アギーレ監督「ゆとり教育」でチーム強化

2014.09.04 08:00 Thu
日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)が、メリハリをつけた「ゆとり教育」でチームを強化する。冒頭20分のみで非公開となった練習で、攻撃の基本戦術を確認。攻撃面でも約束事が多かったザッケローニ前監督とは反対に、選手の発想を重視した。
初の戦術練習で、選手たちにシンプルに「攻撃は自分たちの発想を生かしていい」と伝えた。「1タッチで縦を狙え」「手詰まりならGKまでバックパスで戻していい」という具体的な指示もあったが、立ち上げ時期から攻守に細かい要求をした前任者とは違った。
攻撃面では、堅守速攻とボールを保持して攻めるパターンを意識付け。1つ1つの練習の意図を説明しながらも、瞬時の選手の判断を称賛する場面が多いという。MF長谷部は「今はすごくほめてくれる。選手をポジティブに乗せてくれる感じ」と振り返った。
新監督は、ピッチ外でも選手の自主性を受け入れている。3日の夕食の時間は午後8時開始の予定だったが、選手の要望が出たことで快く同7時半開始に変更した。「気付いたことは言ってこい」と選手に話し、自主的に意見が出る環境も整備している。
今後、守備面などで細かい戦術の指示が出るだろう。それでも、DF酒井高は「自分たちの感性を出してやるのは、やりやすいと思う」と好印象を口にした。基本的に厳しく戦うことを望む「闘将」。ゆとりが甘えにつながらぬように、「メリハリがある」(DF長友)というアギーレ流で日本をより高い舞台へと導いていく。【菅家大輔】

提供:日刊スポーツ

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