澤「ホッとしている」

2012.07.02 18:07 Mon
▽ロンドン五輪に臨むなでしこJAPANのメンバー発表が2日に行われ、本大会に臨む18名の最終メンバーが決定した。本大会のメンバー入りを果たしたINAC神戸所属MF澤穂希のコメントは以下の通り。

――メンバー選出を聞いての感想は
「代表というところは指定席がないので、いつもベストを尽くさないと選んでもらえません。それなのに自分自身は今年に入ってからベストのサッカーができていないので、選出されるかすごく不安でした。スウェーデン遠征も、アピールしなければと思っていましたが、コンディションが中々上がらず、メンバー発表があるまでは正直不安でしたね。なので、今日の発表を聞いて、正直ホッとしています」

――発表を聞いてのリアクションは
「とにかく素直に嬉しくて、ホッとしました。それと同時にいよいよ五輪直前だなと思い、気持ちを切り替えなければいけないと思いましたね」
――今までの五輪メンバー発表の時とは全く違った気分だったか
「前回の時はサッカー協会にいて監督の発表を聞いていたので、そういったやり方もドキドキしますし、こういった形もすごくドキドキしますね」

――中々コンディションが上がらないが、本大会では本来の力を示すことはできるか
「やるときにはやれると思っています。今は徐々に状態が上向きになって来ているので、良いコンディションを本番にぶつけられるように調整していきます」
――今のコンディションはどれくらいなのか
「自分ではわからないですが、あと数試合、国際試合がありますし、その間にトレーニングを行い、高校生や大学生の男の子との試合もあるので、感覚を取り戻す時間はあると思っています」

――スウェーデン遠征から帰って来て、主に何を強化したか
「筋肉系のケガが多かったので、そういったところを鍛えました。後は、病気が再発しないようにしっかりとしたケアをしてもらっています」

――4度目の五輪だが、これまでを振り返って
「毎回思うのですが、そう簡単に出られる大会ではないなと。そんな中で4回も出られることは凄いことなのかなと思っています。これまでとはプレースタイルも変わりましたし、立場や心境の変化もありました。今までとは違う大会になりそうな気がしています。メンバー発表を終えた今は、すごく楽しみだなと思っています」

――発表されたチームの印象は
「ずっと一緒に戦ってきた宇津木選手がケガで大会に出られなくなってしまって、すごく残念でした。でもこれまで貢献してくれた彼女のためにもしっかり結果を残したいなと思います」

――INACから7人の選手が選出されたが、感想は
「正直に嬉しかったですね。いつも日ごろからやっているメンバーと世界を相手に戦えるというのが嬉しいですね」

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