ローマの新SDが決定…ニースの敏腕SDギゾルフィ氏招へい

2024.05.23 06:30 Thu
Getty Images
ローマは22日、ニースフローラン・ギゾルフィ氏(39)をスポーツディレクター(SD)に任命したことを発表した。

ローマでは今冬の移籍市場閉幕後にゼネラルマネージャー(GM)のチアゴ・ピント氏が退団し、リクルート部門を取り仕切る責任者が不在の状況だった。
現役時代にバスティア、スタッド・ランスでプレーしたフランス人のギゾルフィ氏は、2016年に古巣スタッド・ランスでアシスタントマネージャーに就任。その後、ロリアンのアシスタントマネージャーを経て2019年にRCランスのスポーツコーディネーターに就任。リクルート部門での仕事をスタートし、昨季のチャンピオンズリーグ出場の土台を築いた。

2022年10月からニースのSDに就任した中、的確な選手補強に加え、昨夏招へいしたフランチェスコ・ファリオーリ監督が見事な手腕を発揮。シーズン終盤に失速したものの、ヨーロッパリーグ圏内のリーグ・アン5位でシーズンを終え、評価を高めていた。

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ローマ、デ・ロッシ監督と2027年までの契約延長…今季途中就任で優れた手腕発揮

ローマは25日、ダニエレ・デ・ロッシ監督(40)との契約延長を発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 下部組織で長らく指導者を務めたアルベルト・デ・ロッシ氏を父親に持ち、キャリア晩年にボカ・ジュニアーズへ移籍するまで盟友フランチェスコ・トッティ氏と共に長らくバンディエラとしてジャッロロッシをけん引してきたデ・ロッシ監督。 その後、ロベルト・マンチーニ氏の下でイタリア代表のコーチングスタッフを務め、セリエBのSPALも指揮した元イタリア代表MFは、今年1月にジョゼ・モウリーニョ前監督を解任した古巣に暫定指揮官として復帰。 優れたリーダーシップと戦術眼を活かしてチームを立て直すと、公式戦26試合を指揮し、14勝6分け6敗の戦績を残した。ヨーロッパリーグでベスト4、セリエAで6位フィニッシュとクラブの目標としていたチャンピオンズリーグ出場権獲得はならずも、オーナーのフリードキン・ファミリーは4月中旬の段階で指揮官の続投を決断していた。 正式発表は約2カ月後にずれ込む形となったが、リクルート部門でも一定の権限を与えられている指揮官は、すでに新スポーツディレクターのフローラン・ギゾルフィ氏やリナ・スルークCEOと連携して今夏のメルカートに向けて動いている。 2024.06.26 06:30 Wed

新体制でメルカート臨むローマが大幅刷新へ…優先事項はCF、WG、SBの3ポジション

新体制でメルカートに臨むローマは、幾つかのポジションで大幅な刷新が見込まれている。 今シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ監督、ゼネラルマネージャーのチアゴ・ピント氏が去ったローマ。オーナーのフリードキン・ファミリーはリナ・スルークCEO、ダニエレ・デ・ロッシ監督、ニースから引き抜いた新スポーツディレクター(SD)のフローラン・ギゾルフィ氏の3者により多くの権限を与え、今夏のメルカートに臨む構えだ。 現時点ではRBライプツィヒからレンタル中だったDFアンヘリーニョの買い取りオプション行使が発表され、同じくリーズ・ユナイテッドのDFディエゴ・ジョレンテのレンタル期間延長あるいは完全移籍での買い取りが既定路線に。 一方、退団ではチェルシーからレンタルしていたFWロメル・ルカクに加え、レバークーゼンとパリ・サンジェルマン、リーズからレンタル中だったFWサルダール・アズムン、MFレナト・サンチェス、DFラスムス・クリステンセンのローンバックに、DFレオナルド・スピナッツォーラの契約満了による退団が濃厚だ。 そういった中、今夏のメルカートで焦点となりそうなのが、ルカク、アズムン退団に加えて引き抜きの噂が絶えないパウロ・ディバラ、売却の可能性が伝えられるタミー・エイブラハムの去就が注目される前線だ。 センターフォワードではリールのジョナサン・デイビッドが理想のターゲットとして名前が挙がるが、資金力やチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃した点でプレミアリーグを中心とする競合クラブ相手に太刀打ちができない。 これを受け、ブラガでプリメイラ・リーガ2位の21ゴールを挙げたシモン・バンザ、トゥールーズのエースストライカーであるタイス・ダリンガらが候補として名前が挙がる。 [4-3-3]をメインシステムで採用する中、手薄なウイングではユベントスのフェデリコ・キエーザをトップターゲットにナポリのマッテオ・ポリターノ、サッスオーロのアルマン・ロリエンテらデ・ロッシ監督のリクエストとみられるセリエAの選手。新SDのルートからリールのエドン・シェグロヴァ、ニースのジェレミー・ボガらが獲得候補に名を連ねる。 さらに、近年チームの泣き所となっているサイドバックでは指揮官が熱望するトリノのラウル・ベッラノーバ、古巣帰還に含み持たせるウェストハムのエメルソン・パルミエリが有力なターゲットに。その他ではギゾルフィ氏が推すリールのバフォデ・ディアキテ、スタッド・レンヌのゲラ・ドゥエらがプランBとして計画される。 その3つのポジションに比べて優先度は低いものの、補強の必要性があるポジションではGKルイ・パトリシオの退団で空く控えGKにレッチェのヴラディミーロ・ファルコーネ、デ・ロッシ監督が求める中盤の補強ではインテルのダビデ・フラッテージを理想に、SPAL時代の教え子でカリアリでプレーするマッテオ・プラーティにも関心を示している。 2024.06.08 17:38 Sat

ローマの新SDが決定…ニースの敏腕SDギゾルフィ氏招へいで合意

ローマの新スポーツディレクター(SD)は、ニースのフローラン・ギゾルフィ氏(39)に決定したようだ。イタリア『Il Messaggero』など複数メディアが合意を報じている。 今冬の移籍市場閉幕後にゼネラルマネージャー(GM)のチアゴ・ピント氏が退団していたローマは、以降リクルート部門を取り仕切る新たな責任者の招へいを模索。国内外で多くの候補の名前が取り沙汰された中、最終的にニースの敏腕SDの招へいが決定的となった。 報道によると、ギゾルフィ氏の新SD就任は今季のリーグ・アン終了後に正式発表される予定で、同氏は2027年までの3年契約にサインする模様だ。 同氏はすでにリナ・スルークCEOとダニエレ・デ・ロッシ監督と連携を取っており、今後は現ヘッドスカウトのホセ・フォンテス氏、自身が連れてくる2人のスタッフと共に今夏の補強プランを練る。 現状ではデ・ロッシ監督のリクエストを聞きながら、2人のサイドバック、1人のボックス・トゥ・ボックスMF、ウインガー、FWロメル・ルカク退団の場合の新たなストライカーを優先事項としているようだ。 現役時代にバスティア、スタッド・ランスでプレーしたフランス人のギゾルフィ氏は、2016年に古巣スタッド・ランスでアシスタントマネージャーに就任。その後、ロリアンのアシスタントマネージャーを経て2019年にRCランスのスポーツコーディネーターに就任。リクルート部門での仕事をスタートし、2022年10月からニースでSD職を務めている。 ニースでは的確な選手補強に加え、今シーズンから招へいしたフランチェスコ・ファリオーリ監督が見事な手腕を発揮。シーズン終盤に失速したものの、最終節を前にヨーロッパリーグ圏内のリーグ・アン5位を確定させている。 2024.05.17 20:31 Fri

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ベロッティがセリエA昇格組のコモに完全移籍…ローマで構想外の点取り屋が新天地で再起図る

セリエA昇格組のコモは25日、ローマから元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(30)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの2年となる。 なお、イタリア『TUTTOmercatoWEB』によると、移籍金は総額500万ユーロ(約8億5000万円)程度になるという。 パレルモで台頭し、トリノでセリエA屈指のストライカーに成長したベロッティは2022年夏にローマへフリートランスファーで加入。だが、在籍1年半で公式戦68試合に出場したものの、わずか10ゴールと思うような活躍を見せられず。今冬フィオレンティーナへ買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入していた。 その新天地では公式戦24試合4ゴールにとどまり、クラブは買い取りオプション行使を見送ることを決断していた。 なお、新天地となるコモは元スペイン代表MFのセスク・ファブレガス氏が暫定指揮官の一人として采配を振るい、チェルシーのレジェンドでもある元イングランド代表MFのデニス・ワイズ氏が最高経営責任者(CEO)、元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏も出資者として経営に携わる注目のクラブだ。 2024.06.26 07:00 Wed

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ユベントスのイタリア代表FWモイゼ・ケアン(24)。現実的な移籍先はサウジアラビア一択か。 今季公式戦20試合666分間で0得点。 いまひとつユベントスの重要な戦力になりきれないシーズンが続いてきたなか、とうとう年間ノーゴールで終わってしまった23-24シーズンのケアン。現地メディアで名前が上がるときは決まって、売却か実質的なトレード要員にされるという観測だ。 今回のイタリア『トゥット・スポルト』も同じ。ボローニャとフィオレンティーナが現実的な補強プランとしてケアンを掲げているそうだが、優先順位は低め。他のターゲットを複数断念して初めてケアン、だという。 一方で、サウジ・プロフェッショナルリーグと強い繋がりを持つ代理店が、ケアンとの接触でサウジアラビア行きを猛プッシュ。クラブ名への言及こそないが、状況的に関心を寄せるクラブがあるからこその接触であることは想像に難くない。 ケアンは1月のアトレティコ・マドリー移籍がケガにより破断したなか、現状、欧州でケアンを切に求めるクラブはない模様。ケアン本人もサウジ行きにさほど消極的ではないとのことだが、果たして。 2024.06.25 21:20 Tue

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攻撃陣刷新計画のローマ、今季フェイエノールトで11ゴールのミンテ獲得を狙う?

ローマがニューカッスルからフェイエノールトへレンタル中のガンビア代表FWヤンクバ・ミンテ(19)の獲得に動いているようだ。 今夏の移籍市場で、攻撃陣の刷新を計画するローマ。チェルシーからレンタル移籍中のベルギー代表FWロメル・ルカク(31)は返却が確実となっており、大ケガから復帰したイングランド代表FWタミー・エイブラハム(26)も売却が濃厚、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(30)についても契約交渉次第で退団の可能性がある。 そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ローマは新たなアタッカーとしてミンテへの関心を強めている模様。今夏の有力なターゲットとなっているようだ。 ミンテはデンマークのオーデンセでプロデビューを果たすと、昨夏の移籍市場でニューカッスルに加入。その直後にフェイエノールトへのレンタル移籍が発表されると主力に定着し、今シーズンは37試合11ゴール6アシストの成績を残した。 巨大なポテンシャルを秘めるミンテだが、獲得には移籍金3000万ユーロ(約51億3000万円)前後が必要になる模様。また、エバートンやドルトムント、マルセイユも獲得を狙っていることから、今夏の去就が注目されている。 2024.06.22 18:10 Sat
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元イタリア代表FWベロッティがセリエA昇格コモに移籍か

元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(30)がセスク・ファブレガス監督のコモに移籍するようだ。 かつてトリノのエースとして活躍し、2022年夏にローマ入りのベロッティ。今季もローマでスタートしたが、限定的な起用が続き、今年2月からフィオレンティーナにローン移籍した。 そのローン契約を経て、ひとまずローマに戻るのが既定路線となる30歳のストライカーだが、さらに移籍が見込まれ、最近ではセリエA昇格のコモが獲得に乗り出しているといわれる。 イタリア『スカイ』によると、ベロッティが21日にこのコモ移籍にイエスと返した後、クラブ間でも最終合意に。移籍金400万ユーロ(約6億8000万円)+ボーナスでローマから完全移籍になるという。 イタリア人DFアルベルト・ドッセーナ(25)とサンプドリアのイタリア人GKエミール・アウデーロ(27)の獲得にも動くコモだが、初手として経験豊富なFWを射止めたようだ。 2024.06.23 15:30 Sun

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