ザック監督ゲキ「ここがスタートライン」

2014.05.27 09:00 Tue
W杯ブラジル大会に出場する日本代表が今日27日、国内最後となる壮行試合のキプロス戦(埼玉ス)に臨む。

真のゴールはW杯での結果-。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)が23人のW杯戦士にげきを飛ばした。キプロス戦前日の公式会見で「今は選手が23人に入ったことを喜んでいる状況。選手に『ここはスタートラインでゴールラインではない』と伝えた。本当に喜べるのはW杯で結果を残した時だと思う」と口にした。

「W杯初戦のコートジボワール戦で100%にするためにプログラムを組んでいる」と話すように、25日までの指宿合宿では猛烈に走り込み、選手の体をいじめ抜いた。疲労も蓄積しており、キプロス戦では「フィジカル的な輝き、キレは求められないが、頭のキレを求めたい」と言う。
キプロス戦はあくまで「テスト」。チームに強く求めるインテンシティー(激しさ、攻守の切り替えの速さ)とクオリティー(プレーの質)。その2つを披露するにはベストの体調が必要不可欠だけに「最高のスピードはW杯本番で出せればいい」と割り切った。

初めて日本代表の指揮を執り、大番狂わせで勝利を飾った10年10月8日のアルゼンチン戦の場所は埼玉スタジアム。W杯出場もここで決めた。「ここでの成功体験が深く刻まれている」。埼玉から始まり、埼玉を経てW杯に乗り込む。
日本代表のW杯壮行試合は過去3分け1敗だが、過去の戦績は関係ない。「なでしこジャパンのアジア杯優勝におめでとうと言いたい。我々、男子にとっても刺激になる」。なでしこジャパンも、キプロス戦も、全てをブラジルへ向けた起爆剤にする。【菅家大輔】

提供:日刊スポーツ

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