ポルト暫定監督「本来なら2-0の勝利だった」

2014.03.14 21:07 Fri
ポルトのルイス・カストロ暫定監督は、13日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦ファーストレグでのナポリ戦の1-0の勝利を喜びながらも、もう1点決めたはずのゴールが取り消されたことには不満をのぞかせている。

ホームにナポリを迎えたポルトは、57分にFWジャクソン・マルティネスのゴールで先制。そのまま1-0で勝利を収めた。

20分にはJ・マルティネスのクロスをMFカルロス・エドゥアルドがヘッドで押し込んだ場面もあったが、これはオフサイドの判定のためノーゴール。だがカストロ暫定監督は、この1点も認められるべきだったと考えているようだ。クラブ公式サイトが試合後のコメントを伝えた。

「2-0で勝てたはずだったし、勝つべきだった。2点を奪ったが、1点は無効にされてしまったからだ。失点せずに勝つという目的は果たせたので、これはセカンドレグに向けて大事なことだ」

「トーナメントの試合は最後の1分までどうなるか分からないものだ。ナポリは完全に我々の考えていた通りのチームだった。非常に戦いにくい相手であり、ボールを奪うと速い攻撃を仕掛けてくる。拮抗した勝負になることは今日の試合でも分かったが、今日は我々が上回り、十分に勝利にふさわしい戦いをすることができた」

ナポリのホームでのセカンドレグは来週、20日に開催される。


提供:goal.com

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