トッテナムのエメルソン・ロイヤルが新天地探し マルチロールに最終ラインこなすも来季構想外か

2024.05.10 17:15 Fri
トッテナムのブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(25)
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トッテナムのブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(25)
トッテナムのブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(25)が新天地を探す。

痛恨のリーグ戦4連敗により、アストン・ビラとのCL権争いで後退したトッテナム。リバプールに敗れた直後のアンジェ・ポステコグルー監督は「抜本的な改革が必要」と言い放つ。
指揮官が今夏の大きな補強を望んでいることはもはや明確。シーズンが深まるにつれ、昨季までの主軸であるデンマーク代表MFピエール=エミール・ホイビュア(28)、チーム最古参のウェールズ代表DFベン・デイビス(31)など、売却候補の陣容も固まりつつある。

エメルソンも間違いなくその1人。加入3年目の今季は、本職の右サイドバックだけでなく、左サイドバックにセンターバックもこなすが、アントニオ・コンテ監督時代と比べて序列を落とし、90分間ベンチの試合も珍しくない。

イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、トッテナムは複数いる売却候補の中でも、エメルソンを「売りに出す要件を全て満たしている」存在と見做したとのこと。クラブとして”買い手”を探し、選手側にも“新天地”を探させているという。
2000万ポンド(約39億円)前後で市場に出しているようだが、果たして。

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トッテナム退団濃厚のエメルソンにビジャレアルが関心も…選手はミラン移籍を希望か

トッテナムからの退団が濃厚とされるブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(25)は、ミラン行きを望んでいるようだ。 2021年夏にトッテナムへ加入したエメルソン。パフォーマンスが上がらずファンから批判された時期がありながらも、徐々に主力へと定着すると加入シーズンは公式戦44試合に出場した。 しかし、アンジェ・ポステコグルー監督が就任した今シーズンは序列が低下。プレミアリーグでは22試合に出場するも11試合の先発にとどまっており、スカッド刷新を目指すトッテナムでは今夏の売却対象になったとも報じられている。 そんな中で、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、エメルソンにはビジャレアルが関心を示している模様。しかし、選手の希望はミランであり、現在は交渉の進展を待っているようだ。 ミランもまた、本職の右サイドバックだけでなくセンターバック、左サイドバックでもプレー可能なエメルソンを高く評価していることから、今後の交渉が注目されている。 2024.06.06 12:40 Thu

新体制ミランのターゲットはエメルソン・ロイヤル? すでに代理人と接触か

ミランがトッテナムのブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(25)獲得に向けて動き出しているようだ。 エメルソンは2021年夏にトッテナムへ加入すると、パフォーマンスがファンから批判される苦しい時期がありながらも主力の一人に定着。加入シーズンは公式戦44試合に出場した。 しかし、加入3年目の今シーズンは、新たに就任したアンジェ・ポステコグルー監督の下で序列を落とすことに。本職の右サイドバックだけでなく、左サイドバックやセンターバックで起用されるユーティリティ性を発揮しながらも、プレミアリーグでは22試合出場11試合の先発にとどまっている。 こうした状況もあり、スカッドの刷新を目指すトッテナムはエメルソン売却の可能性も排除せず。2000万ポンド(約39億円)前後の移籍金であれば、交渉に応じる姿勢があると報じられていた。 そんな中、イタリア『スカイ・スポーツ』によるとミランがエメルソンの代理人と接触したとのこと。まだ初期段階の交渉ではあるものの、クラブは今夏の有力なターゲットと考えているようだ。 ミランは2019年10月から指揮を執っていたステファノ・ピオリ監督が、今シーズン限りで退任。後任の有力候補とされるパウロ・フォンセカ監督にとって、エメルソンは戦術に合致した選手と捉えている模様だ。 2024.05.28 10:45 Tue

スパーズがウディネーゼの快足SBに関心か?

トッテナムがウディネーゼのアイルランド代表DFフェスティ・エボセレ(21)に関心を示しているようだ。 現在、アンジェ・ポステコグルー率いるトッテナムでは、プレミアリーグトップクラスの攻撃的サイドバックとの評価を集めつつあるスペイン代表DFペドロ・ポロ、ブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルが右サイドバックのポジションを務めている。 そのため、現時点で補強の優先順位は決して高くないものの、今シーズンのセリエAで注目を集める若手DFに関心を示しているようだ。 ナイジェリアにルーツを持つアイルランド生まれのエボセレは、ダービー・カウンティのユース出身で2022年夏にウディネーゼへ完全移籍。加入1年目は左右ウイングバックのバックアッパーにとどまったが、今シーズンはここまでのセリエAで25試合に出場。主力として活躍している。 戦術面、プレー精度に課題はあるものの、セリエAトップクラスの爆発的なスピードを攻守両面で発揮。オープンスペースでの果敢なドリブル突破を最大の特長としている。 過去にトッテナムでスカウトを務めたブライアン・キング氏はイギリス『Tottenham News』で、エボセレの補強をクラブに求めている。 「トッテナムは左サイドが非常に強いが、右サイドにカバーを持っておくと便利かもしれない。彼は連れてくるのに適したプレーヤーのようだ。良い年齢だし、クラブにはデスティニー・ウドジェやグリエルモ・ヴィカーリオといったイタリアとのコネクションも十分にあり、彼にとって溶け込むのは簡単だと思う」 「彼の血統から察するに、彼はペドロ・ポロの代役となり、トッテナムのチームに厚みを与えることができるプレーヤーに思える。今回の契約は良いアイデアだと思う」 180cmの右利きDFは両サイドでプレーでき、その快足でハイラインの背後をカバーできる特徴を考えれば、新シーズンにヨーロッパ出場権を獲得し、より過密日程を強いられる状況においてその伸びしろを含めて良い補強になるかもしれない。 2024.02.27 00:14 Tue

バイエルンがダイアー獲得へ口頭合意…移籍成立はその他候補との交渉次第

バイエルンがトッテナムのイングランド代表DFエリック・ダイアー(29)の獲得を検討しているようだ。 センターバックの選手層に問題を抱えるバイエルンは、先日に元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングの帰還を検討するなど、今冬の移籍市場での同ポジション補強が優先事項となっている。 ドイツ『スカイ』で働くジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルク氏によると、現在複数の候補と並行して交渉中のバイエルンはダイアー獲得に向けて個人間で口頭合意に至っているという。 ただ、移籍成立に向けてはその他候補の交渉の行方、トッテナムがセンターバックの補強を完了させることが条件になっているとのことだ。 2014年7月にスポルティングCPからトッテナムに完全移籍し、現在は10シーズン目を迎えているダイアー。これまで公式戦364試合に出場するなど長らくディフェンスラインの主軸を担ってきた。 しかし、アンジェ・ポステコグルー新監督の下では信頼を得られず。今季ここまではリーグ戦4試合の出場にとどまり、センターバックの序列は本職がサイドバックであるエメルソン・ロイヤルよりも下となっている。 現行契約が今シーズン限りとなっているなか、選手サイドは来夏のフリートランスファーを希望しているものの、今冬の段階でのローマ行きなどの噂が出ている。 現状ではあくまで候補の一人となっているが、バイエルンで親友ハリー・ケインとの半年ぶりの再会は実現するのか…。 2024.01.05 23:14 Fri

「別のCBと契約する必要がある」、ポステコグルー監督が今冬CB補強を明言

トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、今冬の移籍市場でのセンターバック補強を明言した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 現在、首位のリバプールと7ポイント差の5位と上位争いに踏みとどまるトッテナム。しかし、度重なる負傷者に悩まされるチームは最低限のノルマであるトップ4フィニッシュを達成する上で選手層に大きな不安を抱えている。 とりわけ、元々手薄なセンターバックのポジションではミッキー・ファン・デ・フェンの長期離脱、エリック・ダイアーの信頼度の低下によって直近数試合では本職がサイドバックであるエメルソン・ロイヤル、ベン・デイビスのコンビでのプレーも余儀なくされた。 15日に行われるプレミアリーグ第17節のノッティンガム・フォレスト戦に向けた公式会見に出席したポステコグルー監督は、3試合のサスペンションから復帰したクリスティアン・ロメロとベン・デイビスのコンビのパフォーマンスを称賛。その一方で、今冬のセンターバック補強を明言した。 「ベンはまだそれに適応しているが、彼は非常によくやってくれている。 センターバックは依然としてポジションであり、特に我々の組織においては、傑出した能力を持ったプレーヤーが必要な数少ないポジションのひとつでもある」 「彼がそこで我々の代わりを務めることができたのはとても幸運だった。彼は情報を取り入れるのが本当にうまく、自分の役割だけでなく、我々がどのようにプレーしたいのかを含めてゲームを本当に理解していて、それが彼のプレーを助けてくれた。ロメロが隣にいるのはその意味で助けになるし、ヴィック(ヴィカーリオ)もそこで少しリーダーシップの役割を果たしている」 「結局のところ、我々はまだ別のセンターバックと契約する必要がある。なぜなら、現時点で我々は少し不安に陥っているからだ。再び何かが起こった場合、我々はそのポジションが不足している。以前から不足していた」 2023.12.15 00:02 Fri

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“アンジェ・ボール”適応へ攻撃にも磨きかけるタフな守備者/ラドゥ・ドラグシン(ルーマニア代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ルーマニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり6回目 最高成績:ベスト8(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループI・1位 監督:エドワード・ヨルダネスク <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> DFラドゥ・ドラグシン(トッテナム) 2002年2月3日(22歳) “アンジェ・ボール”適応へ攻撃にも磨きかけるタフな守備者。近年は国際大会で目立った戦績は残せずも、今予選ではスイス、イスラエルを抑えてグループIを無敗で首位通過した今大会のサプライズ候補。 スタンチュ、ラズバン・マリンを中心に、攻撃陣にはゲオルゲ・ハジを実父に持つヤニス・ハジ、インテルにも在籍歴があるプスカシュらが主力を担うが、最注目は若きディフェンスリーダーのドラグシンだ。 ユベントスの下部組織、ファーストチームにも在籍し、武者修行先のジェノアで台頭した22歳DFは、191cmの恵まれた体躯と圧倒的なフィジカル能力を武器に、地対空の対人戦で無類の強さを誇るタフな守備者として知られ、過去に両サイドバックでのプレー経験もあるなど一定水準のスピードも備える。 今年1月に加入したトッテナムでは出場機会に恵まれずも、アンジェ・ポステコグルー監督の下で重視されるビルドアップの部分で日進月歩の成長を見せており、今大会では持ち味の守備に加え、後方からの配球という部分でも存在感を示したいところだ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 ▽6月22日(土) 《28:00》 【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.フロリン・ニツァ(ガズィアンテプ/トルコ) 12.ホラチウ・モルドヴァン(アトレティコ・マドリー/スペイン) 16.シュテファン・タルノヴァヌ(FCSB) DF 2.アンドレイ・ラティウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン) 3.ラドゥ・ドラグシン(トッテナム/イングランド) 4.アドリアン・ルス(パフォス/キプロス) 5.イオヌツ・ネデルセアル(パレルモ/イタリア) 11.ニクショル・バンク(CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ) 15.アンドレイ・ブルカ(アル・オクドゥード/サウジアラビア) 22.ヴァシレ・モゴシュ(CFRクルージュ) 24.ボグダン・ラコビタン(ラクフ・チェンストホヴァ/ポーランド) MF 6.マリウス・マリン(ピサ/イタリア) 8.アレクサンドル・チカルダウ(コンヤスポル/トルコ) 10.ヤニス・ハジ(アラベス/スペイン) 13.ヴァレンティン・ミハイラ(パルマ/イタリア) 14.ダリウス・オラル(FCSB) 17.フォロリネル・コマン(FCSB) 18.ラズバン・マリン(エンポリ/イタリア) 20.デニス・マン(パルマ/イタリア) 21.ニコラス・スタンチュ(ダマク/サウジアラビア) 23.デイアン・ソレスク(ガズィアンテプ/トルコ) 26.アドリアン・シュト(FCSB) FW 7.デニス・アリベク(ムアイザル/トルコ) 9.ゲオルゲ・プスカシュ(バーリ/イタリア) 19.デニス・ドラグシュ(ガズィアンテプ/トルコ) 25.ダニエル・ビリジャ(CFRクルージュ) 2024.06.17 18:00 Mon

「みんな同じに見える」ソン・フンミンへの差別発言をチームメイトが謝罪…ウルグアイ代表MF「酷いジョークだった」

トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが、韓国代表FWソン・フンミンに対する人種差別発言を謝罪した。 2022年1月にユベントスからトッテナムに加入したベンタンクール。2023-24シーズンはプレミアリーグで23試合に出場し1ゴールを記録していた。 そのベンタンクールはウルグアイ『Canal 10』の番組「Por La Camiseta」に出演。司会者のラファ・コテロ氏から選手のユニフォームを求められたが、その際の反応が問題となった。 ベンタンクールは「ソニーの?みんな同じように見えるから、ソニーの従兄弟かもしれないよ」とコメント。韓国人は似たような顔をしているからというジョークを口にしたつもりだった。 しかし、この動画がSNSで拡散されると、人種差別的な発言だと大炎上。ベンタンクールは、自身のインスタグラムのストーリーズで騒動を謝罪した。 「ブラザー、ソニー。起こってしまったことに謝罪する。あれはただの酷いジョークだった」 「僕が君を愛していることは知っていると思うし、君や他の誰かを軽視したり、傷つけたりすることは絶対にない!愛しているよ、ブラザー」 ベンタンクールは軽はずみな発言をしてしまったが、思わぬ炎上で謝罪。ただ、これに対してソン・フンミンは返事を送っていない。 2024.06.15 21:55 Sat

トッテナムが構想外MFエンドンベレと契約解除…公式戦91試合10ゴール

トッテナムは12日、元フランス代表MFタンギ・エンドンベレ(27)との契約解除を発表した。双方合意の上での解除となり、6月30日でチームを去ることとなる。 2017年夏にリヨンから総額7000万ユーロ(約118億3000万円)の移籍金で加入したエンドンベレだったが、体調管理を含めプロフェッショナリズムを著しく欠く振る舞いによって構想外となった。 以降は古巣リヨン、ナポリ、ガラタサライへのレンタル移籍を繰り返し、ナポリ、ガラタサライでは相手クラブに買い取りオプションの権利も与えられていたが、完全移籍には至らず。保有元のトッテナムに復帰することになった。 トッテナムとエンドンベレの契約は2025年まで残っているが、クラブに居場所はなく今夏の移籍市場では再レンタル、あるいは完全移籍での放出が選択肢としてあるが、契約解除でフリーになることが選択された。 トッテナムでは公式戦91試合に出場し10ゴールに終わった。2023-24シーズンはガラタサライでスュペル・リグ19試合に出場し1アシスト。公式戦でも26試合で1アシストだった。 2024.06.13 00:10 Thu

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スパーズとエンドンベレが契約解消へ…契約1年残すも両者が妥協か

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