Jリーグ最後の国立開催、甲府vs浦和はゴールレス《J1》
2014.05.06 18:01 Tue
▽6日に行われたJ1第12節の甲府vs浦和は、ゴールレスドローで終了した。
▽現在の国立競技場で行われる最後のJリーグ。3万6505人のサポーターが見守る中、前線からプレッシャーを仕掛けてカウンターを狙う甲府とポゼッションを高めて主導権を握る浦和の構図で試合が進んでいく。
▽最初にチャンスを作ったのは甲府だった。8分にFWジウシーニョのクロスにニアサイドでFWクリスティアーノが合わせるも、枠を捉えきれない。対する浦和も13分にボックス左に進入したMF関口のマイナスのクロスを受けたDF森脇がミドルシュートを狙うが、このシュートも枠を捉えきれなかった。
▽その後は甲府が自陣でスペースを埋める戦いを選択したため、浦和がさらにポゼッションを高める。しかし、両チーム共にチャンスを作り出すも単発の攻撃に終始し、ゴールレスでハーフタイムを迎えた。
▽選手交代を行わずに迎えた後半は、浦和が先にチャンスを作る。MF柏木がボックス内に入れたロビングのパスからFW李が厳しい体勢ながらもシュートに持ち込む。しかし、上手く蹴ることができずにチャンスを逸した。甲府は70分にカウンターからジウシーニョがこぼれ球を押し込むが、オフサイドの判定によりゴールとはならなかった。
▽終盤は浦和が圧倒して甲府陣内に攻め込む。するとアディショナルタイム2分に、DF山本がこの日2枚目のイエローカードを受けて退場。浦和はボックスのすぐ外でFKを獲得するも、阿部が直接狙ったシュートは枠を越えてしまった。結局、直後に試合終了のホイッスルが吹かれ、国立最後のJリーグはゴールレスに終わっている。
▽現在の国立競技場で行われる最後のJリーグ。3万6505人のサポーターが見守る中、前線からプレッシャーを仕掛けてカウンターを狙う甲府とポゼッションを高めて主導権を握る浦和の構図で試合が進んでいく。
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