堅守で前回王者を苦しめるも、PK戦で力尽きる…《ユーロ2012》
2012.06.28 06:41 Thu
▽ユーロ2012準決勝のポルトガルvsスペインが27日に行われ、0-0の引き分けに終わり、PK戦を4-2で制したスペインが決勝進出を決めた。
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▽ユーロ2004以来のファイナル進出を目指すポルトガルが、前回王者スペインとの“イベリア・ダービー”に臨んだ。チェコ戦で負傷したポスチガに代えてウーゴ・アウメイダを起用した以外、不動のメンバーを揃えたポルトガルは、前線からのハイプレスで試合のペースを掴んでいくと、エースのC・ロナウド[写真]とナニの両翼を軸にしたショートカウンターから再三スペインゴールに迫っていくが、決定機を作るまでには至らず。スコアレスのまま前半を終えた。▽後半に入っても、積極的なプレスでスペインの攻撃陣に対峙したポルトガルだったが、前半からのハイペースがたたり、徐々に運動量が落ちていく。それでも、自陣深くでは堅牢な守備を継続したポルトガルは、スペインに決定機を作らせず。しかし、肝心の攻撃ではC・ロナウド頼みの状況が続いてしまう。90分で決着が付かずに迎えた延長戦では、攻勢を増したスペインに対して押し込まれる時間が増えていくも、延長前半のイニエスタの決定機をR・パトリシオのファインセーブで凌いだことあり、120分間をスコアレスで戦い切った。決勝進出を懸けたPK戦にでは、共に1人目のキッカーが失敗するも、2人目、3人目は共に成功。しかし、4人目でスペインのセルヒオ・ラモスが決めたのに対して、ポルトガルは、ブルーノ・アウベスはクロスバーに当てて失敗。そして、最後のキッカーとなったのセスクに試合を決めるPKを沈められ、“イベリア・ダービー”に敗れたポルトガルは、準決勝で涙を飲むこととなったPR
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