佐々木監督「自信を持って送り出せるメンバーを選んだ」
2012.07.02 17:33 Mon
▽ロンドン五輪に臨むU-23日本代表のメンバー発表が2日に行われ、本大会に臨む18名の最終メンバーが決定した。佐々木則夫監督の会見は以下の通り。
◆佐々木則夫監督
「たくさんの方にお越しいただいて嬉しく思います。これも、過去にはないなでしこの注目度、期待をひしひしと感じております。メンバー発表を行う前に、今回の選考についてのポイントは、2008年から監督に就任ましたが、攻守にわたってアクションするというサッカーをやって来て5年目になります。そして北京五輪では目指したベスト4という結果を獲得しましたが、たった1チームだけがメダルを掛けられないという悔しい思いをしました。そしてチャンピオンになるんだという思いを胸にここまでやってきました。なので、みんなで苦しい思いをして勝ち取ったロンドン五輪に向けて、一番光っているメダルを目指して戦えるメンバーを選考しました。このメンバーには我々のサッカーを熟知している選手、ポテンシャルを発揮してほしいと期待した選手、五輪だけではなくその先を見据えたメンバー選考をしました」
――メンバー発表を終えた率直な感想は
「決断をして、いよいよロンドン五輪だなというのをひしひしと感じております。このメンバーに入ることを目指していた選手たちも多くいて、そういった人たちのことを感じてしっかり戦わなければいけないなという思いです」
――4年前に次いで2度目のメンバー発表となったが、心境の変化はあったか
「あの時も上を目指していましたが、今回はさらに上へのチャレンジという思いでこの会見に臨んでいます。あと、当時は(会見場の)後ろに選手たちが立っていたのですが、今回はいなくて良かったです」
――世界一に輝いたメンバーからさらに絞ったメンバーとなったが、選考の基準は
「今までやってきたサッカーを表現できるメンバーを選びました。そして何よりもピッチ内だけでなく、ピッチ外でもチームワークを持てる選手たち、そしてロンドン五輪の先になでしこが繋がっていくことを考慮して選考しました」
「今季になって若い選手が非常に成長してくれました。そんななかいろいろな選手にケガなどがあり、選考には影響した。しかし、今回発表したメンバーはさっき言った選考基準の中で、自信を持って送り出せるメンバーを選んでいます」
――発表されたメンバーにもケガを抱えている選手がいるが、中でも岩清水選手の選考については
「現状の中でのパフォーマンスでは、まだ物足りなさを感じています。しかし、大会まではまだ時間があります。それに岩清水にしても岩渕にしても合流した時点ではしっかりと戦える状態だろうと考えています。今後のトレーニングで十分にコンディションを上げてくれるだろうと考えての選考です」
――先週、岩渕選手のトレーニングを見に行ったようだが、選考された理由は
「彼女だけではないですが、彼女たちに対する期待を込めた選考ですね。若いということを考えて先を見据えて考えています。彼女が十分良いコンディションであるならば戦えると思っています。今後もなでしこを牽引してくれるような選手になってほしいとの期待を込めています」
――丸山選手の選考について
「先日の日本で行ったミニキャンプやスウェーデンに行った時のパフォーマンスを考慮しながら、他の選手と同様に今後のトレーニングでもっとコンディションを上げてくれるだろうと考えて選びました」
――丸山選手に期待することは
「実際にトレーニングをしている中ではコンディションはまだ、100%ではありません。それでも正確なコースをついてゴールを奪うなどの感覚的はしっかりしていると認識しています。五輪では、また途中から出場して結果を残すゴールやアシストをしてくれると思っています。あとはオフ・ザ・ピッチでのポテンシャルは非常に高いものがありますからね(笑)」
――スウェーデン遠征で負傷した宇津木選手について
「思いのほか回復が良く、今はリハビリをしっかり積んでいるところです。バックアップにも入っていませんが今後も十分に期待できる選手だと考えています。今はしっかりとリハビリをして、常に戦うという意識を持って頑張ってもらいたいと思っています」
――改めて意気込みを
「なでしこJAPANはみなさんに期待してもらって、この良いプレッシャーを力に変えて戦いたいです。北京ではベスト4になりましたが、メダルを獲得した国は全て優勝を目指して戦っていました。我々は今回のロンドンに向けて、常にチャンピオンを意識しながら戦ってきました。その中でW杯優勝という良い経験をすることができました。ただ五輪は別物です。第1戦には本当に魔物がいるんです。そういった意味でも良い形で第1戦に臨ませてあげることが大事だと思っています。みなさんの期待に添えるように精一杯頑張って、金メダルを目指して戦って行きたいです。結果を残すには自分たちのサッカーをすれば大丈夫だと思っているので、良い準備をして臨みたいと思っています」
――7月11日に壮行試合を行うが
「みなさんに国立を満員にしていただいて、良い緊張を持って第1戦に臨めるように、なでしこにもU-23にもプレッシャーを与えていただいて、良いゲームを見ていただけたらなと思っています。もちろん結果を重視してキリンチャレンジカップに臨みたいです。そういった意味で良い壮行試合になると考えています。ぜひみなさん、国立を満員にしてください」
――多くの国がなでしこの研究をしているだろうが、それに対しては
「我々も研究しておりますので(笑)精一杯なでしこらしいサッカーを披露して結果を残したいと思っています」
◆佐々木則夫監督
「たくさんの方にお越しいただいて嬉しく思います。これも、過去にはないなでしこの注目度、期待をひしひしと感じております。メンバー発表を行う前に、今回の選考についてのポイントは、2008年から監督に就任ましたが、攻守にわたってアクションするというサッカーをやって来て5年目になります。そして北京五輪では目指したベスト4という結果を獲得しましたが、たった1チームだけがメダルを掛けられないという悔しい思いをしました。そしてチャンピオンになるんだという思いを胸にここまでやってきました。なので、みんなで苦しい思いをして勝ち取ったロンドン五輪に向けて、一番光っているメダルを目指して戦えるメンバーを選考しました。このメンバーには我々のサッカーを熟知している選手、ポテンシャルを発揮してほしいと期待した選手、五輪だけではなくその先を見据えたメンバー選考をしました」
――メンバー発表を終えた率直な感想は
「決断をして、いよいよロンドン五輪だなというのをひしひしと感じております。このメンバーに入ることを目指していた選手たちも多くいて、そういった人たちのことを感じてしっかり戦わなければいけないなという思いです」
「あの時も上を目指していましたが、今回はさらに上へのチャレンジという思いでこの会見に臨んでいます。あと、当時は(会見場の)後ろに選手たちが立っていたのですが、今回はいなくて良かったです」
――世界一に輝いたメンバーからさらに絞ったメンバーとなったが、選考の基準は
「今までやってきたサッカーを表現できるメンバーを選びました。そして何よりもピッチ内だけでなく、ピッチ外でもチームワークを持てる選手たち、そしてロンドン五輪の先になでしこが繋がっていくことを考慮して選考しました」
――スウェーデン遠征から帰国後にメンバー選考を悩んでいると言っていたが、今回発表された18名の中で最も頭を悩ませたのはどこだったか
「今季になって若い選手が非常に成長してくれました。そんななかいろいろな選手にケガなどがあり、選考には影響した。しかし、今回発表したメンバーはさっき言った選考基準の中で、自信を持って送り出せるメンバーを選んでいます」
――発表されたメンバーにもケガを抱えている選手がいるが、中でも岩清水選手の選考については
「現状の中でのパフォーマンスでは、まだ物足りなさを感じています。しかし、大会まではまだ時間があります。それに岩清水にしても岩渕にしても合流した時点ではしっかりと戦える状態だろうと考えています。今後のトレーニングで十分にコンディションを上げてくれるだろうと考えての選考です」
――先週、岩渕選手のトレーニングを見に行ったようだが、選考された理由は
「彼女だけではないですが、彼女たちに対する期待を込めた選考ですね。若いということを考えて先を見据えて考えています。彼女が十分良いコンディションであるならば戦えると思っています。今後もなでしこを牽引してくれるような選手になってほしいとの期待を込めています」
――丸山選手の選考について
「先日の日本で行ったミニキャンプやスウェーデンに行った時のパフォーマンスを考慮しながら、他の選手と同様に今後のトレーニングでもっとコンディションを上げてくれるだろうと考えて選びました」
――丸山選手に期待することは
「実際にトレーニングをしている中ではコンディションはまだ、100%ではありません。それでも正確なコースをついてゴールを奪うなどの感覚的はしっかりしていると認識しています。五輪では、また途中から出場して結果を残すゴールやアシストをしてくれると思っています。あとはオフ・ザ・ピッチでのポテンシャルは非常に高いものがありますからね(笑)」
――スウェーデン遠征で負傷した宇津木選手について
「思いのほか回復が良く、今はリハビリをしっかり積んでいるところです。バックアップにも入っていませんが今後も十分に期待できる選手だと考えています。今はしっかりとリハビリをして、常に戦うという意識を持って頑張ってもらいたいと思っています」
――改めて意気込みを
「なでしこJAPANはみなさんに期待してもらって、この良いプレッシャーを力に変えて戦いたいです。北京ではベスト4になりましたが、メダルを獲得した国は全て優勝を目指して戦っていました。我々は今回のロンドンに向けて、常にチャンピオンを意識しながら戦ってきました。その中でW杯優勝という良い経験をすることができました。ただ五輪は別物です。第1戦には本当に魔物がいるんです。そういった意味でも良い形で第1戦に臨ませてあげることが大事だと思っています。みなさんの期待に添えるように精一杯頑張って、金メダルを目指して戦って行きたいです。結果を残すには自分たちのサッカーをすれば大丈夫だと思っているので、良い準備をして臨みたいと思っています」
――7月11日に壮行試合を行うが
「みなさんに国立を満員にしていただいて、良い緊張を持って第1戦に臨めるように、なでしこにもU-23にもプレッシャーを与えていただいて、良いゲームを見ていただけたらなと思っています。もちろん結果を重視してキリンチャレンジカップに臨みたいです。そういった意味で良い壮行試合になると考えています。ぜひみなさん、国立を満員にしてください」
――多くの国がなでしこの研究をしているだろうが、それに対しては
「我々も研究しておりますので(笑)精一杯なでしこらしいサッカーを披露して結果を残したいと思っています」
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