プランデッリ監督の親心
2012.05.29 15:13 Tue
▽イタリア代表を率いるチェーザレ・プランデッリ監督が、ユーロ2012に向けた候補メンバーの一員だったゼニトのDFドメニコ・クリーシトについて語った。ジェノアに在籍していた2010-11シーズンに八百長に加担していたとの疑いが持たれているクリーシトは、29日のルクセンブルク代表戦に望むイタリア代表メンバー25名に選出されなかった。メンバー入りが濃厚との見方が強かったクリーシトに関して、プランデッリ監督は「彼は今、一般の人が対処できないほどのプレッシャーにさらされている。プレーに集中できる状況ではないんだ。試合の直前でさえ、問い合わせの電話がかかってくるかもしれない。私と話すこともできないほどだった。息子や奥さんのためにも、彼には自分を守り無実を証明する術を与える必要がある」とコメント。厳しい立場に置かれたクリーシトに配慮した決断であったことを明かした。八百長問題を調査するイタリア当局は、合宿中にクリーシトの部屋を訪れて捜査令状を提示したとイタリアメディアは報じている。
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