U21手倉森監督「ロシアW杯の中心になれ」

2014.08.12 08:00 Tue
リオの先のロシアを目指せ! 9月開幕の仁川アジア大会(韓国)に出場するU-21(21歳以下)日本代表の候補合宿が11日、福岡市内で始まった。来日したA代表ハビエル・アギーレ新監督(55)の下でコーチも兼任する手倉森誠監督(46)は、この世代が目指す16年リオデジャネイロ五輪だけでなく「W杯ロシア大会で中心選手になれ」とミーティングで厳命。日本を突き上げていく意識を選手に植えつけた。
合宿初日は約30分遅れて始まった。理由はミーティング。手倉森監督が時間をオーバーするほど熱弁した。内容は「ロシアW杯の中心になれ。A代表を強くするのは自分たちだと思え」。その意図を「W杯の敗退は、あのチームだけの責任じゃない。日本サッカー全体の責任だ。人ごとにせず底上げする意識を持ってほしかったし、実際、ロシアで結果を出せるかはリオ世代の選手が関係してくる」と説明した。
時を同じくして、アギーレ新監督の就任会見が行われていた。「ロシアに向けて1歩を踏み出す日に、リオ世代が代表の先陣を切って動きだす。いい日に始動できた」。コーチとして仕えるアギーレ監督とは考えが似ている。同監督が「攻守両方ができる選手」を理想の選手像とした談話を聞く前から、福岡合宿の狙いについて「攻撃しかできないんじゃ、今のサッカーでは弱みになる。選手には2つのポジションを理解させたい」と発言。実際、FW野津田に守備的な位置を経験させる構想を明かすなど、いくつもの案を温める。
当面の目標はアジア大会で連覇すること。だが「先を見てほしい。これから、W杯で悔しさを味わった選手と君ら若手の競争が始まるんだ」と最後まで向上心をくすぐった。【木下淳】

提供:日刊スポーツ

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