ミゲル監督「良い感触でやれている」《フットサル日本代表トレーニングキャンプ》

2013.12.17 21:22 Tue
▽17日にフットサル日本代表が千葉市内でトレーニングキャンプを行った。トレーニング後のミゲル・ロドリゴ監督のコメントは以下の通り。

◆フットサル日本代表
▽ミゲル・ロドリゴ監督
――年内最後の合宿だが、どういったところにテーマを置いているか
「基本的にはこれまでやってきたことの流れと変わりません。次のAFCフットサル選手権に向けて、若い選手を中心としたチーム作りをしている段階の1つです。ほとんどの選手が、韓国やベトナム、ブラジルなどの遠征を経験してきている選手たちなので、今回が始めての選手も数人いますが、基本的には今までの流れにそってやっています。今回の合宿に関しては、ここまで良い感触でやれているなという印象です」

――今年は多くの国外遠征を行ってきたが、振り返って達成感はどのくらいあるか
「思い返してみれば国内合宿をゆっくりやる機会は、本当に久しぶりだと思います。スペイン遠征から順番に振り返ると、ほとんどの選手が若手で国際レベルのインパクトのある経験をそこでしました。しかし、選手たちは良いパフォーマンスを見せてくれて、手応えを感じることができました。その流れで、韓国で行われたアジアインドア・マーシャルアーツゲームズに臨みました。そこでもその調子を維持してハイパフォーマンスを見せてくれました。素晴らしい結果を残せたと思っています。その後のブラジル遠征は、相手のレベルがコンペティティブだったこともあり、タフな戦いでした。そういったものの経験という意味では不足しています。それでも良い時間帯、良いゲームもあったので、後は勝利できれば満足でした。ベトナム遠征に関しても良い流れで臨み、代表での経験が少ない選手を中心に戦いましたが、落ち着いて、良いパフォーマンスが出せました。1年を通して見ても、若手の成長に手応えを感じていますし、プロセスが進んでいるように感じます」

――5月にはAFCフットサル選手権が行われるが、そこに向けた強化プランは
「AFCフットサル選手権に向けては、大きな変更、新しい取り組みは考えていません。今はプロジェクトの段階ですが、スペイン遠征をしたいと考えています。スペイン遠征は大きな強化の機会です。大きく成長できる遠征になっているので大事にしていきたいです。国内では場所が決まっていませんが、キャンプを重ねてアジア選手権に臨むと考えています。それ以降は、アジア選手権の結果次第の面が大きいので、今のところ計画は立てていません」

キリンチャレンジカップの関連記事

キックオフ直後から、気合という燃料を積んでいることは明らかだった。このチャンスを、モノにしてやるんだ。攻守両面でのアグレッシブなプレーから、この試合に懸ける思いは全身から溢れ出ていた。タフに右サイドを守りながら、同学年のMF久保建英と一緒に決定機も演出した。サイドバックを本職とする選手が生み出すハーモニーが顔を覗かせて 2025.11.20 21:00 Thu
ガーナ代表戦、ボリビア代表戦と続いた11月シリーズを、日本代表は2試合連続の無失点で締めくくった。その中心にいたのが、フィールドプレーヤーで唯一2試合フル出場を果たした33歳――谷口彰悟だ。2024年11月にアキレス腱を断裂。大怪我から戻ってきた男は、再び日本代表の最終ラインで存在感を放っている。2026年北中米ワール 2025.11.19 01:35 Wed
ゴール前で輝く決定力と、中盤を支える戦術眼。その両方を併せ持つ“新しいボランチ像”を、日本代表のMF鎌田大地がボリビア代表戦で体現した。開始4分、MF久保建英のクロスを胸で収め、左足で冷静に流し込んだ先制点。ボランチでありながらペナルティエリアへ侵入し、フィニッシュまで持ち込む――。クリスタルパレスと日本代表では求めら 2025.11.19 00:45 Wed
ガーナ戦で先制点を挙げた南野拓実。練習からギラつく20歳前後の若手たちに囲まれながら、30歳になった自分の立ち位置を静かに受け止めている。日本代表に呼ばれて10年。かつて自分も“勢いだけの若者”だった時代がある。その記憶を抱えながら、今はキャプテンマークを巻き、彼らの背中を押す側へ――。森保ジャパンが世代交代を迎える渦 2025.11.18 16:45 Tue
ガーナ戦のピッチに立った鹿島アントラーズの守護神・早川友基。正GK鈴木彩艶の負傷、第2GK大迫敬介の不在の中で巡ってきたチャンスを、無失点という最高の形で終えた。だが、試合後のミックスゾーンに現れた早川の表情に、満足の色はなかった。代表2戦目にして、“守るだけ”のGKでは終わらない次のステージを見据えていた。 ■ 2025.11.18 15:30 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly