斎藤「慢心しない。ここからがスタート」

2014.05.13 08:00 Tue
日本サッカー協会は12日、都内でW杯ブラジル大会(6月12日開幕)に臨む日本代表メンバー23選手を発表した。

あれから12年、今度はピッチに立つ。横浜FW斎藤学(24)は当落線上の争いを制し、ブラジル行きの切符を手にした。「慢心しない。喜ぶのも大事だけど、ここからがスタート」と笑顔も少なかった。小6の斎藤が目にした試合、この日の会見場が日産スタジアムだったことと無縁ではない。

02年日韓大会、ブラジルとドイツの決勝戦に、斎藤はいた。「雰囲気や、選手たちの迫力、技術的なうまさをみて、人生にとって大きな経験だった」。その場所に立つ夢を膨らませた。だから「ここからがスタート」。
ジョーカー的役割が予想されるが、「スタメンから出たいのは当たり前」と話す。169センチで俊敏に繰り出す細かいタッチの高速ドリブルから「ハマのメッシ」と呼ばれる。W杯でも守備陣を切り裂く自信がある。

小学生から下部組織で育った横浜にとっては、5大会連続のW杯代表輩出になった。クラブの歴史をつないだ。「誇りに思う。日本の歴史をつくりたい。まずは優勝を目指さないと」。
川崎市内の実家の「宝箱」には、12年前の決勝のチケットが保管してある。その1枚の券から始まった夢を、ブラジルでかなえる。【阿部健吾】

提供:日刊スポーツ

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