手倉森日本、20本不発お寒いドロー/U22
2014.01.16 09:00 Thu
手倉森ジャパンが2戦連続の引き分けに終わった。初戦のイラン戦から先発7人を入れ替えたU-21日本代表は、クウェートと0-0。フィールドプレーヤー全員に出場機会を与えて競争させたが、不発だった。1次リーグ突破は16日のオーストラリア戦しだい。手倉森誠監督(46)は「決勝トーナメントのつもりで戦う」とベストメンバーで決戦に臨む。
気温19度。この地では少し肌寒い夜に、手倉森監督が上着を脱ぎ捨てた。ワイシャツ姿で鼓舞したが、後半ロスタイム、望みをかけた2度のCKが阻まれ試合終了。20本のシュートが不発に終わり「残念。決定機の精度が低かった」。07年にイラクA代表をアジア杯制覇に導いた、中東の名将ビエイラ監督による守備網を最後まで破れなかった。
競争優先、セオリーに逆行した試合だった。イラン戦の3失点に絡んだ西野と植田のセンターバック2人を残し、得点した原川、浅野、中島を外す。朝、公園を散歩しながら決断した。開幕前の公約通り、リハビリ中の秋野と奈良、発熱の幸野を除くフィールドプレーヤー全員を出場させた。「競争させた上で勝てれば最高」と思い描いたが、特に攻撃面で精彩を欠き「難しいゲームになった」。すぐには成果が出なかった。
そんな逆境にも「第3戦から決勝Tのつもりで戦う。引き分けでOKの試合より、勝たなければ突破できない試合の方が、高みを目指す我々の成長につながる。試練なんだ」と選手に訴えた。
腹も決めた。「これまでは横一線だったが、次は自分の責任と総評価でメンバーを選ぶ」。6日間の事前合宿と大会2戦の結果を踏まえ、ベストメンバーを絞る方針にした。「火事場のばか力を出してもらう。五輪予選の予行演習。突破がかかる、しびれる戦いでこそ選手はひと皮むける」と最後までポジティブだった。【木下淳】
提供:日刊スポーツ
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