アーセナルの猛攻実らず…1stレグのアドバンテージを生かしたビジャレアルがクラブ史上初の決勝進出!《EL》

2021.05.07 06:20 Fri
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグのアーセナルvsビジャレアルが6日に行われ、0-0での引き分けに終わった。この結果、2戦合計スコア2-1でビジャレアルが初の決勝進出を果たした。

1週間前に敵地で行われた1stレグをアウェイゴールを獲得して1-2で惜敗したアーセナルは、完勝した直近のニューカッスル戦のスタメンから好調のオーバメヤンやウーデゴール、ジャカ、ベジェリン以外の7人変更。ウォーミングアップ中にジャカが負傷し急遽ティアニーが先発で起用された。

一方、ホームでの1stレグで先勝したビジャレアルは、主力を温存して臨んだ直近のヘタフェ戦からスタメンを6人変更。出場停止のキャプーやモイ・ゴメス、フネス・モリらに代えてジェラール・モレノやトリゲロス、アルビオルらをスタメンで起用。また、GKはリーグ戦正GKアセンホからカップ戦正GKのルジに変更した。
試合は開始早々の4分にチュクウェゼがボックス右手前からコントロールショットでアーセナルゴールを脅かす。その後は膠着状態が続いたが、ビジャレアル22分にバイタルエリア中央右で獲得したFKからパレホが直接ゴールを狙ったが、これもわずかに枠に上に外れた。

対するアーセナルは、26分に左CKから二次攻撃を仕掛けると最後はボックス右のオーバメヤンが右足を振り抜いたが、アウト回転のかかったシュートは左ポストに弾かれた。
最初のピンチを凌いだビジャレアルだったが、27分にアクシデント。プレー中に交代を要求したチュクウェゼがピッチに倒れこむと、治療のために試合が一時中断。チュクウェゼはプレー続行不可能となり、ジェレミ・ピノがスクランブル投入された。

ハーフタイムにかけては素早い攻守の切り替えを見せるビジャレアルがやや主導権を握ったが、決定機を作るには至らず前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半は立ち上がりからアーセナルが積極的な入りを見せると、49分にチャンス。オーバーラップしたベジェリンの右クロスは飛び出したGKルジが触ると、こぼれ球をゴール前で拾ったスミス・ロウがチップキックで狙ったが、シュートはゴール右に逸れた。

その後は一進一退の展開が続く中、アーセナルは66分にウーデゴールを下げてマルティネッリを投入。すると71分、左サイド深くで獲得したFKからサカがクロスを上げるとホールディングが頭で合わせたが、シュートは枠の上に外れた。

さらにアーセナルは、79分にセットプレーのカウンターからチャンス。ペペのパスで右サイドを抜け出したベジェリンのクロスからオーバメヤンがヘディングシュートを放ったが、これは左ポストを叩いた。

決勝進出へ最低でも1点が必要なアーセナルは、直後にオーバメヤンとティアニーを下げてラカゼットとウィリアンを投入するなど、攻撃的なカードを切る。

しかし、最後までビジャレアル守備陣の牙城を崩すことが出来ず。試合はそのままゴールレスドローで決着。2戦合計スコア2-1でビジャレアルがクラブ史上初の決勝進出を決めた。

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