スターリング弾守り抜いたペップのシティがアルテタ率いるアーセナルとの師弟対決制す!《プレミアリーグ》

2020.10.18 03:38 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第5節、マンチェスター・シティvsアーセナルが17日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが1-0で勝利した。

今シーズン、覇権奪還を目指すシティだが、第3節のレスター・シティ戦で今季初黒星を喫すると、前節のリーズ・ユナイテッド戦も1-1のドローに終わり、直近2戦未勝利とスタートダッシュに失敗。インターナショナルマッチウィークを挟んで仕切り直しとなる今季の対ビッグ6初戦ではアーセナルをホームで迎え撃った。デ・ブライネ、ガブリエウ・ジェズスを負傷で欠く中、グアルディオラ監督は復帰を時期尚早としていたアグエロを先発起用。さらに、アーセナル対策か、より流動的な可変式の[3-1-4-2]の布陣を採用した。

一方、アーセナルはシティ同様に第3節でリバプール相手に今季初黒星を喫したものの、前節のシェフィールド・ユナイテッド戦を2-1のスコアで競り勝ち、立て直しに成功。今回の一戦を皮切りにレスター、マンチェスター・ユナイテッドと難敵との連戦が続く中、アルテタ監督の古巣シティを相手に連勝を狙った。注目の先発メンバーでは直前のウォームアップで負傷したホールディングに代わってダビド・ルイスがスクランブル起用されたものの、代表戦での自主隔離が緩和されたティアニーが復帰し、現状のベストメンバーが並んだ。ただ、最前線にオーバメヤンではなくウィリアンを配するマイナーチェンジを施した。
開始直後にスターリングのお膳立てからマフレズがいきなり際どいミドルシュートを放ったものの、以降は戦術的な要素が色濃く映る試合展開に。

アーセナルが普段通り、ティアニーとサカを起点とした左肩上がりの攻撃を仕掛けてきたのに対して、シティは相手のビルドアップをマンツーマン気味に掴みに行く攻撃的な守備と共に、右サイドにウォーカー、カンセロ、マフレズの3人を並べる特殊な形で対応。さらに、マイボール時には流動的なスターリング、アグエロの2トップ、中央に立ち位置を取るカンセロがうまく間でボールを受けてアーセナルのプレスをいなしていく。
この奇策により試合の主導権を掌握したホームチームは圧倒的にボールを握りながらじっくりと攻め手を窺う。すると、23分にはルベン・ジアスから右サイドに張るマフレズに縦パスが入り、そこから中央で浮いたアグエロを経由してボックス左に走り込んだフォーデンにパスが繋がる。カットインからの右足のシュートはGKレノの好守に遭うが、こぼれ球に反応したスターリングが冷静に左足で流し込んだ。

まんまと先手を奪ったシティはその後も主導権を譲らず、果敢に追加点を狙っていく。27分にはカンセロのパスをボックス右で受けたマフレズ、34分には相手のビルドアップを嵌めて奪ったショートカウンターからボックス左でフリーのフォーデンにビッグチャンスも、GKレノの好守に阻まれる。

一方、徐々に相手守備の対応に慣れ始めたアーセナルはティアニーとサカの左サイドから幾度か決定機を創出。40分にはオーバメヤンのスルーパスにオフサイドラインぎりぎりで抜け出したサカがGKとの一対一のビッグチャンスを迎えるが、利き足とは逆の右足で放ったシュートは絶妙な飛び出しを見せたGKエデルソンのビッグセーブに阻まれた。

シティの1点リードで折り返した試合は、前半終盤から盛り返したアーセナルがやや優勢な入りを見せる。各自の立ち位置に若干の修正を施したことで、よりビルドアップがスムーズになり、相手陣内でのプレーを増やしていく。だが、ルベン・ジアスを中心とする繊細なラインコントロール、ベルナルド・シウバらの献身的な守備を前に決定機まで持ち込むことができない。

徐々にこう着状態に入った中、シティは65分にアグエロを下げて新型コロナウイルスから回復した今季初出場のギュンドアンをピッチに送り込み、中盤での支配力を高める。一方、何とかゴールをこじ開けたいアーセナルは、ウィリアンを下げてストライカーのラカゼットをピッチに送り込んだ。

これで再び試合に動きが出てきたものの、アタッキングサードでの判断ミスや連係ミスが目立ち、相手GKを脅かす場面は皆無。その後、アーセナルはエンケティア、これがデビュー戦となるトーマスを83分に同時投入して勝負に出るが、オーバメヤンら前線のアタッカーに最後まで決定的なシュートチャンスは訪れぬままタイムアップ。より動きのあった前半にスターリングが挙げたゴールを最後まで守り抜いたシティがスペイン人指揮官同士の師弟対決を制し、3戦ぶりの白星を手にした。

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試合中の悪ふざけはあまり受け入れられず?盗み聞き失敗のチェルシーMFパーマー「ハーランドは面白がってくれけど他の選手は…」

チェルシーのイングランド代表MFコール・パーマーが、古巣の元チームメイトたちに叱られた場面を振り返った。イギリス『BBC』が伝えている。 マンチェスター・シティのアカデミー育ちでありながら、出場機会を求めて今夏チェルシーへと移籍したパーマー。13日に行われたプレミアリーグ第12節のシティ戦では古巣との一戦にフル出場を果たした。 後半アディショナルにチームを同点に導くPKを決めるなど、古巣の眼前で自身の価値を証明したパーマーだったが、試合最終盤のある行動が話題になっていた。 シティがFKを獲得した場面で、パーマーは作戦会議中のシティの選手たちの輪の中にしれっと入り込もうとする。しかし、気が付いたルベン・ディアスに押し返されると、アーリング・ハーランドからは笑顔で突き飛ばされていた。 ハーランドだけは笑っていたが、真剣勝負の最中の悪ふざけはあまり受け入れられず、ルベン・ディアスとベルナルド・シウバはパーマーに対しやや怒っていたようにも見えた。 ユーロ2024予選を戦うイングランド代表に合流したパーマーは、会見でこの件についても問われると、ハーランドにしかジョークが通じなかったとしている。 「(シティの作戦は)何も聞いていないよ。ただ笑っていただけだ。アーリング(・ハーランド)はかなり面白がっていたと思う。でも他の人たちはそうじゃなかったと思う」 残念ながら、渾身のジョークはあまり受け入れてもらえなかったパーマー。だが、古巣との一戦で自身の価値はしっかりと証明していた。 <span class="paragraph-title">【動画】パーマーが古巣の作戦会議をスパイしようとするも…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This was too funny <a href="https://t.co/74JUuhzpio">pic.twitter.com/74JUuhzpio</a></p>&mdash; Premier League (@premierleague) <a href="https://twitter.com/premierleague/status/1724782266272846117?ref_src=twsrc%5Etfw">November 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.16 19:50 Thu
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「ヤバすぎ」「メッシと並んでる」長谷川唯が百科事典の表紙に大抜擢! スペインで発行される表紙の5人に選ばれる「ついにここまで来たか」

スペインで発行されたフットボール百科事典。その表紙に、なんとなでしこジャパンのMF長谷川唯が起用されていると話題だ。 マンチェスター・シティに所属する長谷川は、チームでも中心選手としてプレー。FA女子スーパーリーグ(FAWSL)で15試合に出場。FA女子リーグカップの準々決勝では豪快なミドルシュートも記録していた。 なでしこジャパンとしても中心選手として活躍し、パリ・オリンピック出場権獲得にも貢献した長谷川。錚々たるメンバーと並び、事典の表紙に抜擢された。 長谷川が採用されたのは、スペイン『Oberon Libros』が発行する『フットボール百科事典』。子供向けの作品を描くベテラン作家のエミリー・ステッド。サッカーの起源から大きな大会の説明、クラブや試合について図解されているというもの。データも載っているという。 表紙の中心にはフランス代表FWキリアン・ムバッペが君臨。そのほか、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、セネガル代表FWサディオ・マネと男子選手が掲載。女子は長谷川がメッシと共にムバッペの脇を固め、もう1名はオーストラリア代表FWサマンサ・カーとなった。 オセアニア、南米、ヨーロッパ、アジア、アフリカの5大陸という見方もできるが、それでも5人に選ばれた長谷川。錚々たるメンバーの中にいることに「これはすごい」、「メッシと並んでる」、「百科事典の表紙は凄い」、「ついにここまで来たか」と驚きのコメントが集まっている。 <span class="paragraph-title">【写真】長谷川唯がメッシ、ムバッペと並んで百科事典の表紙に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://t.co/T7ORJUXtKE">https://t.co/T7ORJUXtKE</a> <a href="https://t.co/P2XjSWlQga">pic.twitter.com/P2XjSWlQga</a></p>&mdash; Oberon Libros (@OberonLibros) <a href="https://twitter.com/OberonLibros/status/1763540214096519497?ref_src=twsrc%5Etfw">March 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.08 19:05 Fri
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“ロストフの14秒”を彷彿! デ・ブライネがロシアW杯を思い起こさせる高速カウンターの起点に

マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが1本のパスで局面を変えた。 予選無敗でグループ首位に立つベルギーは13日、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループE第9節でエストニア代表をホームに迎えた。立ち上がりからボールを支配すると、デ・ブライネのサイドチェンジを起点に11分にFWクリスティアン・ベンテケのゴールで幸先よく先制に成功。勢いづくベルギーは24分にもデ・ブライネが魅せる。 自陣の最も深い位置でコントロールしたDFヤン・ヴェルトンゲンからデ・ブライネがボールを受ける。自陣のボックス内ではプレッシャーもなく、ターンからやや持ち運んだところで、動き出したFWエデン・アザールを確認して浮き球のパス。高いラインを敷いていたエストニアの背後を一発で取り、GKとの一対一を演出した。 時間にしてわずか10秒強。ビッグチャンスを迎えたアザールは余裕があり過ぎたのか、GKをかわそうとして戻ってきたDFに捕まってしまった。決まっていれば、2018年ロシアW杯で世界に衝撃を与えた"ロストフの14秒"の再現となるところだった。 視野の広さと技術、判断力で高速カウンターからチャンスを導いたデ・ブライネ。ゴールからこれだけ遠い位置であっても、自由にボールを持った時には何かを起こす雰囲気を秘めている。 このチャンスこそ生かせなかったベルギーだが、後半には追加点を奪って3-1で快勝。5連勝を飾って首位を確定させ、本大会への切符を手にしている。 <span class="paragraph-title">【動画】ロシアW杯の再現?!高速カウンターを演出したデ・ブライネのロングパス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="nl" dir="ltr"> | Kevin De Bruyne is waanzinnig! <a href="https://twitter.com/hashtag/BELEST?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#BELEST</a> <a href="https://t.co/u9r7I46npp">pic.twitter.com/u9r7I46npp</a></p>&mdash; Eleven Sports (NL) (@ElevenSportsBEn) <a href="https://twitter.com/ElevenSportsBEn/status/1459819645247139844?ref_src=twsrc%5Etfw">November 14, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.15 17:15 Mon

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