3人の退場者を出した乱戦を制したPSGが3試合ぶりの勝利《リーグ・アン》
2014.10.18 05:30 Sat
▽リーグ・アン第10節のRCランスvsパリ・サンジェルマン(PSG)が17日に行われ、3-1でパリ・サンジェルマンが勝利した。
▽開幕9試合のうち6試合でドローと、勝ち切れない試合が続くPSGは、インターナショナルマッチウィーク明けとなった今節、2011-12シーズン途中まで監督を務めていたコンブアレ前監督の率いる昇格組のRCランス戦に臨んだ。
▽センターバックに多くの負傷者を抱えるPSGは、この試合でもチアゴ・シルバ、D・ルイス、マルキーニョスが欠場。ベテランDFカマラの相棒には、本職がボランチのモッタが起用された。また、踵を痛めているエースのイブラヒモビッチも引き続き招集外となった。
▽立ち上がりからボールを保持して試合をコントロールするPSGだったが、急造のディフェンスラインがあっさりゴールを許してしまう。10分、カウンターからボックス左に抜け出したA・クリバリーに右足のシュートを決められた。
▽格下相手に先制を許したPSGはすぐさま反撃を開始。19分には縦パス1本に抜け出したカバーニがGKと一対一の場面を迎えるが、この好機をモノにすることができない。すると21分には右足の大腿部を痛めたマテュイディがプレー続行不可能となり、バエベックとの交代でピッチを後にするアクシデントまで発生した。
▽勢い付くアウェイチームは、34分にも相手GKの中途半端なパンチングをボックス手前で拾ったマクスウェルが見事な右足ループシュートを決めて、一気に逆転に成功。その後はランスの鋭いカウンターに晒されてピンチを招くも、39分にA・クリバリーがゴール至近距離から放ったヘディングシュートはGKシリグが圧巻のワンハンドセーブで阻み、PSGが前半を2-1で終えた。
▽迎えた後半は主審の暴走によって荒れた展開となった。53分、ボックス内でガバミンに引き倒されたカバーニがPKを獲得。すると、このファウルで2枚目のイエローカードを掲示されたガバミンが退場処分に。
▽このPKをカバーニがきっちりと決めてPSGが点差を2点に広げるも、ゴールを決めたカバーニが相手サポーターへの挑発的なゴールセレブレーションと、主審への抗議で続け様にイエローカードをもらい、こちらも退場処分となる。さらに混乱は収まらず、59分にはランスのルモアーニュがこの試合2枚目のイエローカードを掲示され、わずか6分の間に3人目の退場者が出てしまう。
▽主審の傍若無人な振る舞いに気勢を削がれたのか、その後試合は一気にスローダウンした。この流れの中でPSGは、モッタに代えてこの試合がトップチームデビューとなる19歳のキンペンベを投入するなど、うまく時間を進めながら無難に試合をクローズ。マテュイディの負傷交代やカバーニの退場というアクシデントを乗り越えたPSGが、リーグ戦3試合ぶりの白星を手にした。
▽開幕9試合のうち6試合でドローと、勝ち切れない試合が続くPSGは、インターナショナルマッチウィーク明けとなった今節、2011-12シーズン途中まで監督を務めていたコンブアレ前監督の率いる昇格組のRCランス戦に臨んだ。
▽センターバックに多くの負傷者を抱えるPSGは、この試合でもチアゴ・シルバ、D・ルイス、マルキーニョスが欠場。ベテランDFカマラの相棒には、本職がボランチのモッタが起用された。また、踵を痛めているエースのイブラヒモビッチも引き続き招集外となった。
▽格下相手に先制を許したPSGはすぐさま反撃を開始。19分には縦パス1本に抜け出したカバーニがGKと一対一の場面を迎えるが、この好機をモノにすることができない。すると21分には右足の大腿部を痛めたマテュイディがプレー続行不可能となり、バエベックとの交代でピッチを後にするアクシデントまで発生した。
▽敵地で苦しい戦いが続くPSGだったが、今シーズン出場機会に恵まれていないフランス代表MFが貴重な同点ゴールをもたらす。28分、ペナルティアーク手前でマクスウェルからのグラウンダーのクロスに反応したキャバイエが、抑えの利いたミドルシュートをゴール左隅に流し込んだ。
▽勢い付くアウェイチームは、34分にも相手GKの中途半端なパンチングをボックス手前で拾ったマクスウェルが見事な右足ループシュートを決めて、一気に逆転に成功。その後はランスの鋭いカウンターに晒されてピンチを招くも、39分にA・クリバリーがゴール至近距離から放ったヘディングシュートはGKシリグが圧巻のワンハンドセーブで阻み、PSGが前半を2-1で終えた。
▽迎えた後半は主審の暴走によって荒れた展開となった。53分、ボックス内でガバミンに引き倒されたカバーニがPKを獲得。すると、このファウルで2枚目のイエローカードを掲示されたガバミンが退場処分に。
▽このPKをカバーニがきっちりと決めてPSGが点差を2点に広げるも、ゴールを決めたカバーニが相手サポーターへの挑発的なゴールセレブレーションと、主審への抗議で続け様にイエローカードをもらい、こちらも退場処分となる。さらに混乱は収まらず、59分にはランスのルモアーニュがこの試合2枚目のイエローカードを掲示され、わずか6分の間に3人目の退場者が出てしまう。
▽主審の傍若無人な振る舞いに気勢を削がれたのか、その後試合は一気にスローダウンした。この流れの中でPSGは、モッタに代えてこの試合がトップチームデビューとなる19歳のキンペンベを投入するなど、うまく時間を進めながら無難に試合をクローズ。マテュイディの負傷交代やカバーニの退場というアクシデントを乗り越えたPSGが、リーグ戦3試合ぶりの白星を手にした。
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