国内の新型コロナ蔓延に影響の可能性? リバプール市議会がCLのアトレティコ戦を独自調査へ

2020.04.25 12:35 Sat
Getty Images
リバプールの市議会が、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に関して試合の調査に乗り出すこととなったようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

イングランドでは、ボリス・ジョンソン首相が感染するなど、新型コロナウイルスが蔓延。プレミアリーグは中断し、各クラブもトレーニングが行えないなど、厳しい状況が続いている。

そんな中、イングランドで新型コロナウイルスが蔓延した要因の1つとして、かねてから1つの試合が話題となっている。それが、チャンピオンズリーグ(CL)のリバプールvsアトレティコ・マドリーの一戦だ。

この試合は、3月11日にリバプールの本拠地アンフィールドで行われた一戦。ベスト8進出を懸けた試合は、延長戦にもつれ込む熱戦となり、最終的にアトレティコが王者・リバプールを退ける形で決着がついた。
この試合には5万2000人以上のファンが集まり、そのうちの3000人がマドリッドから来たアウェイサポーターだったが、このことが問題視されている。

すでにスペインでは新型コロナウイルスの感染が確認されており、海外渡航については自粛を求められていた。アトレティコサポーターの多くはマドリッドに滞在することを選択したものの、禁止ではなかったために敵地での観戦を選択した人も多かった。
リバプールのスティーブ・ロザラム市長は、この試合が開催されるべきだったかどうかについて、独自で調査を進めることを求めていたが、市議会のスポークスマンが実施することで同意したと語った。

「リバプール市議会は、リバプール大学とジョンムーア大学のパートナーと共に、3月11日にアンフィールドで行われたアトレティコ・マドリーとの試合について、COVID-19との因果関係を調査することで同意しました」

「リバプール市議会の公衆衛生チームは、パートナーと共に、プロジェクトの規模と範囲を現在査定中です」

「リバプール市の焦点は、パンデミックへの対処にとても重点を置いており、調査の完了、報告のタイミングなどは、まだ決定していません」

この試合はプレミアリーグなどイングランドでの試合が中断される前の最後の試合となっており、そこから2日以内に全てのサッカー活動が停止していた。

試合と新型コロナウイルス感染の因果関係はこれまで確認されていないものの、政府の関係者が「興味深い仮説」であると発言していた。

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