ザック監督、本田はミラニスタでW杯へ

2013.12.17 08:00 Tue
本田はミラニスタとしてW杯に出場する-。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が16日、東京・千代田区の外国特派員協会と日本記者クラブで会見。W杯ブラジル大会(来年6月12日開幕)の半年前からACミランでプレーするMF本田圭佑(27)に対し、移籍のリスクは皆無と断言。本田が半年でレギュラーポジションを獲得し、ミランの大黒柱としてW杯前に合流することを「予言」した。

本田への信頼感の表れだった。W杯半年前に定位置が約束されていない名門への移籍はリスクを伴う。出場機会を失えば、日本代表への影響も必至だ。そんな質問を浴びせられても、ザッケローニ監督に揺るぎはなかった。

ザッケローニ監督 W杯まで6カ月あるし、本田がミランでポジションを取るには十分な時間がある。私はミランで3年間、監督を務めたが、本田にとってはいい場所だと思う。来年5月、本田は「ミラニスタ」となって日本代表に合流することになるだろう。
「ミラニスタ」。一般的にはACミランの熱狂的なサポーターを指す言葉だ。だが、ザッケローニ監督が発した言葉の意味は微妙に違うはず。「技術、身体能力、精神力、そして野心が強くモチベーションが高い」。そう評する本田が、半年で完全にミランの一員として、何より中心として存在する選手に成り上がるという「予言」だ。

指揮官が日本人の短所として唯一挙げたのは「結果が出ない時に落ち込みすぎること。1回の負け、1回の勝ちがチームの評価に直結しないのに」という精神面。ただ、常に前を向いて前進する本田には当てはまらない。ミランで今以上に成長して日本代表に合流すれば、日本の「弱点」を個の力で払拭(ふっしょく)させられる。「(ミランに移籍したことで)本田はチームに好影響を与えるだろう」。指揮官の期待が現実となれば、ザックジャパンのさらなるレベルアップにつながる。【菅家大輔】
提供:日刊スポーツ

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