OG呼んだ柴崎「ワールドクラス」と絶賛

2014.10.11 09:00 Sat
<国際親善試合:日本1-0ジャマイカ>◇10日◇デンカS
鋭いパスが何度も通った。フル出場を果たした右MF柴崎岳(22=鹿島)が抜群の存在感を見せた。前半16分、FW岡崎のパスがFW本田に通ると、その右サイドへ走り込み、呼吸の合ったパス。柴崎が中央へ鋭く放ったシュートをGKがセーブ。そのボールが相手DFに当たり、オウンゴールを呼び込んだ。後半5分には、岡崎にピンポイントのクロスでチャンス演出。同11分にも中央の岡崎へ得意のスルーパスを通し、ひときわ輝く活躍を見せた。
まだ代表2戦目。先月のデビュー戦ではあいさつ代わりの1発を放ち、遠藤がつけた背番号「7」の重圧をはねのけた。柴崎がボールを持つとゴールを予感させるプレーを既に発揮している。「日の丸を背負うということで特別な思いがあるし、国を代表して戦える喜びもある」。真面目でクールな22歳は、確実に新生アギーレジャパンの主軸へと成長した。
アギーレ監督も「柴崎はワールドクラス。本田、香川と自然にプレーしている」と大絶賛。プロデビューして4年だが、攻守の切り替えの素早さと球際の厳しさを武器に、日本の心臓役をきっちり果たす。「彼はかなり遠いところまで行ける選手だと思う」と、指揮官も明るい未来を明言した。
次戦はシンガポールで王国ブラジルと対戦する。「(ブラジルと)やったことある選手からいろいろなことを聞きながらやっていきたい。難しい試合になると思いますけど、勝利を目指して頑張ります」。若き司令塔が、国際舞台でも勝利へと導く。【小杉舞】

提供:日刊スポーツ

キリンチャレンジカップの関連記事

キックオフ直後から、気合という燃料を積んでいることは明らかだった。このチャンスを、モノにしてやるんだ。攻守両面でのアグレッシブなプレーから、この試合に懸ける思いは全身から溢れ出ていた。タフに右サイドを守りながら、同学年のMF久保建英と一緒に決定機も演出した。サイドバックを本職とする選手が生み出すハーモニーが顔を覗かせて 2025.11.20 21:00 Thu
ガーナ代表戦、ボリビア代表戦と続いた11月シリーズを、日本代表は2試合連続の無失点で締めくくった。その中心にいたのが、フィールドプレーヤーで唯一2試合フル出場を果たした33歳――谷口彰悟だ。2024年11月にアキレス腱を断裂。大怪我から戻ってきた男は、再び日本代表の最終ラインで存在感を放っている。2026年北中米ワール 2025.11.19 01:35 Wed
ゴール前で輝く決定力と、中盤を支える戦術眼。その両方を併せ持つ“新しいボランチ像”を、日本代表のMF鎌田大地がボリビア代表戦で体現した。開始4分、MF久保建英のクロスを胸で収め、左足で冷静に流し込んだ先制点。ボランチでありながらペナルティエリアへ侵入し、フィニッシュまで持ち込む――。クリスタルパレスと日本代表では求めら 2025.11.19 00:45 Wed
ガーナ戦で先制点を挙げた南野拓実。練習からギラつく20歳前後の若手たちに囲まれながら、30歳になった自分の立ち位置を静かに受け止めている。日本代表に呼ばれて10年。かつて自分も“勢いだけの若者”だった時代がある。その記憶を抱えながら、今はキャプテンマークを巻き、彼らの背中を押す側へ――。森保ジャパンが世代交代を迎える渦 2025.11.18 16:45 Tue
ガーナ戦のピッチに立った鹿島アントラーズの守護神・早川友基。正GK鈴木彩艶の負傷、第2GK大迫敬介の不在の中で巡ってきたチャンスを、無失点という最高の形で終えた。だが、試合後のミックスゾーンに現れた早川の表情に、満足の色はなかった。代表2戦目にして、“守るだけ”のGKでは終わらない次のステージを見据えていた。 ■ 2025.11.18 15:30 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly