長友の好クロスがゴールを生むも、インテルはドロー《セリエA》

2014.02.24 02:03 Mon
23日に行われたセリエA第25節、インテルvsカリアリは、1-1の引き分けに終わった。インテルの長友佑都は左サイドハーフでフル出場。良いクロスを連発し、52分にはゴールにつながるパスも出している。

今シーズン初の3連勝を目指すインテルは、エルナネスが軽度の負傷で欠場となり、アルバレスが先発で出場する。対するカリアリはコンティが出場停止。連敗中の悪い流れを断ち切りたいが、やや不安材料が多いように見えた。

しかし、立ち上がりはカリアリが良いスタートを切る。イバルボの個人技がインテルの守備陣を苦しめて、まずまずの序盤となった。その後、しばらくはオープンな戦いが続くが、決定機の数は多くなく、0-0で進んでいく。

そんな中、インテルは不運な形で先手を取られる。38分、相手の中距離のパスにサムエルが足を伸ばしたが届かずに後方に流れると、フアン・ジェススの手に当たってしまう。これで与えたPKをピニージャに決められて、インテルは0-1で折り返した。

するとインテルは、後半のスタートから前節ゴールを挙げたイカルディを投入する。48分には、いきなりイカルディがチャンスに顔を出し、存在感を示した。

52分には、前節のホットラインが再びゴールを呼び込んだ。左サイドの長友がファーサイドにクロスを上げると、ふくらんだイカルディがヘディング。中央に折り返したボールをフアン・ジェススが押し込んで、同点に追いつく。

これで勢いづいたインテルは、良い時間帯をつくる。しかし、相手GKアブラモフのスーパーセーブなどに遭い、一気に勝ち越すことができない。

同点弾後の圧力が薄れ始めた後も、長友が左サイドから良いクロスを送り込んだが、やはり得点にはつながらず。66分にコバチッチ、78分にボッタを投入し、逆転弾を奪うために手を尽くした。

終盤はインテルが怒とうの攻撃。長友は左右どちらの足でも質の高いクロスを入れて、多くの好機をつくった。しかし、味方のヘディングがクロスバーに嫌われるなど運もなく、最後まで逆転弾は決まらない。

結局、1ー1のまま試合は終了し、インテルの連勝はまた2で止まった。
提供:goal.com

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