決定力アップを求めるホジソン監督

イングランド代表は15日、ユーロ2012グループD第2節でスウェーデン代表と対戦する。ロイ・ホジソン監督は勝利が欲しい一戦を前に、チームに決定力アップを求めている。

フランス代表との第1戦を1-1のドローで終えたイングランド代表。グループステージ突破には、黒星発進となった相手を倒したいところだ。ホジソン監督は『プレス・アソシエーション』で、得点力を上げる必要性を強調した。

「フランス戦には満足している。我々はかなり良いプレーをした。それを維持しなければいけない。勝ちたければ、攻撃に関してハードワークを続けなければならないだろう。カウンターからのチャンスを最大限に生かさなければいけない」

「ボールを奪ってカウンターを仕掛けたときに、ラストパスやクロス、フィニッシュに確実性が求められる。このレベルでは決定的なチャンスをつくるのは大変なことなんだ。多くのチャンスはやってこない。決定機に着実にきめる必要がある」

スウェーデン代表との試合でのメンバー変更を問われたホジソン監督は、「まだ決めていない。今夜の練習が重要になるだろう」と返答。一方、高さのある相手のセットプレーについては、脅威であることを認めつつ、自チームにとってもセットプレーは武器だと語った。

「現在のサッカーにおいて、セットプレーが非常に重要であることは異論がない。相手のセットプレーを警戒しないことなどない」

「幸運なことに、我々にもセットプレーが得意な選手がいる。フランス戦ではジェラードのFKからゴールを奪った。フランスだって、セットプレーから多くのチャンスを作っていた。スウェーデンもそれは同じだ」
提供:goal.com