ブラン監督はシェフチェンコを警戒するも…

フランス代表は15日、ユーロ2012グループD第2節でウクライナ代表と対戦する。ローラン・ブラン監督は、ウクライナ代表のFWアンドリー・シェフチェンコの脅威を認めながらも、同選手だけに気を取られることはないと強調した。

シェフチェンコはスウェーデン代表との初戦で2ゴールを挙げてチームを勝利に導いた。勝ち点3が必要なフランスにとっても、“ウクライナの矢”は脅威だろう。だが、ブラン監督は次のように語った。

「私はシェバのことをよく知っている。彼とは実際に対戦してきたからね。彼をマークするのは非常に困難だ。だが、彼にはもう20歳のころの爆発力がない。それでも、初戦を見ればわかるとおり、ｸﾚﾊﾞｰな動きをする。今も優れたな選手であることを示した」

「彼の脅威を理解する必要がある。だが、シェフチェンコだけに集中してはいけないよ。偉大な選手というのは、ビッグトーナメントで存在感を発揮するものだ。あの年齢でも彼はそれをやっている。彼にしっかり対応しなければならない。イングランド戦のような失点があってはならない」

また、ブラン監督は足首の負傷で初戦を欠場したMFヤン・エムビラが起用可能な状態であることを示唆した。

「エムビラの起用に問題はない。彼は我々のプレースタイルにとって重要な選手だ。長いシーズンを戦ってきたが、離脱したことでよりフレッシュになったよ。すべてを考慮し、プレー可能かどうかチェックする必要がある」

さらに、ブラン監督はイングランド代表戦のような立ち上がりではいけないとチームに警鐘を鳴らした。

「素晴らしいチームを相手に、(イングランド戦の)最初の30分と同じようなパフォーマンスを繰り返したら、もうゲームオーバーだろう」
提供:goal.com