誤審にあの名レフェリーは…
2012.06.21 12:58 Thu
▽UEFA(欧州サッカー連盟)の審判部長を務めるピエルルイジ・コッリーナ氏が、疑惑の判定に関する見解を述べた。19日に行われたユーロ2012グループD最終節のイングランド代表vsウクライナ代表において、ウクライナ代表FWマルコ・デビッチのシュートが、イングランド代表DFジョン・テリーによってゴールライン際でクリアされた。ビクトル・カッサイ主審はゴールを認めない判定を下したが、ビデオでのスロー再生により、ボールがゴールラインを割っていることが明らかとなっている。1999年から5年連続でFIFA最優秀審判員に選出された他、2002年日韓W杯決勝で笛を吹いた経験を持つコッリーナ氏は「今大会は、ゴールライン上のプレーに関する判定が3度あった。そのうち2つは正しい判定を下したが、残念ならが3度目は間違えた。ボールは50cmほどゴールラインを割っていた。ただ、これは人間が行うことで起きるミスだ」と語り、誤審を認める一方で主審を擁護していた。今後、21日から決勝トーナメントが始まるユーロ2012でカッサイ主審が笛を吹く予定はない。
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