手倉森日本、異例お勉強会 選手同士討論

2014.06.11 08:00 Wed
16年リオデジャネイロ五輪を目指すU-21日本代表の強化合宿が10日、大阪府内で2日目を迎えた。手倉森誠監督(46)は、異例の選手ディスカッションを発案。前日9日夜のミーティングで試合映像を示し、プレーごとの状況判断について選手に話し合わせた。

議論の題材となった試合は、3月の東京合宿で行ったU-19日本代表戦。スコアが4-2だった試合の得点シーン、失点シーンなど計14の場面を抽出した。一般的には監督が解説するところだが「プレーするのは選手。気付かせ、動き方を共有するために意見を言わせた」と意図を説明した。

DFやボランチには攻撃の場面を、FWや2列目の選手には守備の場面を、あえて指名して意見させた。MF大島は「例えば前でボールを奪われた時、早く定位置に戻る方がいいのか、その場で守備する方がいいのか、話し合いました」。FW鈴木も「状況に応じ『サイド攻撃をこうしよう』と考えを出し合った」と白熱ぶりを明かす。時間は50分。19~21歳の25人が、まるでホームルームのように互いの意見を戦わせた。
この合宿は1月のオマーン、3月の東京に続く手倉森ジャパン3度目の活動。短い期間で理解を深めるため、合宿前には、代表候補約50人に映像と説明プリントを送付。予習もさせていた。指揮官は「目指す全員攻撃、全員守備のため違うポジションの話もさせたけど、整理できてたね」と満足顔。自主性を促し、相互理解を深めた。【木下淳】

提供:日刊スポーツ

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