岡崎泥臭2発 原博実氏抜き歴代単独3位

2014.03.06 09:00 Thu
<国際親善試合:日本4-2ニュージーランド>◇5日◇国立
W杯イヤー第1号はFW岡崎慎司(27)だった。前半4分。MF香川からのロングパスで、相手DFラインの裏に抜け出す。1度はトラップをミスするが、倒れながら投げ出した右足で押し込んだ。13年ラストゴールとなったベルギー戦(11月19日)に続いて幕開けを告げるゴールも岡崎。泥臭く、らしさを存分に発揮した号砲だった。

「相手は最初から僕のことを見てなかった。ボールが跳ねたんでトラップミスしたけど、諦めずに行った」。開始から15分までに3連続得点。チームを勢いづかせた先制点で、岡崎自身も乗った。同17分に左サイドの香川から本田を経由して流れてきたボールを、強烈な左足シュートで相手GKの手をはじき飛ばして決める。これが代表通算38ゴール。原博実専務理事が持つ37点を抜き、歴代単独3位に浮上した。

「運も50%。『早く原さんを抜け』ということなんだと思う」とサッカーの神様を味方に付けて? 歴代の名ストライカー、釜本とカズに続いた。今季所属するブンデス1部のマインツではチームトップの9ゴールをマーク。最近5試合は不発が続いているが、勢いを代表戦につなげることができたのも、岡崎の揺るぎない信念があったからだ。
昨夏、マインツへの移籍が決まったとき「FWにこだわる。周りに何かを言われても、辛抱して前で勝負できる選手になる」と誓った。FWとして勝負し続けた結果、代表では2列目での起用でもゴールという目的は変わらない。信念を貫く一方で、相手サイドバックを引きつけて、DF酒井宏が攻撃参加できるスペースを作り出すチームプレーも忘れない。前半のみでお役御免となったが、W杯で戦う日本に欠かせない選手だと証明した。【栗田成芳】

提供:日刊スポーツ

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