レーティング:フィオレンティーナ 3-0 インテル《セリエA》
2014.10.06 05:46 Mon
▽セリエA第6節が5日に行われ、フィオレンティーナvsインテルは3-0でフィオレンティーナが勝利を収めた。前節のカリアリ戦で退場処分を受けた長友は出場停止でこの試合を欠場している。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
▽フィオレンティーナ採点
GK
1 ネト 6.0
枠内シュートを的確に処理
DF
40 トモビッチ 6.5
ドドに対応しながら高い位置を取り、試合を決める3点目を奪取
2 ゴンサロ・ロドリゲス 6.0
ソリッドな守備で相手の攻撃を零封
15 サビッチ 6.0
粘り強い対応で相手2トップに仕事をさせなかった
あまり攻撃に参加しなかったが、守備を確実にこなした
MF
16 クルティッチ 5.5
バランスを取りながらチャンスに絡んだ
7 ピサーロ 6.0
持ち前の展開力を披露し、中盤で舵を取る
10 アクイラーニ 6.0
クルティッチと同じく攻守のバランスを取り、要所でチームを支えた
14 M・フェルナンデス 6.0
攻守に奮闘。時折、ドリブルや好パスで攻撃にアクセントを付けた
(→バルガス -)
FW
30 ババカル 6.5
強烈なシュートで先制点を記録。スケールの大きさを見せ付けた
(→ベルナルデスキ 5.5)
うまくに試合入り、一定の起点となる
11 クアドラード 6.5
キレのあるドリブルで局面を打開し、見事なシュートで追加点を奪った
(→ブリランテ -)
監督
モンテッラ 6.0
攻撃陣が結果を残して今季2勝目。リードを得た後、巧みな試合運びを見せた
▽インテル採点
GK
1 ハンダノビッチ 5.5
スーパーミドル2発は止められない。幾度か好セーブを披露
DF
23 ラノッキア 5.5
無難なプレーに終始し、戦術変更で交代
(→エルナネス 5.0)
攻撃を活性化できず、トモビッチの突破を簡単に許して3失点目に関与
15 ヴィディッチ 5.0
相変わらず味方との連係に難があり、ババカルに寄せきれずスーパーゴールを決められた
5 ファン・ジェスス 5.0
裏を狙う2トップの対応に苦慮
MF
33 ダンブロージオ 5.0
攻守において目立った働きを見せられず
18 メデル 5.0
精力的な動きでチームを支えたが、クアドラードにあっさりと抜かれてゴールを奪われた
90 エムビラ 5.0
味方と連係を取れず、バイタルエリアを使われた
10 コバチッチ 5.5
巧みなパスで攻撃に変化を加えたが、効果をなさず
22 ドド 5.5
前への推進力で果敢な突破を見せた
(→オビ 5.0)
特に何もできないまま終わった
FW
9 イカルディ 5.0
1度惜しいシュートを放ったが、試合を通して沈黙
7 オスバルド 5.0
相手にうまく抑えられてシュートに持ち込めず
(→パラシオ 5.5)
投入直後にチャンスに絡んだ
監督
マッツァーリ 5.0
完敗。4バックに変更するだけでは点は取れない
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
クアドラード(フィオレンティーナ)
▽キレのあるクイックネスで幾度も局面を打開。個人技でゴールを陥れ、チームの今季2勝目に大きく貢献。
フィオレンティーナ 3-0 インテル
【フィオレンティーナ】
ババカル(前7)
クアドラード(前19)
トモビッチ(後31)
▽フィオレンティーナ採点
GK
1 ネト 6.0
枠内シュートを的確に処理
DF
40 トモビッチ 6.5
ドドに対応しながら高い位置を取り、試合を決める3点目を奪取
ソリッドな守備で相手の攻撃を零封
15 サビッチ 6.0
粘り強い対応で相手2トップに仕事をさせなかった
28 マルコス・アロンソ 5.5
あまり攻撃に参加しなかったが、守備を確実にこなした
MF
16 クルティッチ 5.5
バランスを取りながらチャンスに絡んだ
7 ピサーロ 6.0
持ち前の展開力を披露し、中盤で舵を取る
10 アクイラーニ 6.0
クルティッチと同じく攻守のバランスを取り、要所でチームを支えた
14 M・フェルナンデス 6.0
攻守に奮闘。時折、ドリブルや好パスで攻撃にアクセントを付けた
(→バルガス -)
FW
30 ババカル 6.5
強烈なシュートで先制点を記録。スケールの大きさを見せ付けた
(→ベルナルデスキ 5.5)
うまくに試合入り、一定の起点となる
11 クアドラード 6.5
キレのあるドリブルで局面を打開し、見事なシュートで追加点を奪った
(→ブリランテ -)
監督
モンテッラ 6.0
攻撃陣が結果を残して今季2勝目。リードを得た後、巧みな試合運びを見せた
▽インテル採点
GK
1 ハンダノビッチ 5.5
スーパーミドル2発は止められない。幾度か好セーブを披露
DF
23 ラノッキア 5.5
無難なプレーに終始し、戦術変更で交代
(→エルナネス 5.0)
攻撃を活性化できず、トモビッチの突破を簡単に許して3失点目に関与
15 ヴィディッチ 5.0
相変わらず味方との連係に難があり、ババカルに寄せきれずスーパーゴールを決められた
5 ファン・ジェスス 5.0
裏を狙う2トップの対応に苦慮
MF
33 ダンブロージオ 5.0
攻守において目立った働きを見せられず
18 メデル 5.0
精力的な動きでチームを支えたが、クアドラードにあっさりと抜かれてゴールを奪われた
90 エムビラ 5.0
味方と連係を取れず、バイタルエリアを使われた
10 コバチッチ 5.5
巧みなパスで攻撃に変化を加えたが、効果をなさず
22 ドド 5.5
前への推進力で果敢な突破を見せた
(→オビ 5.0)
特に何もできないまま終わった
FW
9 イカルディ 5.0
1度惜しいシュートを放ったが、試合を通して沈黙
7 オスバルド 5.0
相手にうまく抑えられてシュートに持ち込めず
(→パラシオ 5.5)
投入直後にチャンスに絡んだ
監督
マッツァーリ 5.0
完敗。4バックに変更するだけでは点は取れない
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
クアドラード(フィオレンティーナ)
▽キレのあるクイックネスで幾度も局面を打開。個人技でゴールを陥れ、チームの今季2勝目に大きく貢献。
フィオレンティーナ 3-0 インテル
【フィオレンティーナ】
ババカル(前7)
クアドラード(前19)
トモビッチ(後31)
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長友の元同僚グアリン、自殺未遂と現在の生活を明かす「飛び降りれば解放される」
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【セリエA注目プレビュー】インテル、ミラノ・ダービー勝利でスクデット決定
セリエA第33節、ミランvsインテルが日本時間22日27:45にキックオフされる。首位インテル(勝ち点83)と2位ミラン(勝ち点69)によるスクデットが決まる可能性のあるミラノ・ダービーだ。 勝利で3季ぶり20度目のスクデット獲得が決まるインテルは、2月に行われたユベントスとの首位攻防のイタリア・ダービーを制し、独走態勢に入った。年明け以降、10連勝を記録するなどここまで26勝5分け1敗と圧巻の成績を収めている。惜しむらくはチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーの前にPK戦でラウンド16敗退となったこと。2009-10シーズンの3冠達成チームに匹敵するような総合力を持つ現インテルはライバルの眼前でスクデットを決めてしまうのか。 対するミランはCLで死の組に組み込まれたこともあってセリエAではインテルの前に水をあけられてしまった。それでもCL敗退後、ヨーロッパリーグ(EL)を戦いながらユベントスをかわして2位浮上と、疑問視されることもあるピオリ監督の手腕が確かであることを示している。残念ながらELもローマの前に敗退する格好となったが、ミランとしては目の前での優勝を阻止するべくインテルに勝ち点3を与えたくない。 今季の1stマッチは9月に行われ、インテルが5発圧勝としていた。 <div style="text-align:center;">◆ミラン◆ 【4-2-3-1】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240421_6_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:メニャン DF:カラブリア、ガッビア、トモリ、テオ・エルナンデス MF:アドリ、ラインデルス MF:プリシック、ロフタス=チーク、レオン FW:ジルー 負傷者:GKミランテ、DFケアー、カルル 出場停止者:DFチャウ チャウが累積により出場停止。代役はガッビアが予想されている。それ以外はベストメンバーで臨める。 <div style="text-align:center;">◆インテル◆ 【3-5-2】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240421_6_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:ゾマー DF:パヴァール、アチェルビ、バストーニ MF:ダルミアン、バレッラ、チャルハノール、ムヒタリアン、ディマルコ FW:テュラム、ラウタロ・マルティネス 負傷者:DFクアドラード 出場停止者:なし インテルに出場停止者はおらずベストメンバーで臨める。 ★注目選手 ◆MFルベン・ロフタス=チーク(ミラン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240421_7_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ミランの注目選手には今季チェルシーから加入し、主軸となった元イングランド代表MFを挙げたい。ここまで公式戦10ゴールを挙げ、チェルシー時代の2018-19シーズン以来となる2桁ゴールをマークしているロフタス=チーク。ゴール前へのダイナミックな絡みで得点にも絡めるところを示し、今季のミランのストロングポイントとなっている。ダービーでは相手のプレーメーカーであるMFチャルハノールを監視する役割も担う必要がある中、攻守両面で存在感を示すことができればインテルの今節での優勝を阻むことができるはずだ。 ◆MFハカン・チャルハノール(インテル) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240421_7_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 対するインテルの注目選手にはチャルハノールを挙げたい。今季はMFブロゾビッチの移籍によって完全にアンカーとしてプレーし続けたトルコ代表MFは、その期待に十分に応えた。抜群のゲームコントロールでMFムヒタリアン、MFバレッラと共に質の高いビルドアップを実現。安定感ある試合運びができていたのはチャルハノールの存在によるところが大きかった。ダービーでも前線のFWラウタロとFWテュラムに良質なボールを配球することでゴールの可能性が高まる。ダービーで優勝を決めるためにはチャルハノールの卓越したゲームメークが欠かせない。 2024.04.22 18:00 Mon5