「私の胸がぼかされた写真も見た」“パンツ一丁”でピッチに侵入した女性が衝撃の事件を回顧「ガッザは『こんなことしないでくれ』と」

2022.05.10 20:45 Tue
Getty Images
世間に衝撃を与えたピッチ侵入事件の当事者が当時のことを振り返った。1998年12月6日に行われたミドルズブラvsニューカッスルの一戦。この試合途中には、サンタクロースのコスプレを着たヴァネッサ・リチャーズさんと赤いパンツにブーツだけのレイチェル・サドラーがピッチに侵入するという驚きの出来事があった。

2人は、当時ミドルズブラに在籍していた元イングランド代表のスターであるポール・ガスコイン氏をピッチの上で追いかけ、自分の胸を見せつける場面まであった。
当時について、レイチェルさんがイギリス『Teesside Live』のインタビューで回想している。

「私たちはとても若くて、18歳か19歳でした。私は注目を浴びたかったし、多くの宣伝効果があると思ったの」
「当時、私はストリッパーとして働いていたけど、そういう仕事でなければ自信を失っていたと思うわ」

「ヴァネッサが最初に走っていき、私はパニックになったの。驚いたけど『今行かないと二度と行くことはない』と思ったわ」

「私たちの周りにいた人は、私たちの服装を見て『この2人は一体何をしているんだ』と思ったはずよ」

「ピッチに入ろうとして、広告看板の上に転んでしまったの。すべてのカメラがヴァネッサを撮影し、私は後ろ姿しか写っていなかったけど、その後、私の胸がぼかされた写真も見たわ」

「ガッザ(ガスコインの愛称)はただ後ろ向きに走って、手を振って笑いながら『こんなことしないでくれ』と言っていたの。ヴァネッサは彼の背中に飛び乗ろうとして、彼はゴールポストに足をかけて笑いながら、私たちが連れ出されるのを見送っていたわ」

「ピッチに入る前にウイスキーを2杯も飲んだのに本当に寒かったの。ミドルズブラとニューカッスルのダービーマッチで、3万6000人の観客がいたわ」

「コートを着せられて、ピッチの外に連れ出されたの。逮捕されたことは一度もなかったけど、気にならなかったわ。それよりも、この体験がすべてだったの」

「結局、警察署から釈放された後は毛布を持ってサウス・シールズに行き、私が働いていたパブで大規模なパーティをしたわ」

「こんなに注目されるとは思ってもいなかったの。記者から電話がかかってきたり、当時『Sky One』で放送されていた法廷を模した番組『The Guilty Show』に出演することになったり、信じられないようなことだったわ」

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元イングランド代表MFが肝臓移植に成功、日本では「指定難病」の原発性硬化性胆管炎を発症

元イングランド代表MFのキーロン・ダイアー監督(44)が、肝臓移植に成功した。 ダイアー氏は、イングランド代表として33試合に出場。ニューカッスルやウェストハム、QPR、ミドルズブラでもプレー。2013年夏に現役を引退した。 引退後はイプスウィッチ・タウンのU-21チームで監督を務めると、ファーストチームのアシスタントマネージャーに就任。2023年5月にはチェスターフィールドのコーチに就任していた。 そのダイアー氏は、2019年に原発性硬化性胆管炎を発症。日本では「指定難病」となっており、「胆管が狭くなり、胆汁の流れが滞り悪くなるとともに肝臓の働きが悪くなる病気」とされており、肝臓移植手術が必要だとされていた。 ダイアー氏は5日にチェスターフィールドを通じて声明を発表。手術は無事に成功し、退院したことを報告した。 「2019年、私は治療法のない慢性肝疾患である原発性硬化性胆管炎と診断されました。その日以来、私は移植が必要であることを知っていました。3カ月前、私はケンブリッジのアデンブルックス病院に入院しました。2週間前、私が新しい肝臓の移植を受けることになり、速やかに移植を受けるという人生を変える知らせが届きました。今朝、退院しました」 「病院のスタッフに『ありがとう』と言うだけでは不十分だと感じます。彼らは並外れた存在だった。看護師、ポーター、医師、コンサルタントのいずれであっても、私は受けたケアの質に驚かされました。ずっとお世話になりました。感謝の気持ちは言葉では言い表せません。私は彼らを決して忘れません」 「私に与えられた肝臓は、私と同じ年齢の人からのものだと知り、本当に心が張り裂けそうです。他の人の寛大さと優しさによって、私の立場にいる人たちにチャンスが与えられるので、私はそれを最大限に活用するつもりです。自分が置かれている立場に対して感謝の気持ちは限りなくあり、これまでよりも健康になったと感じて退院できることを幸せに感じています」 「非常に困難な時期に並外れたサポートを提供してくれた家族に感謝したいと思います。今後の道には必然的に困難が伴うでしょうが、私はもう戻れないのではないかと心配していた楽観的な見通しを持って家に帰ります」 「奇妙なことに、この間、私にとってサッカーはさらに重要なものになりました。この3カ月間、私は人生のどの時期よりも多くの試合を病院のベッドから観戦しました。定期的に連絡を取り合ってくれた故郷のクラブ、イプスウィッチ・タウン、そして昨シーズンの終わり頃に加入してコーチングスタッフを務めているチェスターフィールドにも感謝したい。特に監督のポール・クックに感謝します。彼は病院からでも私に貢献する能力を与えてくれました。私は選手たちがナショナル・リーグの頂点に上り詰めるまで全試合を観戦してきました」 「いずれコーチングやメディアの仕事に戻ることを楽しみにしていますが、完全回復を目指して努力している現時点では、私自身と家族のプライバシーを尊重していただきますようお願いいたします」 ダイアー氏はプレミアリーグで225試合23ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)では10試合に出場していた。 2023.10.06 19:30 Fri
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