車椅子エリアで健常者が観戦…チケットの不正販売が横行か
2014.06.21 17:05 Sat
▽18日に行われたブラジル・ワールドカップのグループB第2節、スペイン代表vsチリ代表の前に、チケットを持たない大勢のチリサポーターが記者エリアに侵入した騒動があったが、他にも不正にスタジアムに入場した人々がいるようだ。
▽イギリス『テレグラフ』は20日、ワールドカップの開幕戦となったブラジル代表vsクロアチア代表で、スタジアムの車椅子エリアで健常者が観戦しているというニュースを報じた。
▽発端となったのは、開幕戦が行われたクリチバのアレーナ・ダ・バイシャーダでブラジルサポーターがSNSにアップした一枚の写真からだった。この写真では、車椅子エリアで車椅子を使用している男女2名のサポーターが、何事もなかったのかのように立って応援している姿が映し出されている。ブラジルサポーターは写真とともに、「ワールドカップが奇跡を起こしている」という皮肉のコメントを添えている。
▽ワールドカップの会場となるスタジアム付近では、ダフ屋の不正販売が横行していると見られている。そのチケットの中には障害者や年金受給者専用のチケットなども含まれているようだ。ブラジルではダフ屋の不正販売を禁止しており、見つかった場合は最大で禁固4年の刑に処せられる。
▽スタジアム付近以外では、SNSでもチケットの不正販売が行われているという。そのため、警察は非正規ルートでチケットを手に入れて利益を得ている詐欺グループが存在する可能性を指摘し、現在も調査を行っていることを明らかにしている。
▽イギリス『テレグラフ』は20日、ワールドカップの開幕戦となったブラジル代表vsクロアチア代表で、スタジアムの車椅子エリアで健常者が観戦しているというニュースを報じた。
▽発端となったのは、開幕戦が行われたクリチバのアレーナ・ダ・バイシャーダでブラジルサポーターがSNSにアップした一枚の写真からだった。この写真では、車椅子エリアで車椅子を使用している男女2名のサポーターが、何事もなかったのかのように立って応援している姿が映し出されている。ブラジルサポーターは写真とともに、「ワールドカップが奇跡を起こしている」という皮肉のコメントを添えている。
▽ワールドカップの会場となるスタジアム付近では、ダフ屋の不正販売が横行していると見られている。そのチケットの中には障害者や年金受給者専用のチケットなども含まれているようだ。ブラジルではダフ屋の不正販売を禁止しており、見つかった場合は最大で禁固4年の刑に処せられる。
▽スタジアム付近以外では、SNSでもチケットの不正販売が行われているという。そのため、警察は非正規ルートでチケットを手に入れて利益を得ている詐欺グループが存在する可能性を指摘し、現在も調査を行っていることを明らかにしている。
PR
ワールドカップの関連記事
|