銀メダル以上が確定! 激戦を制したなでしこが決勝進出!!《ロンドン五輪》

2012.08.07 03:03 Tue
▽ロンドン五輪準決勝のフランス女子代表vsなでしこJAPANが6日に行われ、1-2で勝利したなでしこJAPANが決勝進出を決めた。悲願の金メダル獲得を目指すなでしこJAPANが、準決勝で難敵フランスとの一戦を迎えた。大会前のテストマッチでは、立ち上がりから積極的なプレッシングを掛けるフランスの守備に苦しんだなでしこJAPANだったが、この試合では相手のプレスが弱くボールを保持することに成功した。しかし、自陣ではソリッドな守備を見せるフランスの前になかなかシュートシーンを作ることができない。しかし、なでしこJAPANにラッキーな形から先制点が生まれる。前半32分、相手ゴールからやや距離のあるFKでMF宮間がゴール前に上げたクロスをGKがファンブルしたところにFW大儀見が詰めた。その後も、自陣で無難にボールを保持したなでしこJAPANが、1点リードで前半終了を迎えた。

▽迎えた後半は、一転して激戦の様相を呈した。後半開始早々の4分になでしこJAPANは、1点目と似たようなシチュエーションから宮間のFKをMF阪口が頭で合わせ、幸先良く追加点を奪うことに成功。この追加点で決勝進出を大きく近付けたなでしこJAPANだったが、その後はフランスの凄まじい猛攻に晒されてしまう。そして、後半31分に自陣左サイドを完全に崩されてFWル・ソマーにゴールを奪われ、点差を1点に縮められる。さらに、その直後の34分にはペナルティエリア内でル・ソマーを阪口が倒し、まさかのPK献上。しかし、このPKはMFブサグリアが失敗し、事なきを得た。その後も、なでしこJAPANは長身DFレナートを前線に上げたフランスのパワープレーで再三のピンチを迎える。しかし、このピンチをGK福元を中心に全員で守りきったなでしこJAPANが、難敵との激戦を見事に制した。この結果、フランスを破ったなでしこJAPANの銀メダル以上が確定となった。

キリンチャレンジカップの関連記事

キックオフ直後から、気合という燃料を積んでいることは明らかだった。このチャンスを、モノにしてやるんだ。攻守両面でのアグレッシブなプレーから、この試合に懸ける思いは全身から溢れ出ていた。タフに右サイドを守りながら、同学年のMF久保建英と一緒に決定機も演出した。サイドバックを本職とする選手が生み出すハーモニーが顔を覗かせて 2025.11.20 21:00 Thu
ガーナ代表戦、ボリビア代表戦と続いた11月シリーズを、日本代表は2試合連続の無失点で締めくくった。その中心にいたのが、フィールドプレーヤーで唯一2試合フル出場を果たした33歳――谷口彰悟だ。2024年11月にアキレス腱を断裂。大怪我から戻ってきた男は、再び日本代表の最終ラインで存在感を放っている。2026年北中米ワール 2025.11.19 01:35 Wed
ゴール前で輝く決定力と、中盤を支える戦術眼。その両方を併せ持つ“新しいボランチ像”を、日本代表のMF鎌田大地がボリビア代表戦で体現した。開始4分、MF久保建英のクロスを胸で収め、左足で冷静に流し込んだ先制点。ボランチでありながらペナルティエリアへ侵入し、フィニッシュまで持ち込む――。クリスタルパレスと日本代表では求めら 2025.11.19 00:45 Wed
ガーナ戦で先制点を挙げた南野拓実。練習からギラつく20歳前後の若手たちに囲まれながら、30歳になった自分の立ち位置を静かに受け止めている。日本代表に呼ばれて10年。かつて自分も“勢いだけの若者”だった時代がある。その記憶を抱えながら、今はキャプテンマークを巻き、彼らの背中を押す側へ――。森保ジャパンが世代交代を迎える渦 2025.11.18 16:45 Tue
ガーナ戦のピッチに立った鹿島アントラーズの守護神・早川友基。正GK鈴木彩艶の負傷、第2GK大迫敬介の不在の中で巡ってきたチャンスを、無失点という最高の形で終えた。だが、試合後のミックスゾーンに現れた早川の表情に、満足の色はなかった。代表2戦目にして、“守るだけ”のGKでは終わらない次のステージを見据えていた。 ■ 2025.11.18 15:30 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly