C・ロナウドは敗戦に不満

ポルトガル代表は9日、ユーロ2012グループB第1節でドイツ代表と対戦し、0-1と敗れた。ポルトガル代表でキャプテンを務めるFWクリスチアーノ・ロナウドは初戦を振り返っている。

ポルトガル代表は優勝候補のドイツ代表を相手にうまく試合をコントロールしたものの、72分にFWマリオ・ゴメスにゴールを奪われ先制を許してしまう。終盤には猛反撃を見せたものの、最後までネットを揺らすことができず、初戦を落とすこととなった。

C・ロナウドは試合後、ミックスゾーンで次のように話している。

「アンフェアな結果だったというのが僕の感想だ。僕らは少しアンラッキーだったと思う。勝つチャンスもあった。ドイツよりチャンスをつくったんだ。負けてピッチを後にするのは辛い。でも、ポジティブにこれからの試合のことを考えなければいけない。今後の試合は僕らにとって決定的なゲームとなる」

ポルトガルはDFペペのシュートやMFナニのクロスがクロスバーに嫌われ、途中出場のFWシウベストル・バレラも決定機をつかんだが、ドイツGKマヌエル・ノイアーのセーブに阻まれた。チャンスがあっただけに、C・ロナウドは悔しさを隠せないようだ。

「僕らは良いスタートを切った。特に後半はね。でも、ドイツは一つのチャンスからゴールを決めたんだ。ちょっと悲しいよ。2つのシュートがバーを叩いてゴールにならなかったし、他に2つもチャンスもあった。悲しいのは当然だ」

初戦を落としたポルトガルは、13日の第2節でオランダ代表を下したデンマーク代表と対戦する。C・ロナウドは今後の試合に向け、自信を強調している。

「目標は変わらない。次の2試合に勝って、勝ち進まなければいけない。デンマークやオランダとの試合で今日のようにプレーすれば、僕らはどんな相手でも倒せると思う」

所属のレアル・マドリーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が母国の一戦を観戦していたが、C・ロナウドは同監督と話したと明かしている。

「モウリーニョ監督と話した。僕らを信頼していると言ってくれたよ。幸運を祈ってくれた。今日のようなプレーを続ければ、僕らは今後の試合に勝てるはずだと言っていたよ」
提供:goal.com