山口蛍、長谷部離脱で先発有力

2014.02.28 09:00 Fri
3月5日のニュージーランド戦(国立)に挑む日本代表23人が27日、発表された。右膝痛で選出外のMF長谷部に代わり、ボランチにはMF山口蛍(23=C大阪)の先発が有力となった。今回はW杯代表決定前最後の国際試合。山口はアルゼンチン代表FWメッシも愛用する特注レガーズ(すね当て)を使い、持ち前の豊富な運動量と守備力で23人入りの当確ランプをともしたい。3月3日に都内で合宿が始まる。

山口は代表選出を冷静に受け止めた。大阪市内の練習場で「毎回選ばれているのはうれしく思う。今まで通り、C大阪でやっているプレーを出したい。(出場時間が)長くても短くても、与えられた時間の中で自分の役割をきっちりこなしたい」と話した。

昨年7月の東アジア杯以降、ザックジャパンに定着した。今回で6度目の招集。昨年までは控えだが、8試合に出場し「(戦術面も)だいぶ分かるようになってきた。海外の選手も、自分を少しでも理解してくれていると思う」と手応えをつかんでいる。
ザッケローニ監督はこの日、山口について「昨年いいパフォーマンスを見せてくれたが、オフは何も見ていないのでまだ分からない」と明言を避けた。だが、長谷部の故障再発で長谷部の代役としてニュージーランド戦が有力視される。活躍次第ではW杯代表「当確」も夢ではない。

秘密兵器も手に入れた。今季からイタリア・カンパリ社のカーボン製すね当てを使用。フェラーリ社のエンジニアが作製した4万円以上する特注品で、アルゼンチン代表FWメッシら世界的スターが愛用する軽くて頑丈な高級アイテムだ。
今季からC大阪で主将を務める。3月1日のJ1開幕を前に状態は「まだ60~70%くらい」というが、12年ロンドン五輪で知った世界舞台に立つ喜びは簡単には手放したくはない。改築前最後の代表戦となる国立で、蛍が輝く。【福岡吉央】


提供:日刊スポーツ

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