猶本今日なでしこデビューでW杯決める!

2014.05.18 09:00 Sun
ベトナムで行われている女子アジア杯で、なでしこジャパン(FIFAランキング3位)が今日18日、W杯出場をかけて1次リーグA組最終戦ヨルダン(同54位)戦に臨む。勝ち点4でA組首位の日本は、引き分け以上で7大会連続のW杯出場が決まる。佐々木則夫監督(55)は準決勝進出もかかる一戦に、初代表のMF猶本光(20=浦和)ら若手の起用を示唆。次世代の中心選手として期待される猶本が、A代表では初の国際舞台でW杯切符をつかみ取る。

W杯出場が決まるヨルダン戦に向けて佐々木監督は「まだピッチに出ていない選手に経験させる」と若手を多く起用する考えを示し、「みんな伸び盛り。みんな思い切りやってもらいたい」と話した。酷暑の中での中1日の連戦で主力組には疲れが見られる。ここまで2試合ベンチに座り続けたMF猶本が初めて先発出場する可能性は高い。

チームは17日、ホーチミンで調整し、16日のベトナム戦で控えだったMF阪口やFW高瀬、猶本やDF乗松らがフォーメーションを組んで連係を確認した。猶本は「思い切りやるだけ」と初々しい表情で意気込んだ。今大会は憧れの選手たちに囲まれた環境で成長へのヒントをつかもうと、貪欲に吸収する姿勢が光る。全体練習では同じ守備的MFの澤の動きを熱心に観察。プレースキックの名手・MF宮間と並び、居残りでシュート練習に励む。「積極的にやっています」と充実感をにじませる。
猶本は12年のU-20女子W杯に18歳の“飛び級”で出場。「ヤングなでしこ」の主力として高い展開力を発揮し、銅メダル獲得に貢献した。今季は「得点を強く意識してやってきた」と、なでしこリーグ開幕戦ではINAC神戸から豪快なミドルなどで2得点。初のA代表入りを果たし、デビュー戦となった8日の親善試合ニュージーランド戦(大阪)では後半41分からの出場も、強烈なシュートで存在感を見せた。

目標の澤は21年前の代表デビュー戦で4ゴール。猶本もW杯切符という重圧のかかる初の国際マッチで鮮烈なデビューを飾れば、代表定着が見えてくる。
◆猶本光(なおもと・ひかる)1994年(平6)3月3日、福岡県小郡市生まれ。小郡東野少年SC、FCリエートを経て09年から福岡AN。12年から浦和。12年のU-20W杯に出場。家族は両親と兄、妹。157センチ、50キロ。血液型A。筑波大在学中。

提供:日刊スポーツ

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