攻守に長友!左のキーマンもキレキレ

2014.05.28 09:00 Wed
<国際親善試合:日本1-0キプロス>◇27日◇埼玉
日本代表(FIFAランキング47位)が、W杯ブラジル大会に向けた国内最後となる壮行試合でキプロス(同130位)と対戦し、1-0で勝利を飾った。

次元が違う動きを見せたDF長友佑都(27=インテルミラノ)は、試合直後のテレビインタビューで笑顔は控えめだった。「フィジカル、メンタル、しっかりとコンディションを整えたい」「攻撃のアイデア、連動性をもっと高めていかないと、強豪相手には通用しない」。抜群の存在感を誇ったキプロス戦を振り返ることはなく、前を向いた。取材エリアでは、声をかける報道陣に対して「すいません」とだけ言い残して、足早に通り過ぎた。

序盤から攻撃で圧倒した。縦へ突破しての左足クロスを上げたとみるや、内に切れ込んでのクロス。後半11分に放った右足のミドルシュートはポストをかすめた。試合前日、「監督が左サイドバックに、僕を置いているのは意味がある。守るだけなら他の選手でもいいはず。自分は攻撃を求められている。そこを出したい」と宣言していた通りのプレーだった。守備では、体格にまさる相手に出足の速さで対応。DFラインとの連係もよく、キプロス攻撃陣を封じ込めた。
後半に入ってからは右足をストレッチするなど疲労はたまっていたが、後半34分にDF伊野波と交代するまでの動きは際立っていた。この4年で主戦場を日本からイタリアへ移し、チェゼーナからインテルへとステップアップした。すべてはこのW杯のため。帰国した時に話していた「語り継がれるようなプレーヤーになりたい」という言葉は決して夢物語ではない。【高橋悟史】

提供:日刊スポーツ

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