開催国ベトナム撃破のなでしこが首位浮上《AFC女子アジアカップ・ベトナム2014》

2014.05.17 00:21 Sat
▽16日にAFC女子アジアカップ・ベトナム2014グループA第2節のベトナム女子代表戦に臨んだなでしこJAPANは、4-0で快勝した。

▽2日前に行われた初戦のオーストラリア女子代表戦を2点のビハインドを追いついて引き分けたなでしこJAPANの佐々木監督は、その試合のスタメンから大幅に6選手を変更。オーストラリア戦でチームを敗戦から救った大儀見や、温存されていた澤がスタメンとなった。

▽試合は5バックを敷いて自陣に引く開催国のベトナムに対し、立ち上がりから敵陣でボールを保持するなでしこJAPANが攻勢をかけていった。そして12分、左ショートコーナーの流れから宮間が上げたクロスに、菅澤の合わせたヘディングシュートが左ポストに直撃する決定機を演出。その後もボールの収まる2トップの大儀見と菅澤のポストプレーを起点に、澤を軸に中盤が前線に絡んで、守備を固めるベトナムを崩しにかかった。

▽しかし、時間の経過とともにベトナム守備陣がなでしこJAPANの攻撃陣に慣れ出したことで打開しきれず、シュートを打てない状況が続く。そんな中38分、左サイドからの川澄のクロスにフリーの大儀見がヘッドで合わせるビッグチャンスを迎えたものの、GKの正面を突いてしまいゴールならず。それでも44分、なでしこJAPANが前半のうちにベトナムを押し切る。左CKの流れから上尾野辺が粘ってつなぎ、最後はペナルティアーク手前右の川澄が放った強烈なミドルシュートがゴール右に突き刺さった。

▽迎えた後半、川澄と木龍のサイドを入れ替えて臨んだなでしこJAPANは、前半同様にベトナムを押し込んでいく。そして54分、右サイドからの川澄のクロスに大儀見がヘッドで合わせたが、わずかに枠の左へ外れた。

▽その後、徐々に攻勢を強めてベトナムゴールに迫ったなでしこJAPANは65分、CKの流れから追加点を奪いきる。クロスボールを大儀見がヘッドでつなぎ、岩清水が放ったヘディングシュートはバーに直撃したものの、ルーズボールを木龍がヘッドで押し込んだ。さらに69分、川澄が右サイドから左足で上げたクロスに大儀見がヘッドで合わせて枠の左にシュートを流し込み、3点目を挙げた。

▽試合終盤にかけては、大儀見や宮間を下げる余裕を見せたなでしこJAPANが試合をコントロール。そして87分には高瀬が右サイドから折り返したクロスを菅澤が落とし、最後は川澄が冷静に左足で左サイドネットに流し込んだ。4-0で開催国ベトナムに快勝したなでしこJAPANが今大会初勝利を飾り、得失点差でオーストラリアをかわしてグループ首位に立った。

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