ビジャ:「僕の不在は感じないだろう」

バルセロナのFWダビド・ビジャは、自身を欠くスペイン代表のユーロ2012での活躍を信じている。同選手は、スペインが自分の不在を感じることはないだろうと話した。

昨年12月のクラブW杯で負傷して以降、懸命にリハビリを続けてきたものの、残念ながらユーロには間に合わなかったビジャ。スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、ビジャの不在がチームにとって「大きな痛手」だと話した。

だが、5月31日に代表チームにあいさつしたビジャは、報道陣に対して次のように話している。

「自分の不在を嘆いてもらえるのは、いつだってうれしいことだ。でも、スペインが僕の不在を感じることはないだろう。チームには素晴らしいゴールゲッターたちがいる。どの選手も得点を奪えるよ」

「僕はフェルナンド・トーレスのことがすごく好きでね。彼は自分にふさわしくない日々を過ごしたが、絶好調になると思っている」

また、ビジャはデル・ボスケ監督に対し、コンディションが整わないことを正直に伝えたと話している。

「最後までトレーニングしたし、彼らも最後まで待ってくれた。でも、招集発表まで数日となって、争えるだけの十分なレベルにないと(デル・ボスケ監督に)伝えたんだ。代表でやれる状態じゃない、ベストになれないだろう、とね。僕は自分にもバルセロナにも、スペイン代表にも正直だったんだ」

王者スペインはグループCでイタリア、アイルランド、クロアチアと対戦する。優勝候補に挙げられるスペインだが、ビジャはこのように述べた。

「この成功に満ちた4年を経て、僕らには優勝候補と言われる権利を得た。でも、大会が始まったら、すべてのチームに同様にチャンスがあるんだよ」





提供:goal.com