首位バルサと勝ち点22で並ぶ《リーガエスパニョーラ》
2014.10.27 05:59 Mon
26日のリーガエスパニョーラ第9節、サンチェス・ピスファンでのセビージャvsビジャレアルは2-1でセビージャが勝利した。
第8節エルチェ戦の勝利で、1990-91シーズンにカンタトーレ氏指揮するチームが達成した、シーズンスタートのクラブ記録に並んだセビージャ。2月9日のバルセロナ戦以降無敗を貫くピスファンにビジャレアルを迎えたこの一戦では、21分にデウロフェウがCKから直接ゴールを狙うも、これは惜しくもポストに直撃する。また、その3分後には流れるような連係からコケがシュートを放ったが、GKアセンホの好守に遭った。
対するビジャレアルも、セビージャのプレスに苦慮しながら幾度かチャンスを迎える。44分にはマヌ・トリゲロスが直接FKからゴールをうかがったが、これはGKベトがセーブ。そのこぼれ球に詰めたウチェのシュートもポルトガル代表GKに阻まれた。両チームの守備の堅固さが目立った前半は、スコアレスのまま終了を迎える。
後半は立ち上がりからビジャレアルが一方的にペースを握る。55分にはモイ・ゴメスのスルーパスからウチェがペナルティーエリア内に侵入するも、シュートは枠を捉えることができなかった。
両監督が選手交代に動いたのは60分過ぎ。エメリ監督はデウロフェウ、ガメイロに代えてアレイクス・ビダル、イアゴ・アスパスを投入する。マルセリーノ監督はM・ゴメス、ウチェ、チェリシェフとの交代でジョナタン・ドス・サントス、ビエット、カニをピッチに立たせた。そして79分、ビジャレアルが先制に成功。M・トリゲロス、カニとダイレクトでボールを縦につなぎ、ペナルティーエリア内に抜け出したビエットが左足でネットを揺らした。
ビハインドを負ったエメリ監督は82分にエムビアをバネガに代えて攻勢を強めるが、ビジャレアルに中央を固められ、クロスを中心に打開を目指す。すると88分、コケの折り返しから混戦となったペナルティーエリア内でデニス・スアレスが同点弾を記録。さらに92分には、トレムリナスがジョバニ・ドス・サントスに倒されてPKを獲得し、キッカーのバッカが今季7得点目を決めてスコアをひっくり返した。
ビジャレアルはアディショナルタイムの残り3分間に決死の攻勢を見せるも、スコアはそれ以上動くことなく終了のホイッスル。第9節までの成績を7勝1分け1敗として、クラブ史上最高のシーズンスタートを切ったセビージャは、前日にレアル・マドリーに敗れた首位バルセロナと勝ち点22で並んだ。3試合ぶりに黒星をつけられたビジャレアルは8位に順位を落としている。
また今節の正午開催試合、ラ・ロサレダでのマラガvsラージョ・バジェカーノは4-0でマラガが完勝。マラガはアムラバトを中心とした攻撃によりラージョの脆弱な守備ラインを切り崩す。まず6分にサムエルが先制点を決めると、21分にダルデル、45分にフアンミ、49分にPKからアムラバトとGKトーニョを破った。3連勝と調子を上げるマラガは3連勝で7位に浮上。今季3敗目を喫したラージョは9位に位置している。
パワー・エイト・スタジアムでのエスパニョールvsデポルティボはスコアレスドローで終了。セルヒオ・ゴンサレス監督の現役時代の古巣を迎えたエスパニョールは、主導権を握りながらも決定機を決め切ることができず。攻め疲れた終盤にはデポルの反撃も許しながら、0-0のまま終了を迎えた。2試合勝ち星なしのエスパニョールは11位、バレンシア戦勝利の勢いをつなげられなかったデポルは16位につけている。
提供:goal.com
第8節エルチェ戦の勝利で、1990-91シーズンにカンタトーレ氏指揮するチームが達成した、シーズンスタートのクラブ記録に並んだセビージャ。2月9日のバルセロナ戦以降無敗を貫くピスファンにビジャレアルを迎えたこの一戦では、21分にデウロフェウがCKから直接ゴールを狙うも、これは惜しくもポストに直撃する。また、その3分後には流れるような連係からコケがシュートを放ったが、GKアセンホの好守に遭った。
対するビジャレアルも、セビージャのプレスに苦慮しながら幾度かチャンスを迎える。44分にはマヌ・トリゲロスが直接FKからゴールをうかがったが、これはGKベトがセーブ。そのこぼれ球に詰めたウチェのシュートもポルトガル代表GKに阻まれた。両チームの守備の堅固さが目立った前半は、スコアレスのまま終了を迎える。
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両監督が選手交代に動いたのは60分過ぎ。エメリ監督はデウロフェウ、ガメイロに代えてアレイクス・ビダル、イアゴ・アスパスを投入する。マルセリーノ監督はM・ゴメス、ウチェ、チェリシェフとの交代でジョナタン・ドス・サントス、ビエット、カニをピッチに立たせた。そして79分、ビジャレアルが先制に成功。M・トリゲロス、カニとダイレクトでボールを縦につなぎ、ペナルティーエリア内に抜け出したビエットが左足でネットを揺らした。
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