なでしこ宿敵米とドロー 宮間芸術FK弾

2014.03.06 09:00 Thu
<アルガルベ杯:日本1-1米国>◇5日◇ポルトガル・パルシャル
女子サッカーの国際大会アルガルベ杯が5日、ポルトガルで開幕し、なでしこジャパンは米国に1-1で引き分けた。12年ロンドン五輪決勝以来のリベンジマッチは、後半14分にミスから失点したが、37分にMF宮間あや(29=岡山湯郷)が芸術的な無回転FKを決めて同点に持ち込んだ。来年のカナダW杯に向けた宿敵との一戦で、キャプテンが意地を見せつけた。

さすがの宿敵も驚く一撃だった。0-1の後半37分、ゴールまで約23メートルでのFK。宮間が右足で放った無回転シュートは角度を変え、GKソロのパンチングもむなしくゴールネットを揺らした。芸術的な一撃を決めた宮間は、笑顔で両手の人さし指を突き上げた。試合終了後には米国の選手から握手を求められ、健闘をたたえ合った。

2月下旬の千葉県内での合宿では、毎日居残りでFK練習。男子大学生をゴール前に立たせ、何度も右足を振り抜いた。米国戦へ「すごいプレーをしてくると思うので、すごいのでお返ししたいですね」と話していたが、言葉通りの1発だった。
1-2で敗れたロンドン五輪以来の対戦。DF有吉、GK山根以外の9人は同じメンバーで臨んだ。対する米国はワンバック、モーガンの強力FWコンビは不在。その相手に何度も最終ラインの裏を抜かれてFWルルーにシュートを許し、MF澤もほとんど攻撃に絡めない。後半からFW岩渕、MF木龍ら若手を投入したが、最後までパスミスが目立った。

佐々木監督は「今は無理。まだ試合勘がないから、負けないように頑張れと言っていた。これからですよ」。仕上げ途上のチームにあって、宮間が責任感で米国のゴールをこじ開けた。
提供:日刊スポーツ

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