リオ世代が22歳武藤、柴崎の活躍に感化

2014.09.11 08:00 Thu
日本代表の新戦力台頭が、弟分のU-21(21歳以下)日本代表にも波及した。FW武藤の中高の後輩、東京MF野沢英之(20)やクラブでポジションを争う東京MF中島翔哉(20)、MF柴崎の高校の後輩だった明大DF室屋成(20)らがチャンスと受け止めた。14日に先行開幕する仁川アジア大会(韓国)で2連覇を目指すU-21代表は10日、千葉県内で全日本大学選抜と練習試合(45分×2)を行い、0-0で引き分けた。
22歳の武藤と柴崎の活躍に、21歳以下のリオ世代が感化された。アギーレジャパンと同じ4-3-3システムで練習試合を行い、アンカーには野沢。東京の先輩DF森重が任されたポジションだ。右太もも裏痛で8月の福岡合宿も辞退していたため「久々の実戦だったので(手倉森)監督が多く使ってくれた」とフィールドプレーヤーで唯一、後半の途中までプレーした。
前夜は選手全員でA代表のベネズエラ戦を見た。武藤がアギーレジャパン第1号を決めると「よっち君(武藤の愛称)さすがっす。僕だけじゃなく、みんなの刺激になった」。東京U-15、18の先輩にチームのLINEで祝福メッセージを送るとともに「中高の時はピンチの時に必ず打開してくれた。『自信を持ってやれ』と言ってくれるし、年も近いですし負けていられない」と発奮材料にした。
視察予定だったアギーレ監督は急きょ来場を取りやめたが、A代表も兼ねるリカルドGKコーチがスタンドから見守った。その前でエッジの利いたドリブルを披露したMF中島は、先月25日にJ2富山から東京に復帰。武藤とポジションが重なっており「クラブに戻った時、競争に勝たないといけない。まずはアジア大会でベストプレーヤーになりたい」と決意を固めた。
唯一の大学生、室屋も同じ思いだ。青森山田高の2年先輩、柴崎が鮮やかなボレーでA代表初出場初ゴールを決めた。「立ち上がって喜んじゃいました。よっち君も、去年(慶大戦で)マッチアップしてたのに今やA代表で得点する人になった。在学中の僕にもチャンスがある」。アジア大会へモチベーションは高まる一方のようだ。【木下淳】

提供:日刊スポーツ

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