終盤の逆転劇でオランダがベスト8に進出!!《ブラジル・ワールドカップ》
2014.06.30 03:11 Mon
▽ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦が29日に行われ、オランダ代表とメキシコ代表の一戦は、終盤に劇的な逆転劇を見せたオランダが2-1で勝利した。
▽天候は晴れ、気温は32℃、湿度は68%というコンディションのなかでキックオフを迎えた試合は、高い位置からプレスをかけていくメキシコがペースを握り、MFエレーラを中心とした攻撃でチャンスを作るなど、攻勢に出た。
▽対するオランダは最終ラインで横パスを回すばかりで、前線にボールを入れることができず、ポゼッションでは上回ったものの終始劣勢を強いられる。前半のシュート数は2本にとどまり、チャンスは、相手のミスからゴールに迫った前半終了間際のワンプレーくらしかなかった。
▽すると迎えた後半3分、高い位置でこぼれ球を拾ったMFジョバンニ・ドス・サントスが左足を一閃。低い弾道のミドルシュートがゴール右に決まり、前半から攻勢に出ていたメキシコが先手を奪った。
▽先制を許したオランダは56分、フェルハーフに代えてFWデパイを投入。カイトを右サイドバックに回し、システムを4-3-3に変更する。すると、右ウイングの位置に入ったロッベンのドリブルで主導権を手繰り寄せ、ロッベンのカットインやCKからゴールに迫ったが、GKオチョアの牙城を崩せない。
▽オランダは76分にFWフンテラールを送り出し、カイトも右サイドの高い位置でプレー。メキシコゴールに畳み掛けると、その攻撃が88分に実を結ぶ。ロッベンの右CKをファーサイドのフンテラールが頭で残すと、ボックス中央に走り込んだMFスナイデルがゴール左にシュートを突き刺した。
▽このゴールで延長戦に突入するかと思われたが、まだドラマは残っていた。後半アディショナルタイム、ボックス右の深い位置に侵入したロッベンがDFマルケスのファウルを誘ってPKを獲得。これをフンテラールが冷静に決め、オランダが大逆転に成功する。結局、試合はそのまま終了となり、劇的な逆転劇を見せたオランダの2大会連続ベスト8進出が決定した。
▽天候は晴れ、気温は32℃、湿度は68%というコンディションのなかでキックオフを迎えた試合は、高い位置からプレスをかけていくメキシコがペースを握り、MFエレーラを中心とした攻撃でチャンスを作るなど、攻勢に出た。
▽対するオランダは最終ラインで横パスを回すばかりで、前線にボールを入れることができず、ポゼッションでは上回ったものの終始劣勢を強いられる。前半のシュート数は2本にとどまり、チャンスは、相手のミスからゴールに迫った前半終了間際のワンプレーくらしかなかった。
▽すると迎えた後半3分、高い位置でこぼれ球を拾ったMFジョバンニ・ドス・サントスが左足を一閃。低い弾道のミドルシュートがゴール右に決まり、前半から攻勢に出ていたメキシコが先手を奪った。
▽先制を許したオランダは56分、フェルハーフに代えてFWデパイを投入。カイトを右サイドバックに回し、システムを4-3-3に変更する。すると、右ウイングの位置に入ったロッベンのドリブルで主導権を手繰り寄せ、ロッベンのカットインやCKからゴールに迫ったが、GKオチョアの牙城を崩せない。
▽オランダは76分にFWフンテラールを送り出し、カイトも右サイドの高い位置でプレー。メキシコゴールに畳み掛けると、その攻撃が88分に実を結ぶ。ロッベンの右CKをファーサイドのフンテラールが頭で残すと、ボックス中央に走り込んだMFスナイデルがゴール左にシュートを突き刺した。
▽このゴールで延長戦に突入するかと思われたが、まだドラマは残っていた。後半アディショナルタイム、ボックス右の深い位置に侵入したロッベンがDFマルケスのファウルを誘ってPKを獲得。これをフンテラールが冷静に決め、オランダが大逆転に成功する。結局、試合はそのまま終了となり、劇的な逆転劇を見せたオランダの2大会連続ベスト8進出が決定した。
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