イタリア帰還望むザニオーロ、現時点では古巣復帰が有力な選択肢…

2024.06.30 17:15 Sun
母国帰還なるか
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母国帰還なるか
イタリア帰還が噂されるイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)は、現時点で古巣復帰の可能性が高いようだ。

昨夏、ガラタサライから買い取りオプション付きのレンタル移籍でアストン・ビラに加入したザニオーロ。即戦力として大きな期待が寄せられていたが、公式戦39試合出場で2ゴール、プレミアリーグでの先発はわずか9試合にとどまった。
これにより、ビラは買い取りオプションを行使を見送り、2027年まで契約を残すガラタサライへの復帰が決定した。

ただ、ガラタサライとザニオーロの双方にイスタンブールでプレーを継続する意思はなく、イタリア帰還が有力な選択肢となっている。

そういった中、ここ最近ではアタランタフィオレンティーナが有力な新天地候補に挙がっているが、イタリア『スカイ・スポルト』によると、その獲得レースをリードしているのは、同選手が2010年から2016年まで下部組織でプレーしていたフィレンツェの名門だという。
現在、ガラタサライはザニオーロの売却条件を1900万ユーロ(約32億7000万円)に減額し、出場試合数に応じて買い取り義務が発生するレンタル移籍での売却を考慮しているという。

この条件をフィオレンティーナは受け入れる構えである一方、アタランタはやや消極的な構えを見せており、ザニオーロ個人の意思は別として、クラブ間の交渉においてはヴィオラがリードしている状況だ。

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アタランタは5日、ガラタサライのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(25)を買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。なお、特定の条件を満たした場合は買い取り義務が発生する。 ザニオーロはジェノアやフィオレンティーナの下部組織で育つと、エンテッラ、インテルの下部組織でもプレー。2018年7月にインテルからローマに完全移籍した。 天才肌のゲームメーカーだったが、度重なるヒザの重傷に見舞われることに。右ヒザの半月板損傷と前十字じん帯断裂の重傷を負うと、復帰してすぐに代表戦で今度は左ヒザに重傷を負うなどした。 2023年2月にガラタサライに完全移籍。2023-24シーズンはアストン・ビラへレンタル移籍していた中、公式戦39試合で3ゴールを記録していた。 ローマ時代には公式戦128試合で24ゴール18アシスト。セリエAでは94試合で13ゴール10ゴールを記録している。 2023-24シーズンのアタランタはヨーロッパリーグ(EL)を見事に優勝。2024-25シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)に参加することになるが、ザニオーロが輝きを見せられるか注目だ。 2024.07.05 22:05 Fri
アタランタがガラタサライのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)獲得を決めたようだ。 ザニオーロは2023年冬に、ローマからガラタサライへ完全移籍。その後、昨夏の移籍市場では買い取りオプション付きのレンタルでアストン・ビラに加入したが、思うような成績を残せず、買い取りオプションは行使されないままトルコへ戻っていた。 そんなザニオーロに対しては、アタランタとフィオレンティーナが接触。選手自身はセリエA復帰を熱望しており、ガラタサライも2027年まで契約を残すイタリア代表MFの売却を望んでいたことから、交渉の進展が注目されていた。 そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏や複数メディアの報道によると、ザニオーロのアタランタ行きが決まったとのことだ。 契約は買い取りオプションの付随したレンタル移籍となり、アタランタはガラタサライにレンタル料として600万ユーロ(約10億円)を支払う予定。また、買い取りオプション金額は1450万ユーロ(約25億円)となり、一定の条件を満たすと買い取り義務に変更する仕組みと報じられている。 ザニオーロは4日にメディカルチェックを受ける模様。巨大なポテンシャルを秘める同選手が、再びセリエAでプレーする日が近づいてきている。 2024.07.04 08:25 Thu
ガラタサライのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)は、アタランタ行きの可能性が高まっているようだ。 昨夏の移籍市場で、ガラタサライから買い取りオプション付きのレンタル移籍でアストン・ビラに加入したザニオーロ。即戦力として大きな期待が寄せられていたが、公式戦39試合出場で2ゴール、プレミアリーグでの先発はわずか9試合にとどまると、ビラは買い取りオプション行使を見送る決断を下した。 これにより、2027年まで契約を残すガラタサライへの復帰が決定したザニオーロ。しかし、クラブも選手も今夏の移籍市場での移籍先を探すことで思惑は一致しており、本人が熱望するセリエA復帰に向けて動いている。 ザニオーロに対してはフィオレンティーナも高い関心を示しているが、移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、現在獲得レースをリードするのはアタランタとのこと。選手は新シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)へ出場するクラブへの移籍を好んでいるようだ。 イタリア『スカイ・スポーツ』によるとクラブ間の交渉は現在も続けられており、アタランタは総額約1600万ユーロ(約27億7000万円)の買取義務オプションが付随したレンタル移籍を希望している模様。一方で、ガラタサライは1900万ユーロ(約32億9000万円)を望んでおり、どこまで歩み寄れるかが焦点となっているようだ。 2024.07.02 17:20 Tue
ガラタサライに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)に対して、ユベントスが関心を示しているようだ。 昨夏、ガラタサライから買い取りオプション付きのレンタル移籍でアストン・ビラに加入したザニオーロ。即戦力として大きな期待が寄せられていたが、ウナイ・エメリ監督の下で躍進を遂げたチームで思うような出場機会を確保できず、公式戦39試合出場で2ゴールの成績を残すも、プレミアリーグでの先発は9試合にとどまった。 ビラは買い取りオプションを行使せず、今夏に2027年夏まで契約を残すガラタサライへ戻ることが決定したザニオーロ。ただし、今夏の移籍は濃厚とされており、ビジャレアルやアタランタ、フィオレンティーナが関心を示していた。 そんな中で、イタリア『カルチョメルカート』によると、ユベントスもザニオーロの獲得を検討している模様。スポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントーリ氏は同選手を評価しており、具体的なオファーに発展する可能性もあるようだ。 ザニオーロもまた、イタリア復帰を熱望。ユベントスはまずアタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)、ボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)の契約を優先する予定ではあるが、その後にザニオーロの交渉が開始されるかが注目される。 2024.06.11 16:10 Tue
ガラタサライに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)が、今夏での母国復帰を望んでいるようだ。 昨夏ガラタサライから買い取りオプション付きのレンタル移籍でビラ入りしたザニオーロ。ローマで紆余曲折経験した若者は、ガラタサライ在籍半年でリーグ優勝に大きく貢献し、意気揚々とプレミアリーグの舞台に乗り込んだ。 しかし、今シーズンはウナイ・エメリ監督の下で現在プレミアリーグ4位と躍進するチームで、思うような出場機会を確保できず。公式戦39試合出場で2ゴールの成績を残すも、プレミアリーグでの先発は9試合にとどまっていた。 この成績を受け、ビラは買い取りオプションを行使を見送ることを決め、今夏にガラタサライへ戻ることが決定的に。そんなザニオーロには、現在ビジャレアルがオファーを送っているが、同選手はそのオファーに魅力を感じておらず、母国復帰を希望しているという。 そんな中、『Sportitalia』のアルフレード・ペドゥッラ記者は新たにアタランタが獲得に関心を示していると報道。しかし、アタランタが正式にオファーを送るには、ユベントスやリバプールが関心を示しているMFトゥン・コープマイネルスや、ミランが獲得に動いているFWチャールズ・デ・ケテラエルの去就次第となるという。 なお、アタランタのほかにも、ザニオーロには今冬にも関心を示していたフィオレンティーナやユベントスからの関心が報じられている。 2024.06.10 01:25 Mon

フィオレンティーナの関連記事

フィオレンティーナは6月30日、契約満了による3選手の退団を発表した。 クラブとの契約が満了を迎えるのは、イタリア代表MFジャコモ・ボナヴェントゥーラ(34)、元ガーナ代表MFアルフレッド・ダンカン(31)、元イタリア代表MFガエターノ・カストロヴィッリ(27)の3人となる。 ボナヴェントゥーラは、2020年の夏にミランを退団しフリーで加入。4シーズンを過ごし、公式戦162試合で22ゴール22アシストを記録。2023-24シーズンもセリエAで31試合8ゴール3アシストを記録するなど、主軸としてプレーした。なお、代理人のエンツォ・ライオラ氏によれば、国外クラブへからオファーがあるとのことだ。 ダンカンは2020年1月にサッスオーロから買い取り義務付きのレンタル移籍で加入。4シーズンの在籍で公式戦126試合に出場し6ゴール9アシスト。2023-24シーズンもセリエAで30試合2ゴール5アシストを記録するなど、セントラルMFの主力として活躍していた。 カストロヴィッリは2017年2月にバーリから買い取り義務付きのレンタル移籍で加入。加入初年度はプリマヴェーラでプレーし、2017-18シーズンから2年間はクレモネーゼへ武者修行に出された。 その後、2019年の夏にフィオレンティーナに復帰。トップチームでは在籍5年間で公式戦131試合に出場し14ゴール10アシスト。2023-24シーズンは、2022年4月に痛めて手術した左ヒザの再手術を実施した影響でシーズンの大半を棒に振ると、4月22日のサレルニターナ戦で戦列に復帰したが、セリエA7試合の出場にとどまっていた。 2024.07.01 07:00 Mon
ユベントスのイタリア代表FWモイゼ・ケアン(24)。現実的な移籍先はサウジアラビア一択か。 今季公式戦20試合666分間で0得点。 いまひとつユベントスの重要な戦力になりきれないシーズンが続いてきたなか、とうとう年間ノーゴールで終わってしまった23-24シーズンのケアン。現地メディアで名前が上がるときは決まって、売却か実質的なトレード要員にされるという観測だ。 今回のイタリア『トゥット・スポルト』も同じ。ボローニャとフィオレンティーナが現実的な補強プランとしてケアンを掲げているそうだが、優先順位は低め。他のターゲットを複数断念して初めてケアン、だという。 一方で、サウジ・プロフェッショナルリーグと強い繋がりを持つ代理店が、ケアンとの接触でサウジアラビア行きを猛プッシュ。クラブ名への言及こそないが、状況的に関心を寄せるクラブがあるからこその接触であることは想像に難くない。 ケアンは1月のアトレティコ・マドリー移籍がケガにより破断したなか、現状、欧州でケアンを切に求めるクラブはない模様。ケアン本人もサウジ行きにさほど消極的ではないとのことだが、果たして。 2024.06.25 21:20 Tue
ユベントスの元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)が、手元に届いた打診全てを拒否したようだ。 ユベントスの2番手GKペリン。 時折、正GKヴォイチェフ・シュチェスニーとのローテーションで起用される元イタリア代表の実力者だが、そんななかでも今季は加入後最少となるセリエA出場3試合にとどまった。 そのためか、31歳とまだまだ若いペリンには各クラブが熱視線。イタリア『トゥット・スポルト』によると、アタランタ、モンツァ、フィオレンティーナ、コモ、パルマ、古巣ジェノアがユベントスに照会を依頼したという。 また、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪、ジョゼ・モウリーニョ新監督のフェネルバフチェは、年俸純額300万ユーロ(約5.1億円)をペリン側に提示。現年俸の2倍とされる額だ。 ただ、契約をあと1年残すペリンは全ての打診にお断り。ユベントスはクリスティアーノ・ジュントリSDが2年延長+オプション1年を調整しており、ペリンは今後のキャリアをこちらに一本化しているとのことだ。 2024.06.24 20:55 Mon
イタリア代表MFジャコモ・ボナヴェントゥーラ(34)がキャリア初の国外移籍も選択肢か。 カルチョで逞しく生きるベテランミッドフィールダー、ボナベントゥーラ。34歳で迎えた今季は3年ぶりにイタリア代表へ復帰…ユーロ2024行きを逃すも健在ぶりが証明された。 経歴を振り返ると、アタランタでプロデビュー後、ベルガモの地で通算7年、ミランで6年、フィオレンティーナに来て今季で4年と、自クラブを大切にし、クラブからも大切にされてきたのが印象的。若き日の武者修行を除き、一貫してセリエAでプレーする。 そんななか、ヴィオラとの契約は今季限りとなっており、今月末でフリーエージェントに。代理人のエンツォ・ライオラ氏がイタリア『カルチョメルカート』で去就にヒントを与える。 “今年1月にユベントス移籍が近づいていたのは本当ですか?” 「ああ、あと少しだった。当時ユーベはマッシミリアーノ・アッレグリ(前監督)が自分たちのサッカーができないと苦しんでいて、助け舟に指名したのがボナヴェントゥーラだった」 「フィオレンティーナがヨーロッパの大会を戦っていなければ交渉成立だっただろう。3つのコンペディションを並行しながら、ボナベントゥーラのような主力を放出するのは賢明ではないしね。仕方ない」 “ボナベントゥーラの今後は?” 「近々フィオレンティーナと会議する。今日現在だと、今後も一緒に進む(=契約更新)方向性だと言えるが、何が起こるか様子を見るべきなのは今回も同じだ。ボナベントゥーラには国外のクラブからお声がかかっているからね」 2024.06.20 14:00 Thu
ラツィオを去ってからフリーのマウリツィオ・サッリ氏(65)が自身のキャリアに言及した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 今シーズンは日本代表MF鎌田大地も擁するラツィオで3年目を迎えたものの、3月に成績不振で辞任したサッリ氏。直後にプレミアリーグ行きの話もあったが、数カ月の休養を望んだとされる。 依然としてフリーの状況が続くなか、サッリ氏は自身が主催したイベントで『スカイ・スポーツ』にコメント。アントニオ・コンテ監督の就任が決まった古巣ナポリなどについて語った一方、イタリア国内のビッグクラブが自身に目を向けないことに疑問を呈している。 「これは私が自問自答しなければならないことだ。私を求めなかったいくつかのクラブに失望したことは隠さない。たとえ15分でも私の話に耳を傾けてくれる状況があったからだ。その理由を理解できれば、そういったクラブにも影響を与えられるのだろう」 また、そのクラブはパウロ・フォンセカ氏の招へいへと向かっているミラン、ラッファエレ・パッラディーノ氏の就任が決まったフィオレンティーナかとも問われたサッリ氏。「その2クラブは、私に合っていたと思う」と自らの考えを明かしている。 一方、自身の過去も振り返ったサッリ氏は、チェルシーからユベントスへと移った2019年の夏を回想。1年でのイタリア復帰を望むべきではなかったと自責の念をあらわにした。 「私のキャリアにおける根本的なミスだ。留まるには条件があった。アブラモビッチ(チェルシー前オーナー)時代に誰もが経験したように、2シーズン目を終えるのが難しいクラブだ」 「しかし、私はプレミアリーグの輪に留まった。良い成績を残すことができた。前年は5位だったが、リバプールとシティに次ぐ3位だった。ヨーロッパリーグ(EL)では13勝して優勝し、リーグカップではその年のチャンピオンズリーグ(CL)決勝に進んだリバプールとトッテナムを退けた。そして決勝でPK戦の末にシティに敗れた」 「私は避けなければならない大きな過ちを犯した。イタリアに戻りたいという気持ちは、プレミアリーグに残りたいという気持ちよりも小さくあるべきだった」 さらに、今後についても語ったサッリ氏は、ガルシア・ピミエンタ監督の就任が決まったセビージャからの話もあったと告白。しかし、「彼らと私の望む条件が違った」ため、現在は新たなチームを探しているようだ。 「できるだけ早く復帰したい。(ラツィオ辞任から)最初の2カ月は家族の問題に対処し、残りの期間もサッカーへの懐かしさをあまり感じられなかった。でも今はまたその欲求が高まっているから、1、2カ月以内には復帰できると思う」 「移籍市場の観点から言うと、現時点では、国外に行く以外の解決策を見つけるのが難しいと思う。だが、私としては、国外はハードルが高い」 2024.06.08 15:24 Sat

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インテルは6日、ナポリを退団したポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(30)の獲得を発表した。契約期間は2028年6月30日までとなる。 2011年にウディネーゼの下部組織に移籍したジエリンスキは、2012年11月にトップチームデビュー。2014年夏から2年間はレンタル移籍したエンポリでプレーすると、その時指導を受けたマウリツィオ・サッリ監督に求められる形で、2016年夏にウディネーゼからナポリへ完全移籍。 高い戦術眼とパスセンスに加え、中盤の複数ポジションをこなすユーティリティー性を併せ持つ万能型MFは、ボールのオン・オフ両面で質の高い動きをみせ、中盤と前線を繋ぐリンクマンとして絶大な存在感を放ち、在籍8年間で公式戦364試合で51ゴール46アシストを記録。 ナポリとの契約最終年となった2023-24シーズンもセリエAで28試合3ゴール2アシストを記録するなど、主軸としてプレーすると、クラブ側から契約延長を打診されたが、これを拒否しシーズン終了後に退団が発表されていた。 なお、イタリア『カルチョメルカート』によれば、ジエリンスキの年俸は450万ユーロ(約7億8500万円)になるとのことだ。 2024.07.07 00:40 Sun
ラツィオは6日、スュペル・リグ(トルコ1部)のハタイスポルから、ナイジェリア代表MFフィサヨ・デレ=バシル(23)を買取義務付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 デレ=バシルは、マンチェスター・シティの下部組織育ち。ファーストチームに昇格することはなく、2020年7月にシェフィールド・ウェンズデイに完全移籍する。 2023年7月にハタイスポルへと完全移籍。2023-24シーズンはスュペル・リグで、36試合に出場し8ゴール5アシストを記録していた。 ラツィオは日本代表MF鎌田大地(クリスタル・パレス)や元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)、元ブラジル代表MFフェリペ・アンデルソン(パウメイラス)と中盤の選手が今夏立て続けに退団しており、期待の補強となった。 2024.07.06 23:20 Sat
ユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)は、ローマ移籍に近づいてるようだ。 ユベントスはチアゴ・モッタ新監督の下、マッシミリアーノ・アッレグリ前体制から大幅な刷新を図っている。そのなかでキエーザはクラブとの契約延長の停滞や、新指揮官が望むタイプのウイングプレーヤーではないということもあり、今夏の移籍が既定路線とみられる。 ユーロ2024期間中には去就に関する動きをストップしていた26歳だが、イタリアの敗退に伴い、その動きを本格化させる構えだ。 すでにサウジアラビアからの巨額なオファーを拒否した一方、関心が伝えられたバイエルンやプレミアリーグの複数クラブの交渉に進展がみられない状況のなか、ここにきて現実味を帯びてきたのが、以前から関連が報じられたローマ移籍だ。 補強の権限を有するダニエレ・デ・ロッシ監督は、イタリア代表のコーチングスタッフ時代から親交があるキエーザを高く評価しており、手薄なウイングのトップターゲットに定めていた。 移籍市場に精通するニコロ・スキラ氏によると、ローマはキエーザに対して年俸550万ユーロ(約9億6000万円)のオファーを掲示したという。さらに、イタリア『Il Romanista』はクラブ間でも交渉を進めており、2000万ユーロ(約34億9000万円)+アドオンという条件で交渉がまとまる可能性が高いと主張している。 現在、ローマではアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが攻撃の主軸を担っており、ユベントス時代に良い関係性を築いたキエーザの加入によって、そのコンビネーションの復活も期待されるところだ。 2024.07.06 15:30 Sat
カリアリは5日、イタリア人指揮官のダビデ・ニコラ氏(51)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2026年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。 2023-24シーズンを15位で終えたカリアリは、5月21日に2023年1月からチームを率いていたクラウディオ・ラニエリ監督との契約解除を発表していた。 その後任に選ばれたのは、過去にクロトーネやサレルニターナを降格の危機から救い出し、“残留請負人”としても知られるニコラ氏。直近では今年1月に降格圏の19位に沈んでいたエンポリの指揮官に就任。 就任後は6戦負けなし(3勝3分け)とチームを立て直すも、終盤にかけては黒星が先行。降格圏の18位で迎えた最終節のローマ戦では、後半アディショナルタイムの劇的弾で勝利を飾ると、最終的に残留圏の17位に浮上し、エンポリを奇跡の逆転残留に導いた。 2024.07.06 08:05 Sat
ユベントスは5日、モンツァからイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)を買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 ユベントスの発表によれば、レンタル料は450万ユーロ(約7億9000万円)で、シーズン終了後に1350万ユーロ(約23億5000万円)の移籍金を3回に分割して支払うとのこと。また、ディ・グレゴリオのパフォーマンス応じて最大200万ユーロ(約3億5000万円)のボーナスが付随するとのことだ。 ミラノ出身のディ・グレゴリオは、下部組織時代を過ごしたインテルでプロ契約を締結。しかし、レンタル移籍を繰り返してデビューにはとうとう至らなかった。 分岐点となったのは、2020-21シーズンに当時セリエBのモンツァへ貸し出されたこと。23歳だったディ・グレゴリオは即座に正守護神となると、2022年夏から完全移籍。 モンツァでは現在に至るまで絶対的守護神の座を譲らず、2023-24シーズンもセリエAで33試合出場し14回ものクリーンシートを達成すると、セリエA最優秀GK賞に選出された。 2024.07.06 07:30 Sat

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イタリア帰還望むザニオーロ、現時点では古巣復帰が有力な選択肢…

イタリア帰還が噂されるイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)は、現時点で古巣復帰の可能性が高いようだ。 昨夏、ガラタサライから買い取りオプション付きのレンタル移籍でアストン・ビラに加入したザニオーロ。即戦力として大きな期待が寄せられていたが、公式戦39試合出場で2ゴール、プレミアリーグでの先発はわずか9試合にとどまった。 これにより、ビラは買い取りオプションを行使を見送り、2027年まで契約を残すガラタサライへの復帰が決定した。 ただ、ガラタサライとザニオーロの双方にイスタンブールでプレーを継続する意思はなく、イタリア帰還が有力な選択肢となっている。 そういった中、ここ最近ではアタランタ、フィオレンティーナが有力な新天地候補に挙がっているが、イタリア『スカイ・スポルト』によると、その獲得レースをリードしているのは、同選手が2010年から2016年まで下部組織でプレーしていたフィレンツェの名門だという。 現在、ガラタサライはザニオーロの売却条件を1900万ユーロ(約32億7000万円)に減額し、出場試合数に応じて買い取り義務が発生するレンタル移籍での売却を考慮しているという。 この条件をフィオレンティーナは受け入れる構えである一方、アタランタはやや消極的な構えを見せており、ザニオーロ個人の意思は別として、クラブ間の交渉においてはヴィオラがリードしている状況だ。 2024.06.30 17:15 Sun
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フィオレンティーナが3選手の退団を発表! ボナヴェントゥーラやダンカンら今季の主力が契約満了に

フィオレンティーナは6月30日、契約満了による3選手の退団を発表した。 クラブとの契約が満了を迎えるのは、イタリア代表MFジャコモ・ボナヴェントゥーラ(34)、元ガーナ代表MFアルフレッド・ダンカン(31)、元イタリア代表MFガエターノ・カストロヴィッリ(27)の3人となる。 ボナヴェントゥーラは、2020年の夏にミランを退団しフリーで加入。4シーズンを過ごし、公式戦162試合で22ゴール22アシストを記録。2023-24シーズンもセリエAで31試合8ゴール3アシストを記録するなど、主軸としてプレーした。なお、代理人のエンツォ・ライオラ氏によれば、国外クラブへからオファーがあるとのことだ。 ダンカンは2020年1月にサッスオーロから買い取り義務付きのレンタル移籍で加入。4シーズンの在籍で公式戦126試合に出場し6ゴール9アシスト。2023-24シーズンもセリエAで30試合2ゴール5アシストを記録するなど、セントラルMFの主力として活躍していた。 カストロヴィッリは2017年2月にバーリから買い取り義務付きのレンタル移籍で加入。加入初年度はプリマヴェーラでプレーし、2017-18シーズンから2年間はクレモネーゼへ武者修行に出された。 その後、2019年の夏にフィオレンティーナに復帰。トップチームでは在籍5年間で公式戦131試合に出場し14ゴール10アシスト。2023-24シーズンは、2022年4月に痛めて手術した左ヒザの再手術を実施した影響でシーズンの大半を棒に振ると、4月22日のサレルニターナ戦で戦列に復帰したが、セリエA7試合の出場にとどまっていた。 2024.07.01 07:00 Mon
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ユベントスの2番手GKペリン、年俸2倍オファー含めた7つもの打診を全て拒否か

ユベントスの元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)が、手元に届いた打診全てを拒否したようだ。 ユベントスの2番手GKペリン。 時折、正GKヴォイチェフ・シュチェスニーとのローテーションで起用される元イタリア代表の実力者だが、そんななかでも今季は加入後最少となるセリエA出場3試合にとどまった。 そのためか、31歳とまだまだ若いペリンには各クラブが熱視線。イタリア『トゥット・スポルト』によると、アタランタ、モンツァ、フィオレンティーナ、コモ、パルマ、古巣ジェノアがユベントスに照会を依頼したという。 また、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪、ジョゼ・モウリーニョ新監督のフェネルバフチェは、年俸純額300万ユーロ(約5.1億円)をペリン側に提示。現年俸の2倍とされる額だ。 ただ、契約をあと1年残すペリンは全ての打診にお断り。ユベントスはクリスティアーノ・ジュントリSDが2年延長+オプション1年を調整しており、ペリンは今後のキャリアをこちらに一本化しているとのことだ。 2024.06.24 20:55 Mon
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今季20試合0得点...ケアンの現実的な移籍先はサウジアラビア一択か

ユベントスのイタリア代表FWモイゼ・ケアン(24)。現実的な移籍先はサウジアラビア一択か。 今季公式戦20試合666分間で0得点。 いまひとつユベントスの重要な戦力になりきれないシーズンが続いてきたなか、とうとう年間ノーゴールで終わってしまった23-24シーズンのケアン。現地メディアで名前が上がるときは決まって、売却か実質的なトレード要員にされるという観測だ。 今回のイタリア『トゥット・スポルト』も同じ。ボローニャとフィオレンティーナが現実的な補強プランとしてケアンを掲げているそうだが、優先順位は低め。他のターゲットを複数断念して初めてケアン、だという。 一方で、サウジ・プロフェッショナルリーグと強い繋がりを持つ代理店が、ケアンとの接触でサウジアラビア行きを猛プッシュ。クラブ名への言及こそないが、状況的に関心を寄せるクラブがあるからこその接触であることは想像に難くない。 ケアンは1月のアトレティコ・マドリー移籍がケガにより破断したなか、現状、欧州でケアンを切に求めるクラブはない模様。ケアン本人もサウジ行きにさほど消極的ではないとのことだが、果たして。 2024.06.25 21:20 Tue
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34歳ボナベントゥーラがキャリア初の国外移籍もあり得る? 代理人が去就にヒント

イタリア代表MFジャコモ・ボナヴェントゥーラ(34)がキャリア初の国外移籍も選択肢か。 カルチョで逞しく生きるベテランミッドフィールダー、ボナベントゥーラ。34歳で迎えた今季は3年ぶりにイタリア代表へ復帰…ユーロ2024行きを逃すも健在ぶりが証明された。 経歴を振り返ると、アタランタでプロデビュー後、ベルガモの地で通算7年、ミランで6年、フィオレンティーナに来て今季で4年と、自クラブを大切にし、クラブからも大切にされてきたのが印象的。若き日の武者修行を除き、一貫してセリエAでプレーする。 そんななか、ヴィオラとの契約は今季限りとなっており、今月末でフリーエージェントに。代理人のエンツォ・ライオラ氏がイタリア『カルチョメルカート』で去就にヒントを与える。 “今年1月にユベントス移籍が近づいていたのは本当ですか?” 「ああ、あと少しだった。当時ユーベはマッシミリアーノ・アッレグリ(前監督)が自分たちのサッカーができないと苦しんでいて、助け舟に指名したのがボナヴェントゥーラだった」 「フィオレンティーナがヨーロッパの大会を戦っていなければ交渉成立だっただろう。3つのコンペディションを並行しながら、ボナベントゥーラのような主力を放出するのは賢明ではないしね。仕方ない」 “ボナベントゥーラの今後は?” 「近々フィオレンティーナと会議する。今日現在だと、今後も一緒に進む(=契約更新)方向性だと言えるが、何が起こるか様子を見るべきなのは今回も同じだ。ボナベントゥーラには国外のクラブからお声がかかっているからね」 2024.06.20 14:00 Thu

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