リバプールがオリンピアコスに辛勝《インターナショナル・チャンピオンズカップ2014》
2014.07.28 09:05 Mon
▽インターナショナル・チャンピオンズカップ2014・グループB第2節、オリンピアコスvsリバプールがシカゴのソルジャー・フィールドで27日に行われ、0-1でリバプールが勝利した。
▽4日前にボストンで行われたプレシーズンマッチのローマ戦を0-1で落としたリバプールは、その試合のスタメンから7選手を変更。ジェラードやスタリッジ、スターリングといったワールドカップに出場していた主力メンバーが先発に名を連ね、新戦力のL・マルコビッチやカンもスタメンで出場した。
▽一方、2日前に行われたミランとの開幕戦に3-0で快勝したオリンピアコスは、その試合のスタメンからドセビとアビダル以外の9選手を大幅に変更。サビオラが先発した。
▽前線右からスターリング、スタリッジ、L・マルコビッチと並べる[4-3-3]のシステムを採用したリバプールが、立ち上がりからボールを支配。そして開始5分、あっさりと先制に成功する。スタリッジのシュートがDFの足に当たってディフレクトしたボールがボックス中央に走り込んでいたスターリングの下へこぼれ、それをスターリングがゴールに流し込んだ。
▽その後はオリンピアコスが前がかりとなり、サイドを起点に攻略を図ろうとするが、重心を下げて対応するリバプールが余裕を持って跳ね返していく。すると、22分にはスタリッジが直接FKで、さらに28分にはボックス右に進入してからのシュートで追加点を狙った。
▽前半の終盤にかけてもリバプールが主導権を握り続けると、37分にはボックス左に侵入したL・マルコビッチがコントロールシュートを放つが、枠を捉えきれない。リバプールは、オリンピアコスに決定機を許さないままハーフタイムを迎えた。
▽後半、リバプールはL・マルコビッチ、カン、ホセ・エンリケの3選手を下げて、コウチーニョ、ジョー・アレン、J・ロビンソンを投入。一方のオリンピアコスはサビオラをはじめとする4選手に代えて、ドミンゲスらを投入した。
▽その後半も立ち上がりからボールを保持したのはリバプール。しかし50分にギャラヤンにバー直撃のシュートを打たれると、オリンピアコスに流れが傾いていく。ボールが収まり、ドリブルで仕掛けられるドミンゲスが攻撃をけん引していった。
▽劣勢のリバプールは62分、3枚代えを再び敢行。ジェラードらを下げ、ルーカス・レイバらを入れた。試合終盤にかけても攻撃面では凡庸な出来に終始したリバプールは、80分にブハラキスの独走を許すも、GKジョーンズの飛び出しでこれを防ぐ。これ以降は危なげなく試合を進めて辛勝。初戦を白星でスタートさせた。
▽4日前にボストンで行われたプレシーズンマッチのローマ戦を0-1で落としたリバプールは、その試合のスタメンから7選手を変更。ジェラードやスタリッジ、スターリングといったワールドカップに出場していた主力メンバーが先発に名を連ね、新戦力のL・マルコビッチやカンもスタメンで出場した。
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