武蔵2発!父母国の英雄ボルトからエール

2014.09.15 09:00 Mon
<アジア大会・サッカー:日本4-1クウェート>◇男子1次リーグD組◇14日◇韓国・仁川
U-21日本代表FW鈴木武蔵(20=新潟)が初戦のクウェート戦で2ゴールを挙げた。1-0の後半5分に頭で合わせると、同39分にはダメ押しの4点目を決めた。手倉森ジャパンでは練習試合も含め、10試合目で初ゴール。父親の母国、ジャマイカの英雄ウサイン・ボルト(28)からもエールを送られた若武者が、10年広州アジア大会に続く2連覇へ好発進した。得失点差でD組2位につけたチームは、17日にイラク(同1位)と対戦する。
左手の人さし指を、仁川の夜空に高々と掲げた。1-0の後半5分、DF植田が折り返したボールを頭で押し込むと、鈴木はもう次のことを考えていた。祝福に群がる仲間が離れると、悠々と陸上男子100メートル世界王者と同じライトニングポーズを決めた。「すぐポーズを決めちゃうと、みんなが来るので。独り舞台になってからやろうと決めていた」。計画通りのパフォーマンスで初戦を飾った。
手倉森監督の就任後、10試合目で初得点。もがき続けたが、大舞台の初戦でついに殻を破った。同39分にはDF室屋の低めの右クロスに右足でドンピシャ。「成(室屋)と目も合っていたし、理想的な得点」と充実の笑顔で話した。
ライトニングポーズ。ボルトの代名詞を、どうしてもやりたい理由があった。所属する新潟でもパフォーマンスしていることを知ったボルト本人から、1週間前にテレビを通して「W杯を目指せ。点をとり続けろ」とエールをもらった。「ビックリしました。くれるなんて思わなかったので…」。十分すぎるエールを、力に変えた。
2ゴールした後のポーズは忘れたが、国際大会の映像は多くの人の目に触れる。ボルトの目に届くまで、得点を重ね続ける。【木下淳】

提供:日刊スポーツ

キリンチャレンジカップの関連記事

キックオフ直後から、気合という燃料を積んでいることは明らかだった。このチャンスを、モノにしてやるんだ。攻守両面でのアグレッシブなプレーから、この試合に懸ける思いは全身から溢れ出ていた。タフに右サイドを守りながら、同学年のMF久保建英と一緒に決定機も演出した。サイドバックを本職とする選手が生み出すハーモニーが顔を覗かせて 2025.11.20 21:00 Thu
ガーナ代表戦、ボリビア代表戦と続いた11月シリーズを、日本代表は2試合連続の無失点で締めくくった。その中心にいたのが、フィールドプレーヤーで唯一2試合フル出場を果たした33歳――谷口彰悟だ。2024年11月にアキレス腱を断裂。大怪我から戻ってきた男は、再び日本代表の最終ラインで存在感を放っている。2026年北中米ワール 2025.11.19 01:35 Wed
ゴール前で輝く決定力と、中盤を支える戦術眼。その両方を併せ持つ“新しいボランチ像”を、日本代表のMF鎌田大地がボリビア代表戦で体現した。開始4分、MF久保建英のクロスを胸で収め、左足で冷静に流し込んだ先制点。ボランチでありながらペナルティエリアへ侵入し、フィニッシュまで持ち込む――。クリスタルパレスと日本代表では求めら 2025.11.19 00:45 Wed
ガーナ戦で先制点を挙げた南野拓実。練習からギラつく20歳前後の若手たちに囲まれながら、30歳になった自分の立ち位置を静かに受け止めている。日本代表に呼ばれて10年。かつて自分も“勢いだけの若者”だった時代がある。その記憶を抱えながら、今はキャプテンマークを巻き、彼らの背中を押す側へ――。森保ジャパンが世代交代を迎える渦 2025.11.18 16:45 Tue
ガーナ戦のピッチに立った鹿島アントラーズの守護神・早川友基。正GK鈴木彩艶の負傷、第2GK大迫敬介の不在の中で巡ってきたチャンスを、無失点という最高の形で終えた。だが、試合後のミックスゾーンに現れた早川の表情に、満足の色はなかった。代表2戦目にして、“守るだけ”のGKでは終わらない次のステージを見据えていた。 ■ 2025.11.18 15:30 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly