W杯経験者の岡崎「コンディションが大事」
2014.05.19 18:38 Mon
▽ワールドカップに臨む日本代表の一部海外組が19日、東京都内でトレーニングを実施。そのトレーニング終了後、マインツで充実のシーズンを過ごしたFW岡崎慎司が囲み取材に応じ、ワールドカップに向けた意気込みを語った。
――合宿に向けた準備は万全か
「一回休めたのが一番大きかった。正直、リーグとワールドカップは別物だと考えているので、一度リフレッシュしてもう一回、自分の身体を作り直したい。そのための時間が、今日のようにあるのは大きい。皆で良い雰囲気の中でやりつつ、キャンプになればピリッとした空気になると思う。こういった雰囲気は非常に大事」
――コンディションについて
「リーグの終盤は疲れていた。ただ、最後までやりきろうと思ってやっていたので、今は一度、落としている状態。シュツットガルトでの3年間はもがいている時期だったので、この1年はリベンジというか、ブンデスでどれだけやれるかという意識でやってきた。ワールドカップのことだけを考えるのではなく、一人の選手としてブンデスリーガでどれだけやれるのかということ。その延長線上にワールドカップがある。今は力みがないので、その状態でワールドカップを迎えられればいい」
――周りは煽ってくるが
「前回大会を経験しているので、どれくらい何を言われるのかもわかっている。チームの良い雰囲気を作り出していければいい。ピリッとしたり、和らげたり、チームが自然とまとまっていく方向へ仕向けていきたいと思っている」
――ここからはコンディション調整がメインになる?
「そのための4年間、継続というか、ここまで上を目指してやってきたので、その流れでワールドカップを迎えたい。やはりコンディションが大事になってくる。どれだけできるかは、コンディション次第。チームとして動けないと勝てない相手との対戦になる」
「チームが結束できるかどうか。ホテルで部屋にこもるのではなく、一緒に卓球をしたり、ゲームをしたり、という形が自然と出てくれば、チームは結束してくる。そして、チームの勝利のために各選手が色々なことを考えて実行できるかが大事」
――南アフリカ大会を振り返って
「あの時は、ベテランの選手がすごく大きかった。(川口)能活さんや(中村)俊輔さん、楢崎さんとか、悔しいけど試合に出れない選手が奮い立たせてくれた。そういった選手が練習で頑張っている姿を見ると、やらなきゃいけないと思う。誰がやるとかではなく、自然とそういった形になると思うので、その流れで1カ月間やりたい」
――長谷部選手が岡崎選手と吉田選手をムードメーカーに指名していたが
「このチームにムードメーカーはいないと思う。皆がそれぞれムードメーカーになれればいい。僕は何もやっていないけど、チームとして固まっているときに、冗談を言って和らげるようなことができるようになればと思う。28歳になってやっとそういったことができるようになった(笑)」
――15得点を挙げて香川選手の記録を塗り替えたことについて
「中盤とFWは自分の中で全然違うので、記録を抜いたからといって、選手として上だとかは考えていない。自分の中では少し嬉しいことくらいのもの」
――自信を得たことで変わったか
「自分の中ではそれほど変わらないけど、周りが変わるというか、信頼を得られると大きい。前半がダメでも後半にチャンスを得ることもできる。結果を出すことの重要性をあらためて学んだ。今は点をとることを自分も周りも理解している。以前は点をとるのか、中盤で頑張る選手なのか、理解されていなかった。そういった部分の変化が非常に大きかったと思う」
――代表とクラブでポジションが異なることについて
「代表ではずっと右サイドでやっていたので、形としては右サイドほうが持っているとは思う。そこは慣れの部分。ただ、ブンデスで1トップを経験したことで、自分の武器がゴールに向かう部分であることを再認識し、自信にできたことが今季の収穫。ポジションはどこでもゴールに向かうというのが自分のスタイルだ」
――ターニングポイントになった試合は?
「2得点を挙げたブラウンシュヴァイク戦。ここで点を取らないといけない場面で結果を残せたことが大きい。あの試合で僕の形を理解してもらえた」
――合宿に向けた準備は万全か
「一回休めたのが一番大きかった。正直、リーグとワールドカップは別物だと考えているので、一度リフレッシュしてもう一回、自分の身体を作り直したい。そのための時間が、今日のようにあるのは大きい。皆で良い雰囲気の中でやりつつ、キャンプになればピリッとした空気になると思う。こういった雰囲気は非常に大事」
――コンディションについて
「リーグの終盤は疲れていた。ただ、最後までやりきろうと思ってやっていたので、今は一度、落としている状態。シュツットガルトでの3年間はもがいている時期だったので、この1年はリベンジというか、ブンデスでどれだけやれるかという意識でやってきた。ワールドカップのことだけを考えるのではなく、一人の選手としてブンデスリーガでどれだけやれるのかということ。その延長線上にワールドカップがある。今は力みがないので、その状態でワールドカップを迎えられればいい」
――周りは煽ってくるが
「前回大会を経験しているので、どれくらい何を言われるのかもわかっている。チームの良い雰囲気を作り出していければいい。ピリッとしたり、和らげたり、チームが自然とまとまっていく方向へ仕向けていきたいと思っている」
――ここからはコンディション調整がメインになる?
「そのための4年間、継続というか、ここまで上を目指してやってきたので、その流れでワールドカップを迎えたい。やはりコンディションが大事になってくる。どれだけできるかは、コンディション次第。チームとして動けないと勝てない相手との対戦になる」
「チームが結束できるかどうか。ホテルで部屋にこもるのではなく、一緒に卓球をしたり、ゲームをしたり、という形が自然と出てくれば、チームは結束してくる。そして、チームの勝利のために各選手が色々なことを考えて実行できるかが大事」
――南アフリカ大会を振り返って
「あの時は、ベテランの選手がすごく大きかった。(川口)能活さんや(中村)俊輔さん、楢崎さんとか、悔しいけど試合に出れない選手が奮い立たせてくれた。そういった選手が練習で頑張っている姿を見ると、やらなきゃいけないと思う。誰がやるとかではなく、自然とそういった形になると思うので、その流れで1カ月間やりたい」
――長谷部選手が岡崎選手と吉田選手をムードメーカーに指名していたが
「このチームにムードメーカーはいないと思う。皆がそれぞれムードメーカーになれればいい。僕は何もやっていないけど、チームとして固まっているときに、冗談を言って和らげるようなことができるようになればと思う。28歳になってやっとそういったことができるようになった(笑)」
――15得点を挙げて香川選手の記録を塗り替えたことについて
「中盤とFWは自分の中で全然違うので、記録を抜いたからといって、選手として上だとかは考えていない。自分の中では少し嬉しいことくらいのもの」
――自信を得たことで変わったか
「自分の中ではそれほど変わらないけど、周りが変わるというか、信頼を得られると大きい。前半がダメでも後半にチャンスを得ることもできる。結果を出すことの重要性をあらためて学んだ。今は点をとることを自分も周りも理解している。以前は点をとるのか、中盤で頑張る選手なのか、理解されていなかった。そういった部分の変化が非常に大きかったと思う」
――代表とクラブでポジションが異なることについて
「代表ではずっと右サイドでやっていたので、形としては右サイドほうが持っているとは思う。そこは慣れの部分。ただ、ブンデスで1トップを経験したことで、自分の武器がゴールに向かう部分であることを再認識し、自信にできたことが今季の収穫。ポジションはどこでもゴールに向かうというのが自分のスタイルだ」
――ターニングポイントになった試合は?
「2得点を挙げたブラウンシュヴァイク戦。ここで点を取らないといけない場面で結果を残せたことが大きい。あの試合で僕の形を理解してもらえた」
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