アギーレ日本、W杯メンバー総取っ換え!?

2014.08.16 09:00 Sat
日本代表ハビエル・アギーレ監督(55)が、W杯を戦ったメンバーを大幅に入れ替える可能性が出てきた。同監督は就任前から、W杯アジア予選を含む4年間の日本代表戦、W杯明けに開催されたJリーグのほとんどの試合をビデオでチェック済み。選手のピッチ外の振る舞いや人間性まで調べる徹底ぶりだ。日本協会主導でメンバー選考したザック体制の初陣とは違い、最初からアギーレ色が表れた選考になる。
アギーレ監督が、いきなり大なたを振るう。28日に予定されているメンバー選考に向け、すでに100人以上の選手をチェックした。代表戦はもちろん、インターネットなどを駆使して、最近のJリーグの試合まで徹底分析。日本人スタッフに「映像にはうまく映らないけれど、この選手はどんな動きをするんだ?」など、選手の具体名を挙げて聞くなど、精力的に情報収集をしている。
この日は、コーチ陣がそろい、東京・文京区のJFAハウスで最初のスタッフ会議を行った。冒頭、同監督は「メキシコ、スペイン、イングランド、日本と、言葉と文化は違うけれど、1つのチーム、つまりファミリーとなってみんなで戦おう」と決意表明したという。
戦う集団を作り上げるため、選手の人間性まで調べて、選手選考に反映する。同会議に参加した霜田正浩技術委員は「選手の普段の振る舞いやピッチ外の態度まで聞かれました。数は多すぎて正確には覚えられませんが、僕個人的には20~30人は聞かれたと思います」と話した。
ザック体制とは、大違いだ。ザッケローニ前監督の初陣となったアルゼンチン戦(10年10月8日)は、日本協会が主導でメンバー選考した。今回と同じく、就任1カ月後に初戦を迎えたが、当時の原博実技術委員長は「監督はあまり選手の特長を把握していないので、今回は協会主導で選びました」と話していた。戦い方も岡田ジャパンの戦術をそのまま採用した。
しかし、アギーレ監督は最初から自分の色を出す。霜田技術委員は「今回は監督がイニシアチブを取って選考します。自分主導でやるので、監督は行ける試合は全部行きたいと言っています」。今日16日は浦和-広島戦(埼玉)を視察し、翌17日にはビデオで他の試合をチェック、さらに20日の天皇杯にも足を運ぶ。
4年後のW杯ロシア大会に向け、アギーレジャパンは厳選されたメンバーで船出する。
◆ザッケローニ前監督の初陣メンバー 10年10月8日のアルゼンチン戦、同12日の韓国戦に向けて選手25人を選んだ。W杯南アフリカ大会のメンバー23人のうち14人が残り、初招集は仙台FW関口と清水MF本田拓の2人だった。ドルトムントFW香川、広島GK西川ら招集歴のある選手9人も呼ばれた。一方、W杯南ア大会後に代表引退宣言したMF中村俊や、体調不良の神戸FW大久保ら9人が選外となった。(所属は当時)

提供:日刊スポーツ

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