ザック「2日間は目いっぱい遊んでくれ」

2014.05.28 09:00 Wed
<国際親善試合:日本1-0キプロス>◇27日◇埼玉
日本代表(FIFAランキング47位)が、W杯ブラジル大会に向けた国内最後となる壮行試合でキプロス(同130位)と対戦し、1-0で勝利を飾った。

アルベルト・ザッケローニ監督(61)がW杯勝利のための「オンとオフの勧め」を説いた。壮行試合後、控室で選手たちに「(29日夜の渡米までの)この2日間は目いっぱい遊んでくれ。そして、その後は試合と練習のことだけを考えてくれ」とメッセージを送った。

自身もオンとオフを大切にする。日本滞在時は早朝から欧州各国のリーグ戦をテレビ観戦し、昼間はJリーグを視察。頻繁にスタッフ会議を開き情報交換を行う。ただ、イタリア帰国時は家族との時間を最優先。勝負師としてあらためて切り替えの重要性を伝えた。
指宿合宿で体をいじめ抜き、疲労蓄積の状態でキプロスに苦戦したが「体が重いので頭のキレがどう機能するかを見たかった。良い試合だった」と評価。序盤に守備時のロングボールの対応が不安定になった場面は厳しく指摘したが、全体的には前向きだった。

DF内田、吉田、MF長谷部の故障を抱える3人も復帰し、「新戦力」のFW大久保も後半途中から起用。日本代表として5回目にしてW杯壮行試合で初勝利を挙げ「あとは6月14日のW杯初戦で100%の状態に持っていくことが大事になる」と話した。
「結果を約束するのではなくて、結果を残すための努力を約束する。まずはチーム力を高める。その上で具体的な目標を決めていきたい。できるだけ前に行こうと思う」。できるだけ前に勝ち進む-。指揮官は米国経由で決戦の地に乗り込み、世界を驚かす日本の姿を既にイメージしている。【菅家大輔】

提供:日刊スポーツ

キリンチャレンジカップの関連記事

キックオフ直後から、気合という燃料を積んでいることは明らかだった。このチャンスを、モノにしてやるんだ。攻守両面でのアグレッシブなプレーから、この試合に懸ける思いは全身から溢れ出ていた。タフに右サイドを守りながら、同学年のMF久保建英と一緒に決定機も演出した。サイドバックを本職とする選手が生み出すハーモニーが顔を覗かせて 2025.11.20 21:00 Thu
ガーナ代表戦、ボリビア代表戦と続いた11月シリーズを、日本代表は2試合連続の無失点で締めくくった。その中心にいたのが、フィールドプレーヤーで唯一2試合フル出場を果たした33歳――谷口彰悟だ。2024年11月にアキレス腱を断裂。大怪我から戻ってきた男は、再び日本代表の最終ラインで存在感を放っている。2026年北中米ワール 2025.11.19 01:35 Wed
ゴール前で輝く決定力と、中盤を支える戦術眼。その両方を併せ持つ“新しいボランチ像”を、日本代表のMF鎌田大地がボリビア代表戦で体現した。開始4分、MF久保建英のクロスを胸で収め、左足で冷静に流し込んだ先制点。ボランチでありながらペナルティエリアへ侵入し、フィニッシュまで持ち込む――。クリスタルパレスと日本代表では求めら 2025.11.19 00:45 Wed
ガーナ戦で先制点を挙げた南野拓実。練習からギラつく20歳前後の若手たちに囲まれながら、30歳になった自分の立ち位置を静かに受け止めている。日本代表に呼ばれて10年。かつて自分も“勢いだけの若者”だった時代がある。その記憶を抱えながら、今はキャプテンマークを巻き、彼らの背中を押す側へ――。森保ジャパンが世代交代を迎える渦 2025.11.18 16:45 Tue
ガーナ戦のピッチに立った鹿島アントラーズの守護神・早川友基。正GK鈴木彩艶の負傷、第2GK大迫敬介の不在の中で巡ってきたチャンスを、無失点という最高の形で終えた。だが、試合後のミックスゾーンに現れた早川の表情に、満足の色はなかった。代表2戦目にして、“守るだけ”のGKでは終わらない次のステージを見据えていた。 ■ 2025.11.18 15:30 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly