“考えること”がアギーレスタイル!?《日本代表練習レポート》
2014.10.08 10:15 Wed
▽日本代表は7日、キリンチャレンジカップ2014のジャマイカ代表戦を3日後に控え、新潟県内で約1時間30分にわたる練習を実施した。今回の代表合宿では、前回の合宿に続き、公開練習の日程が組まれていたので、その練習内容をレポートする。(※時刻はおおよそのものです)
【15:48】
練習場に選手を乗せたバスが到着! アギーレ監督を先頭にコーチ陣やスタッフ、選手たちが続々と入場。
【15:53】
ロッカールームから最初に姿を見せたのはミランで活躍する本田。その後、続々と選手が姿を見せると、観客席から温かな拍手が送られる。
その後、海外組の選手を呼ぶ声に混じり、「大輔!」と大きな声。現在は柏でプレーする元新潟の鈴木にも、その声は届いていたに違いない。
【15:56】
練習開始まで各選手が思い思いの時間を過ごすなか、岡崎、柿谷、田中、酒井高、細貝の欧州組5人がリフティングをしながら談笑。
ピッチ中央のセンターサークル内に選手とコーチ、スタッフが集合。
【15:59】
GKの3選手とGKコーチがピッチ中央の輪から外れて別メニューに。
【16:00】
フィールド組が4グループに分かれる。
赤ビブス:本田、田中、小林、水本、ハーフナー
緑ビブス:香川、細貝、森重、長友、太田
橙ビブス:武藤、森岡、田口、塩谷、酒井高
黄ビブス:岡崎、柿谷、柴崎、鈴木、西
【16:02】
各グループでパス回し。4人で四角形を作り、真ん中に1人が入る。パス→小刻みなボールタッチ→パスという流れ。
各グループの中央には、それぞれ赤:田中、緑:香川、橙:森岡、黄:柴崎が入る。どうやらインサイドハーフとして起用されるのは前述の4選手となりそうだ。
【16:06】
一斉にストレッチ
【16:07】
前述のグループで今度は2タッチ制限でのパス回し。コーチから「トラップを正確に!」という声が飛ぶ。
【16:10】
一斉にストレッチ
【16:11】
同グループでダイレクトのパス回し。中央に入った選手を軸に素早くボールを回していく。
【16:12】
一斉にストレッチ
【16:13】
同グループでダイレクトのパス回し。中央に入った選手を経由しなくてもOKとなる
【16:15】
ストレッチを行ったのち、インターバルをとりながら次のメニューの説明に入る
【16:23】
10人ずつの2グループに分かれ、その中でさらにFW、MF、DFといったポジション毎に3人×2、2人×2に分かれる。
・5m四方の両サイドに3人ずつを配して、中に入った2人はDF役となり、残り2人は休憩。
・3人は、中に入った2人の間を狙いながらボールを回し、中の2人は間をケアしながらパスカットを狙う。DF役を担ったのが本田や柿谷、森岡といった攻撃的な選手だったため、コースを限定する練習か。
【16:28】
今度は3人×2の間に入るDF役を3人に増やして同様のボール回し。3人でグループ分けすると1人足りないため、鈴木と水本の組にはコーチが加わる。鋭いスライディングでパスカットを狙っていたのは、やはり岡崎。守備面でも指揮官にアピールか!?
【16:35】
フィールド組が再び4グループに分かれる。
赤ビブス:本田、田中、小林、水本、ハーフナー
緑ビブス:香川、細貝、森重、長友、太田
橙ビブス:武藤、森岡、田口、塩谷、酒井高
黄ビブス:岡崎、柿谷、柴崎、鈴木、西
10m×5mほどのエリアの中で5対5のパスゲーム。ただし、エリアの各辺とエリア中央にボール保持チームの味方となるフリーマンを1人ずつ配置し、残りの1チームは休憩となる。実際には、攻守が目まぐるしく入れ替わる10対5のパスゲームを実施。
【16:45】
水分補給など
【16:50】
両サイドからのクロスに合わせるシュート練習で、最初は右サイドからのクロス。
それぞれのサイドからクロスを上げた選手は以下の通り。
右サイド:本田、小林、柴崎、森岡、西、酒井高
左サイド:柿谷、武藤、田中、香川、長友、太田
最初はボックスの右角付近からアーリークロス気味のクロスを上げ、ニアとファーに分かれた2人がクロスに合わせる。その後、より深い位置からのセンタリングに合わせる。
・右サイドからは小林が鋭いクロスを上げた一方で、利き足ではない本田は精度が低かった印象。柴崎は常に早いクロスを意識していた。
・左サイドからは太田が良かった印象。また、フィニッシュ側に回った本田はシュートがミートせずに咆哮する場面も。意識の高さが窺える場面だった。
【17:10】
ピッチの約3分の1(幅はペナルティエリア)を使って5対5のシュートゲーム。
赤ビブス:本田、田中、小林、水本、ハーフナー
緑ビブス:香川、細貝、森重、長友、太田
橙ビブス:武藤、森岡、田口、塩谷、酒井高
黄ビブス:岡崎、柿谷、柴崎、鈴木、西
最初は何の制限もなくプレーしていたが、数分毎に半分のラインを越えられる選手を限定するなど、時間の経過と共に条件が変化。そして、このゲームで活躍したのがGK西川。ボールを保持した際にはGKもパス回しに加わるため、足下の技術が高い西川の特長が活きた。また岡崎が落ち着いたプレーでフィニッシュまで持ち込み、何度もゴールネットを揺らすなど好調ぶりを窺わせた。
【17:30】
練習終了
【17:40】
各選手がピッチから引き上げる。本田と岡崎に加え、鈴木と酒井高の元新潟コンビにも大きな歓声が送られるなか、川島には「結婚おめでとう」という声がかけられていた。
◆まとめ
▽ザッケローニ前監督のときはほぼ公開練習がなかったため一概に比較できないが、細かくポジションを指定してパターンにはめる形が多かったザッケローニ前監督に比べ、アギーレ監督は様々な状況を提示し、より選手に考えさせる練習が多い印象だ。
《超ワールドサッカー編集部・平野由倫》
【15:48】
練習場に選手を乗せたバスが到着! アギーレ監督を先頭にコーチ陣やスタッフ、選手たちが続々と入場。
【15:53】
ロッカールームから最初に姿を見せたのはミランで活躍する本田。その後、続々と選手が姿を見せると、観客席から温かな拍手が送られる。
【15:56】
練習開始まで各選手が思い思いの時間を過ごすなか、岡崎、柿谷、田中、酒井高、細貝の欧州組5人がリフティングをしながら談笑。
【15:58】
ピッチ中央のセンターサークル内に選手とコーチ、スタッフが集合。
【15:59】
GKの3選手とGKコーチがピッチ中央の輪から外れて別メニューに。
【16:00】
フィールド組が4グループに分かれる。
赤ビブス:本田、田中、小林、水本、ハーフナー
緑ビブス:香川、細貝、森重、長友、太田
橙ビブス:武藤、森岡、田口、塩谷、酒井高
黄ビブス:岡崎、柿谷、柴崎、鈴木、西
【16:02】
各グループでパス回し。4人で四角形を作り、真ん中に1人が入る。パス→小刻みなボールタッチ→パスという流れ。
各グループの中央には、それぞれ赤:田中、緑:香川、橙:森岡、黄:柴崎が入る。どうやらインサイドハーフとして起用されるのは前述の4選手となりそうだ。
【16:06】
一斉にストレッチ
【16:07】
前述のグループで今度は2タッチ制限でのパス回し。コーチから「トラップを正確に!」という声が飛ぶ。
【16:10】
一斉にストレッチ
【16:11】
同グループでダイレクトのパス回し。中央に入った選手を軸に素早くボールを回していく。
【16:12】
一斉にストレッチ
【16:13】
同グループでダイレクトのパス回し。中央に入った選手を経由しなくてもOKとなる
【16:15】
ストレッチを行ったのち、インターバルをとりながら次のメニューの説明に入る
【16:23】
10人ずつの2グループに分かれ、その中でさらにFW、MF、DFといったポジション毎に3人×2、2人×2に分かれる。
・5m四方の両サイドに3人ずつを配して、中に入った2人はDF役となり、残り2人は休憩。
・3人は、中に入った2人の間を狙いながらボールを回し、中の2人は間をケアしながらパスカットを狙う。DF役を担ったのが本田や柿谷、森岡といった攻撃的な選手だったため、コースを限定する練習か。
【16:28】
今度は3人×2の間に入るDF役を3人に増やして同様のボール回し。3人でグループ分けすると1人足りないため、鈴木と水本の組にはコーチが加わる。鋭いスライディングでパスカットを狙っていたのは、やはり岡崎。守備面でも指揮官にアピールか!?
【16:35】
フィールド組が再び4グループに分かれる。
赤ビブス:本田、田中、小林、水本、ハーフナー
緑ビブス:香川、細貝、森重、長友、太田
橙ビブス:武藤、森岡、田口、塩谷、酒井高
黄ビブス:岡崎、柿谷、柴崎、鈴木、西
10m×5mほどのエリアの中で5対5のパスゲーム。ただし、エリアの各辺とエリア中央にボール保持チームの味方となるフリーマンを1人ずつ配置し、残りの1チームは休憩となる。実際には、攻守が目まぐるしく入れ替わる10対5のパスゲームを実施。
【16:45】
水分補給など
【16:50】
両サイドからのクロスに合わせるシュート練習で、最初は右サイドからのクロス。
それぞれのサイドからクロスを上げた選手は以下の通り。
右サイド:本田、小林、柴崎、森岡、西、酒井高
左サイド:柿谷、武藤、田中、香川、長友、太田
最初はボックスの右角付近からアーリークロス気味のクロスを上げ、ニアとファーに分かれた2人がクロスに合わせる。その後、より深い位置からのセンタリングに合わせる。
・右サイドからは小林が鋭いクロスを上げた一方で、利き足ではない本田は精度が低かった印象。柴崎は常に早いクロスを意識していた。
・左サイドからは太田が良かった印象。また、フィニッシュ側に回った本田はシュートがミートせずに咆哮する場面も。意識の高さが窺える場面だった。
【17:10】
ピッチの約3分の1(幅はペナルティエリア)を使って5対5のシュートゲーム。
赤ビブス:本田、田中、小林、水本、ハーフナー
緑ビブス:香川、細貝、森重、長友、太田
橙ビブス:武藤、森岡、田口、塩谷、酒井高
黄ビブス:岡崎、柿谷、柴崎、鈴木、西
最初は何の制限もなくプレーしていたが、数分毎に半分のラインを越えられる選手を限定するなど、時間の経過と共に条件が変化。そして、このゲームで活躍したのがGK西川。ボールを保持した際にはGKもパス回しに加わるため、足下の技術が高い西川の特長が活きた。また岡崎が落ち着いたプレーでフィニッシュまで持ち込み、何度もゴールネットを揺らすなど好調ぶりを窺わせた。
【17:30】
練習終了
【17:40】
各選手がピッチから引き上げる。本田と岡崎に加え、鈴木と酒井高の元新潟コンビにも大きな歓声が送られるなか、川島には「結婚おめでとう」という声がかけられていた。
◆まとめ
▽ザッケローニ前監督のときはほぼ公開練習がなかったため一概に比較できないが、細かくポジションを指定してパターンにはめる形が多かったザッケローニ前監督に比べ、アギーレ監督は様々な状況を提示し、より選手に考えさせる練習が多い印象だ。
《超ワールドサッカー編集部・平野由倫》
日本の関連記事
キリンチャレンジカップの関連記事
|
日本の人気記事ランキング
1
アルガルベカップに臨むU-16日本代表が発表! 海外組ではベティスのDFバンデラ吉田健太が唯一選出
日本サッカー協会(JFA)は29日、U16アルガルベカップに臨む、U-16日本代表メンバーを発表した。 2月6日からポルトガルへと渡りアルガルベカップに臨むU-16日本代表。大会では、U-16ドイツ代表、U-16オランダ代表、U-16ポルトガル代表と対戦する。 廣山望監督が率いるU-16日本代表は、レアル・ベティスのDFバンデラ吉田健太(15)を海外組として唯一招集。その他、Jリーグクラブの下部組織所属の選手を中心に、浜松開誠館中学校のGK松浦迅ビエラ(15)を招集した。 また、トレーニングパートナーには4名が選ばれている。 ◆U-16日本代表メンバー GK 12.松浦迅ビエラ(浜松開誠館中学校) 1.松浦大翔(アルビレックス新潟U-15) DF 3.バンデラ吉田健太(レアルベティス/スペイン) 2.田中遥大(FC東京U-15深川) 18.オディケチソン太地(JFAアカデミー福島U-15EAST) 4.吉川晴翔(柏レイソルU-15) 17.大島琉空(VIVAIO船橋SC) 5.元砂晏翔仁ウデンバ(FCフレスカ神戸) 15.熊田佳斗(大宮アルディージャU15) MF 8.岩崎亮佑(横浜FCユース) 16.針生涼太(清水エスパルスユース) 7.野口蓮斗(サンフレッチェ広島F.Cユース) 14.神田泰斗(大宮アルディージャU15) 10.平島大悟(鹿島アントラーズジュニアユース) 19.姫野誠(ジェフユナイテッド市原・千葉U-15) 6.小川直澄(浦和レッズジュニアユース) FW 9.山田将弘(東京ヴェルディユース) 11.浅田大翔(横浜F・マリノスユース) 13.小林志紋(サンフレッチェ広島F.Cユース) 20.吉田湊海(FC多摩ジュニアユース) ◆トレーニングパートナー(国内のみ) 伊藤蒼空(鹿島学園高校) 木下永愛(鹿島学園高校) 佐藤桜久(柏レイソルU-15) 田中理久(FC東京U-15深川) 2024.01.29 19:30 Mon2
宮本新会長誕生で『会長の決断』とは/六川亨の日本サッカー見聞録
JFA(日本サッカー協会)は3月23日、新会長に「内定」していた宮本恒靖氏を新たな理事による第5回理事会で、互選を経て第15代の会長に正式に就任したことを発表した。 この会見には22日に亀岡でのU-23日本対U-23マリを取材し、その足で24日のJ2リーグ山口対愛媛、25日に小倉でU-23日本対U-23ウクライナの取材を予定していて移動中だったため参加することができなかった。 ところが仕事仲間が当日、宮本会長の会見を取材した折り、机の上に昨年の会長選の際に作成した“マニュフェスト”があったため、余分に確保して親切にも郵送してくれた。 初めて目にしたマニュフェストの冒頭には「会長選の流れを決定づけた」と言われた岡田武史JFA副会長との対談が6ページにわたってあった。 対談の冒頭、岡田副会長は「代表監督選びについては技術委員会で候補者を選出して、最終的には会長と技術委員長を含めた数名で決めるんだけど、俺は最終的には会長がリーダーシップを発揮して決めなくてはいけないと考えている」と断言した。 その理由として「俺も代表監督時代から言ってはきたけど、技術委員長ではなくてやっぱり会長がやるべきことなんだよね」 「自分のサッカー観を持ったうえで決断するわけだから、(会長は)サッカーをしっかりと知っている人のほうが望ましいし、ツネなら言うまでもない」 元日本代表監督で現職の副会長にここまで言われては、会長選に立候補した鈴木徳昭氏の出番はないだろうと思った。鈴木氏は日本代表でもなければ、日産自動車に所属していた時でもJSLでのプレー経験はない。JFAとJリーグ、さらにW杯招致委員会、AFC、東京五輪招致委員会などで実務を担当してきた“裏方”だったからだ。 そして岡田副会長の「代表監督人事は会長」にも納得してしまった。 岡田監督は加茂周前監督からバトンタッチされ、“ジョホールバルの歓喜”で日本を初のW杯へ導いた。しかしフランスでは3連敗を喫したため、岡田監督の続投を求める声は皆無だった。99年にJ2札幌の監督に就任すると、2000年にはJ2優勝とJ1復帰を果たす。さらに03年からは横浜F・マリノスを率いてJ1リーグ連覇を達成するなど黄金時代を築いた。 そんな同氏が再び代表監督に就任したのが07年12月、イビチャ・オシム監督が脳梗塞で倒れたからだった。小野剛JFA技術委員長からの打診だったが、小野はフランスW杯でコーチに抜擢した旧知の仲だけに断ることはできなかっただろう。 こうして臨んだ南アW杯だったが、大会前にちょっとした“事件”があった。JFA会長に犬飼基昭が就任すると、技術委員長の強化担当に原博実を招聘。小野は「育成」の技術委員長と役職が変更になった。それでも小野は南アW杯前のスイス・オーストリアキャンプから岡田ジャパンを陰ながらサポートした。 南アW杯で岡田は日本人監督として初めてグループリーグを突破した。しかしラウンド16でパラグアイにPK戦の末に敗れた。中村俊輔の負傷が長引き、本田圭佑の0トップという大胆な発想も、岡田監督の評価にはつながらなかった。当時のサッカー界に、「監督は4年で代わるもの」という固定観念も少なくなかった。 岡田監督にしてみれば、早稲田大学の後輩であり、Jリーグでは監督としてこれといった実績のない原技術委員長に出処進退を決められるのは納得のできないことだったのではないだろうか。だから監督人事は「技術委員長ではなくてやっぱり会長がやるべきこと」と断言したと思えてならない。 この「会長が決断する」流れは田嶋幸三・前会長に受け継がれた。 JSLでのプレー経験こそあれ、Jリーグと代表での経験はないもののその実務手腕を見込んで原技術委員長が招いた霜田正浩(現松本監督)は、原がJFA専務理事に転出すると技術委員長に就任。しかし初めての会長選で原を破って会長に就任した田嶋は、原を2階級降格の理事にすることでJFAでの立場を失脚させる。 田嶋会長はロシアW杯を前に技術委員会を再編し、西野朗を技術委員長に招聘し、霜田をNTD(ナショナル・チーム・ダイレクター)に降格。霜田も自ら身を引くことになった。そしてW杯直前にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督を解任し、西野を代表監督に据える人事を強行した。 22年カタールW杯で森保ジャパンはグループリーグでドイツとスペインを倒すジャイアントキリングを演じながらもベスト16でPK戦により散った。反町技術委員長は、一説には元チリ代表のビエルサ監督の招聘に乗り気だったという。しかし田嶋会長は大会直後にも森保続投を支持。森保監督と反町技術委員長との関係に配慮して、山本昌邦NTDを招聘したとの噂もある。そして反町技術委員長は3月を持って退任する予定だ。 代表監督人事は、最終的な決断は会長が下すのはどこの国も同じだろう。では技術委員会の役割は何なのか。これはこれで、はっきりさせておく必要がある。会長が「こう言ったから右に倣え」では、“忖度”であり技術委員会の存在意義そのものが問われかねない。 影山雅永技術委員長(男子)や佐々木則夫技術委員長(女子)などを理事職から外し、理事会のスリム化と女性理事の登用に積極的な宮本新会長。男女の代表戦の放映権の高騰により地上波で試合が見られないなど厳しい船出が待ち受けているかも知れないが、まずはパリ五輪男子の出場権獲得に万全の態勢で臨んで欲しい。 2024.03.30 11:00 Sat3
「素晴らしいムービーありがとう」W杯の熱量そのままに!開幕へ向けたJリーグのPVが大反響「四年後じゃない。二ヶ月後だ」
ワールドカップ(W杯)の熱気を冷ましてしまうのはもったいない。 日本代表の活躍も記憶に新しいカタールW杯はアルゼンチン代表の優勝で閉幕したが、サッカーファンにはとっては高校サッカー、インカレ、皇后杯など、まだまだイベントが続く。 23日には来季のJリーグ開幕節の日程も発表に。さらにJリーグは翌日、公式SNSで開幕へ向けたプロモーションビデオを公開した。 各W杯戦士がJリーグチームに在籍していた際の懐かしいユニフォームをファンが着用し、試合を注視。さらに当時の映像に加え、ラストにはサプライズも盛り込まれてる。 「Jリーグから巣立った選手たちが、カタールで戦っていた。」 「祭りが終わって、もうすぐ日常が始まる。」 「次の主役たちは、たぶん、私たちの日常の中にいる。もしかしたら、いつものスタジアムのピッチに。」 「また、ここから始めよう。」 「四年後じゃない。二ヶ月後だ。」 「2023年2月17日、Jリーグ開幕。」 近年では新卒で海外挑戦をする選手や海外クラブの育成組織へ加入するプレーヤーも増加しているが、カタールW杯を戦った日本代表26選手は全員がJリーグ経験者。中にはJ3でのプレー経験を持つ選手もいる。 過去から未来へとつながる映像には、ファンからも「素晴らしいムービーありがとうございます」、「感動したわ」、「泣かせますやん」、「2ヶ月後とか待ちきれないな」などの声が届けられたほか、現役選手やOBからも大きな反響が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】Jリーグ開幕へ向けた煽りPV</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="A32xw6cPO3w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.12.24 15:50 Sat4
「泣ける」「1番グッときた」ザルツブルクが南野拓実&ファン・ヒチャンの敗退にメッセージ「私達の誇り」
レッドブル・ザルツブルクの投稿がファンの間で話題となっている。 5日、カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16の2試合が行われた。 アジア勢の日本代表と韓国代表がそれぞれクロアチア代表、ブラジル代表と対戦した。 オーストラリア代表とともに、史上初となる3カ国がアジアからベスト16に残っていたが、日本はクロアチアにPK戦の末に敗戦。韓国は前半に4失点を喫し、ブラジルに完敗して敗退となった。 ラウンド16でアジア勢が全滅してしまったが、ザルツブルクの日本語公式ツイッターが1枚の写真をアップして話題だ。 その写真は3人の選手が抱き合っているもの。背中を見せているのは、18番のユニフォームを着た南野拓実と9番のユニフォームを着たファン・ヒチャンだ。 共に5日の試合に出場し、悔しい敗退を味わった中、「私達の誇り」として写真を投稿。2人と抱き合うのはハンガリー代表MFドミニク・ショボスライだ。 3人は2019-20シーズンはザルツブルクでチームメイトに。その後、南野はリバプール、フアン・ヒチャンはRBライプツィヒ、ショボスライも後にライプツィヒに移籍し、現在は誰も在籍はしていない。 この投稿には「泣ける」、「1番グッときた」、「ザルツブルクありがとう」とコメントが寄せられている。 アジア勢として、世界に一歩近づいた反面、まだまだ差があることも痛感させられた大会。4年後はどのような結果を残してくれるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ザルツブルクが日韓のクラブOBを称える「泣ける」1枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/hizxc98OC4">pic.twitter.com/hizxc98OC4</a></p>— FC Red Bull Salzburg JP (@FCRBS_jp) <a href="https://twitter.com/FCRBS_jp/status/1599893883218976768?ref_src=twsrc%5Etfw">December 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.06 22:15 Tue5